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此れから何しようとか、云いたい事は明日云えとか

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ERIC CLAPTON JAPAN TOUR 2009 2月25日 東京武道館公演 

22日埼玉での「共演」の興奮さめやらぬ中、こりゃぜひ単独公演も、というわけで25日の武道館公演へ行ってきました。
 
clapton_budokan.jpg 
 

僕が会場に入ったのが6時半過ぎでしたか、その時のBGMはザ・フーの「恋のマジック・アイ」。ステージ上ではテクニシャン達による最終チェックが行われています。ブルーのストラトキャスターをちょいちょいと鳴らしながらマイク位置などのチェックをしているのは、おそらく昨年レコードコレクターズ誌にインタビューが掲載されていたギター・テクニシャンのリー・ディクソン氏。その仕草を何となく眺めながらふとステージ周りに目をやると、両脇にはカメラクレーンが設置されています。 そう、25日はWOWOWのシューティングが入る日なのでした。

この図では実際より席数が多めですが

2_25_EC.jpg

今回の席はアリーナB-10ブロックでした


で、7時10分頃でしょうか、流れていたストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」のストップと共に客電が落ち、ステージの上手からクラプトンがぴろぴろ奏でながら登場。同時に各メンバーも定位置へ。ぴろぴろはそのまま「Tell The Truth」のイントロに変わり、いよいよ武道館5日目スタートです。

Live at  Nippon Budokan, 25 February 2009

01. Tell The Truth
02. Key To The Highway
03. Hoochie Coochie Man
04. I Shot The Sheriff
05. Isn't It A Pity
06. Why Does Love Go To Be So Sad

07. Driftin'
08. Travelin' Alone
09. That's Alright
10. Motherless Child
11. Running On Faith

12. Motherless Children
13. Little Queen Of Spades
14. Everything's Gonna Be Alright
15. Wonderful Tonight
16. Layla
17. Cocaine
Encore:
18. Crossroads

<Eric Clapton & His Band>
Eric Clapton - guitar, vocals
Doyle Bramhall II - guitar, vocals
Willie Weeks - bass
Abe Laboriel Jr - drums
Chris Stainton - keyboards
Michelle John - backing vocals
Sharon White - backing vocals

2曲目は間髪入れずの「Key To The Highway」。ドミノス2連発、そしてリフの重厚感がライヴならではの迫力、「Hoochie Coochie Man」へと続きます。

4曲目の「I Shot The Sheriff」は、22日の演奏がとても素晴らしかったので再聴を楽しみにしていた曲です。3日後という短期間に再び生で聴ける喜びをじんわり噛み締めながら、あのギター・ソロを心待ちに。

曲半ばでバンド全体が静かにトーンダウンし、そこからは溜め込んだパワーを徐々に放電していくようなギターソロ。途中から加わるエイブのスネアロールがシンバルを絡める頃にはソロの音数も増え始め、それに合わせてバンドもじわじわ盛り上がっていくという、絶妙なアンサンブル。う~ん。

今回の来日中、連日のセットリストが公表されていく中で、個人的に最も注目していた曲が「Isn't It A Pity」でした。今日は演ってくれるんだろうか?もし演ってくれるとしたら5曲目のココしかない。 半ば祈るような気持ちで出音を待つワタシでしたが、クリス・ステイントンが弾くあのイントロが鳴り出した時はマジで嬉しかったですね~。

淡々と、けど胸に残る美しいメロディラインが印象的なとてもジョージらしい曲。この曲を取り上げたクラプトンの胸中やいかに。とまれ、一音一音丁寧に紡ぐソロ、そのえもいわれぬムードに浸りながらこの一会に感謝。今回は、「I Shot The Sheriff 」とこの「Isn't It A Pity」が個人的ハイライトになりました。

続いてのドミノスナンバー「Why Does Love Go To Be So Sad」にてひと区切り。ここからは全メンバー着席でアコースティック・セットへ。独演「Driftin' 」での2本のスポットライトに照らされて弾き語る姿はもはや神々しく。で、このセットではブルースを中心に計5曲を演奏。もちろんブルースもとても良いんですが、個人的には5曲目に演奏された「Running On Faith」に強い印象が残りました。ECにとっても思い入れがある曲とみえて、結構長い間セットインしているゴスペル風味のコーラスのお二人の活躍が光る佳曲です。

後半は、疾走感のあるツインリードのイントロがセットの変節に相応しい「Motherless Children」。「Little Queen Of Spades」は長尺のブルース。右利き用のギターをそのままサウスポーで使うという、結果アップ・ピッキング中心の弾き方による、独特のひっかかり感というか、タメの効いたドイルのソロが一際印象的に聴こえるスロー・ブルースです。この曲での2人のソロは聴き応えがありました。特にECが後半の転調後にキメるソロは鳥肌モノでしたね。

さて、続いては大阪公演初日でのみ演奏されたリトル・ウォルターの「Everything's Gonna Be Alright」が「Before You Accuse Me」と入れ替わる格好で復活。で、以降は定番中の定番コース。舞い降る雪のような映像の演出を背に「Wonderful Tonight」。「Layla」は後半の部分にコーラスが絡んでこないのが気になりましたが、他の日もそうだったんでしょうか?そしてクラプトンのカウントから「Cocaine」へ。気合入りまくりのソロは本編ラストに相応しい弾きっぷりでした。ココもまた当日のハイライトになりましたね。そして締めのアンコールナンバー「Crossroads」にて大団円。最後は日の丸がはためくビジョンの映像を背に、全員が肩を組み合い、クラプトンはのけぞり気味にご挨拶~。

今回も熟成された曲々をじっくりと味わえた、とても気持ちのよいライヴでした。会場全体がじっくり演奏に耳を傾けようという落ち着いたムードだったこともその大きな要因だったと思います。そして個人的にはぜひ生で聴きたいと思っていた「Isn't It A Pity 」が聴けたのが大きな収穫でした。

あとは往年の代表曲をもっと聴かせてくれたらと、ツアーの途中から急遽参加を決めたようなヤツが言えた義理じゃありませんが、そんな希望もちらりと。そこらへんはまた次回に期待したいと思います(ツアー引退なんて言わんですよね)。

さて、この日のライヴのWOWOW放送ですが、3月15日(日)の午後6時から2時間枠で予定されているようです。自身が会場にいたライヴの放送というのは、また特別な感慨があるものですが、見落としや聴き逃しなど新たな発見が色々とありそうです。当日を楽しみに待ちたいと思います。

clapton_wowow.jpg
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エリック・クラプトン/ジェフ・ベック 共演ライヴ 2日目

2月22日、於さいたまスーパーアリーナ。エリック・クラプトン/ジェフ・ベック 共演ライヴ 2日目


前述の通り、日が近付くにつれ高まる期待と裏腹に不安があったのも事実。 しかしコチラの勝手な思い込み?勘違い?全て杞憂にて終了。結局、ロックの歴史を作り上げてきた二人の巨星の奏でる音はそんな次元では鳴っていなかったというわけで。

で、ベック、クラプトンそれぞれのセットでの物足りなさ(もう終わり?もっと聴かせてくれよ、と感じた以上やはり物足りなかったのだと思います)を一掃してくれた場内総立ちで迎えた第3部。いや正しくは第2部クラプトン・セットのアンコール with ジェフ・ベックという感じでしたが、ラスト「I Want To Take You Higher」でのクライマックス、向かい合ってソロを弾いていた二人が、同じハイポジションでフレーズをキメた時の興奮たるや。ロックを聴いてきて良かった、心底そう感じた瞬間でした。


会場に着いたのはちょうど開演の1時間前、ツェッペリンの「Going To California」(『How The West  Was Won』版)が流れる客入りまばらな場内で自分の席に座り、いよいよのキブンを落ち着かせんと辺りを見渡せばステージの左右上方に大型ビジョン。ということは指さばきも、表情も、アップで拝めるんだとまずは安心。そうそう、もちろん入場前に場外のグッズ売り場にも立ち寄りましたが、ケース入りプログラムセット、とてもソソられていた湯のみは言うに及ばず、ベックのプログラムまで売り切れになっていました。なので、仕方なくクラプトンのそれのみ購入。

第1部、ジェフ・ベックのセットがスタートしたのが5時10分頃。首に巻いた白のショールの上から黒のベストを羽織り、白のパンツに黒のブーツといういでたちで登場。1曲目「The Pump」のイントロの後、ギターが鳴った瞬間にまずはその音の鮮明さにタマげてしまいました。

ライヴの音響の具合は、その日の感動の度合いを大きく左右する大事な部分。ベックの空間を切り裂くようなフレーズや溶け込んでいくようなフレーズ、さらにタル嬢の弾くベースの音も埋もれずにしっかり聴き取ることが出来ます。それにしても彼女は凄かった。どちらかと言うと幼げな外見とは裏腹に、猫背気味に大きく身体を揺すりながら真剣な表情でルートをキメていく姿、音に入り込んで高度な技を繰り出す姿には凄みすら感じました。そして、ヴィニー・カリウタ・ザ・ポリリズム大王。テリー・ボジオにも相当驚きましたが、この人も尋常じゃありません。正しく上半身と下半身が別物と化してます。

とは言いながら、実はセットのほとんどはステージ上の、またはビジョンに映されたベックの神技を注視していました。一音たりとも聞き漏らすまい、見落とすまい。おまけに絶えず首を横に向けての鑑賞を余儀なくされる席だったもんで、ベックのセットが終わった頃には首が痛くてたまらんという羽目に(苦笑)。

I_was_here_2_22.jpg

実のところ、「Stratus」「Led Boots」など、うまく呼吸が合わなかったのか、ギターが入り損ねるようなミス?もありました。しかし、緩急の幅というか、タメを効かせて一気に畳み掛けるスリルと、とことんロマンチックながら超絶技を随所に盛り込む無二の音世界はやはりサスガで、曲が終わって「うぉー」となるまでは息を殺して出音や演奏する姿に集中。そして、場内にはまるで観客全員がそうであるかの様なピリッとした緊張感。というわけで、ある意味極限状態の中で演奏されているのかも知れないと思えば、そりゃミスのひとつやふたつ、という気にもなってきます。

個人的なハイライトとしては、「Angel」でのスライドバーの技が強烈でした。左手の中指にはめていた透明のバーを右手に持ち替え、ピックアップ上の弦を叩いて超高音域メロディを奏でるという超絶ワザ。まるで水を打ったように静まりかえる場内が音で満たされていく、なんとも刺激的な経験をさせてもらいました。

ショートバージョンの「Goodbye Pork Pie Hat 」から「Brush With The Blues」への流れも白眉でしたね。この曲に限ったことじゃありませんが、ボリュームつまみとアームを微妙なタッチで操る神技ぶりと音の強弱のダイナミクスがハンパじゃありません。

タル嬢と御大が一本のベースを連弾する様も見ものでした。ベックが4弦(と時々3弦?)を弾く中、ハイポジション中心に複雑なフレーズをキメていくタル嬢。後半には「Led Boots」のフレーズが飛び出します(ココ初日は「Freeway Jam」だったとか)。 ※訂正:21日と同じく「Freeway Jam」でありました。このへたれ耳が。。

ひとつ間違えばギャグになりかねない、そんな曲をたった4ピースでスケールでかいカバー曲に仕上げた「A Day In The Life」はやはり感動モノ。そして、最後の「Peter Gunn Theme」まで計12曲、約1時間というところでしょうか。最後までなんと一切のMCなしで第一部は終了(初日はメンバーの紹介があったようですが)。



約20分?30分?の休憩をはさんでクラプトンのセットが始まりました。初日と同じアコースティック・セットでのスタート。「コンバンハ!」の一言で、場内が先程とは打って変わり下町風情に(笑)。そして20,000人?の前で独演される「Driftin'」からアンプラグド版「レイラ」。CDで聴くそれよりも幾分チカラを抜いて、ややルーズに歌われます。その後は「Motherless Child 」「Running On Faith」と続き、5曲目の「Tell The Truth」からエレクトリック・セットに。

この度、メデタクも25日の武道館公演に行けることになったので、クラプトンのセットについては端折り気味で(苦笑)。まず、7曲目に演奏された「I Shot The Sheriff」のなんと素晴らしかったことか。こんなにグッとくるヴァージョン過去にあったか?と思える程のバンドアンサンブル(エイブ・ラボリエル・ジュニアのドラムが実にイイ)といよいよ発火したクラプトンのソロ。続いては、僕の前にいた女性が嬉しそうに拍手をしていた「Wonderful Tonight」。クリス・ステイントン入魂のソロが効いている、最後は”コケイン!"でキメる「Cocaine」。そして締めが「Crossroads」。欧州ツアーのブートで聴いていたものより幾分テンポを上げて来たような。

クラプトンですが、ムカシに比べ苦味(渋味か)の増したヴォーカルに衰えは感じられません。というか、むしろ今の方が味わいが増してていい、個人的にはそう感じてます。ギターソロはベックのそれに比べると、定型型中心ですが、こちらも相当に気合の入った弾きっぷりを披露してくれました。


 
”共演”は前述の通り、クラプトン・セットのアンコールにベックが客演という形で行われました。向かって右袖からECバンドの面々、左袖からベックが。このステージ上で二人が並んでいる図はやはりインパクト大。おいおい、笑ってるよ~。何?何話してんの?うえ~ん、たまらん。ただもうそんな感じで(苦笑)。

んで、演奏の方はクラプトンの弾くリフから、ロニー・スコッツ・クラブでも披露されたマディ・ウォーターズのブルース・ナンバー「You Need Love」でスタート。

お次はメドレー。ここで全く知らない曲が飛び出しますが、調べてみたら始めのタメの効いたサーフィン&ホット・ロッド+ブルース風味という(ホントか?)感じにアレンジされていた曲が、エディ・ハリスという黒人のジャズ・プレイヤー(テナー・サックスやクラリネットを演奏)の「Listen Here」という曲だそうで。ちなみに、60年に映画「栄光への脱出」のテーマ曲のジャズ版でヒットを飛ばしたのだそう。そこで、チャート本で確認してみたんですが、それが「Exodus」という曲で61年にビルボードチャート最高位36位を記録していました。そしてこの「Listen Here」は同チャートで68年に45位をマーク。

で、これとメドレーになっているのがレス・マッキャン&エディ・ハリスの「Compared To What」。こちらも70年のスマッシュヒット(最高位85位)。レス・マッキャンという人もジャズ畑の人らしんいですが、子供時代からゴスペルに親しんでいたせいもあってか、ソウルフルでファンキーなテイストを得手とするピアノ・プレイヤーだそうです。とまれ、原曲は一体どんな感じなんだろうと、興味をそそるセレクトでした。後者ではドイルのヴォーカルがいい味を出してましたね。

続いてはクラプトンが昨年の欧州ツアーからレパートリーに加えていたカーティス・メイフィールドのカヴァー「Here But I'm Gone」。まるでスパイスを振り掛けるようにハーモニクスやボリューム奏法を差し込んでいくベック。

4曲目はクリームの「Outside Woman Blues」。2006年の来日公演でもセットインしていましたが、今回はオリジナルに風格をプラスしたような堂々とした佇まい。帰宅後、久しぶりに『BBC Sessions』を聴きましたが、オリジナルのルーズ&へヴィさもイイですよね。で、例のリフはクラプトンとベックのユニゾンで。ベックはアームを叩きながら弾くというまたしても一筋縄でいかない技を効かせます。ここは個人的にかなりのツボでした。初日に演奏されたことを知り、とても楽しみにしていた1曲です。何といってもこの曲を2人のギターで聴けるその贅沢さたるや。

5曲目は再びマディ・ウォーターズのレパートリーでスローなブルース「Little Brown Bird」。「You Need Love」共々、収録が予定されている25日発売のDVDが楽しみです。ここでの二人のギターの応酬もハイライト(全てがそうだったとも言えますが)でした。しかし大半目をつぶって聴き入ってしまったので残念ながら画が浮かんできません(苦笑)。

そして本編最後の曲は個人的にとても好きなシャッフルビートのブルース。曲名は「Wee Wee Baby」。オリジナルが誰だか判らないのですが、63年のジミー・リード作『ザ・ベスト・オブ・ザ・ブルース』に収録されています。

いよいよのラストはスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「I Want To Take You Higher」。この曲のセレクトはやっぱりベックでしょうか?ここではクラプトンも歌わずにギターに専念。で、いよいよクライマックスというところで、向かい合ってソロを弾いていた二人が、同じハイポジションでフレーズをキメた時の興奮たるや。これまでずっとロックを聴いてきて良かった、心底そう感じた至福の瞬間でした。いやはや、もう大興奮。そして、終演後に笑顔で抱き合う二人。ワタシはここでいよいよ涙腺がヤバイことに(苦笑)。

日の丸がはためくビジョンを背に、メンバー全員が肩を組み挨拶。ベック・バンドのメンバーも皆加わります。そういや、ここで御大、タル嬢を思い切りハグってましたね。可愛くてしかたないんだろーなぁ(笑)。まあ、わかるけどね(苦笑)。

時間にして約40分ってところでしょうか。凄いものを見てしまったんだという多幸感に包まれながら、ただもう拍手。そしてYeah!


メンバーの名サポートを受けながら、超絶プレイを連発するベックはしかし、バンドのいちメンバーというより今も変わらず究極のギター・キッズさながらでありました。確かに孤高の、が似合うギタリストです。音楽は多様に変化しつつもイメージはムカシのまま。見た目だけでなく(それとて相当凄いことなんですが)、とにかくギター(とクルマですかね)が大好きでいつも傍らに置いていじっていたからこそ獲得できたであろう超絶テクの数々。一方、自身のブルース解釈を掘り下げ、音楽性を発展させてきたクラプトンは、ギタリストとしてのエゴよりもバンド・サウンドの可能性を追求してきたような印象があります。

いや、そんなにステレオタイプに分けることなど出来るわけがなく、それぞれに共通する部分があるのだとは思うんですが、今回の共演ライヴを見て、個人的に感じたのがある意味鮮やかと言ってもいい程の両者の立ち位置の違いでした。そしてそんなベックが触媒になっての、あの火を噴くようなクラプトンのソロだったのかも、と思うと残りの単独公演でのクラプトンに対する関心がまた一段と強まります。

それにしてもこんなにワクワクしたライヴはそうめったにあるもんじゃありません。ああ、日本人で良かった!

【Eric Clapton & Jeff Beck】
Live at Saitama Super Arena, 22 February 2009

<Jeff Beck>
01. The Pump
02. You Never Know
03. Cause We've Ended As Lovers
04. Stratus
05. Angel
06. Led Boots
07. Goodbye Pork Pie Hat / Brush WIth The Blues
08. Bass Solo by Tal Wilkenfeld with Jeff Beck (incl. "Led Boots")
09. A Day In The Life
10. Where Were You
11. Big Block
12. Peter Gunn Theme

Jeff Beck - guitar
Tal Wilkenfeld - bass
Vinnie Colaiuta - drums
David Sancious - keyboards

<Eric Clapton & His Band>
01. Driftin'
02. Layla (acoustic version )
03. Motherless Child
04. Running On Faith
05. Tell The Truth
06. Key To The Highway
07. I Shot The Sheriff
08. Wonderful Tonight
09. Cocaine
10. Crossroads

Eric Clapton - guitar, vocals
Doyle Bramhall II - guitar, vocals
Willie Weeks - bass
Abe Laboriel Jr - drums
Chris Stainton - keyboards
Michelle John - backing vocals
Sharon White - backing vocals

<Eric Clapton & His Band with Jeff Beck >
01. You Need Love
02. Listen Here / Compared To What
03. Here But I'm Gone
04. Outside Woman Blues
05. Little Brown Bird
06. Wee Wee Baby

Encore:
07. I Want To Take You Higher

夢の時間
after_the_show.jpg
そして夢のあと

西方徘徊 009:JEFF BECK 『Boogie Night(2009 Tokyo 2nd Night)』 2/7東京国際フォーラム公演

いよいよ競演コンサートの1日目がスタートしました。

とにかく大きな期待を寄せています。自分としては、ここまで期待出来るコンサートがあるということにシアワセを感じつつ、がしかし、期待すればするほど、一方で不安を感じていることも事実でして。

まず、3部構成というヘタをすればどれも中途半端なものに成りかねないという危うさ。2、3曲ならともかく、限られた時間の中でのリハーサルで、セットとしてどれほどの密度の高い内容のものが出来るのか、とか。ひょっとしてジョイントは1時間にも満たないものになるんじゃないか、とか。

とまれ、さいたまスーパーアリーナの今の空気は一体どっちでしょうか?

今回はクラプトン/ベック関係ブートネタの仮締め?として、東京公演2日目、2月7日の東京国際フォーラムでのジェフ・ベック公演を収録したブートを入手したので紹介してみたいと思います。CD-R仕様では既にいくつかのレーベルが名乗りを上げていましたが、本タイトルはプレス盤によるリリースです。

この日は初日に演奏された「Snake Oil」が落ち、替わりに「Space Boogie」がセットイン。このブートのタイトルはそこから来ているんでしょうね。

boogie_night.jpg

Live at International Forum, Tokyo, Japan on 7th February 2009

01. Beck's Bolero
02. The Pump
03. Eternity's Breath
04. You Never Know
05. 'Cause We've Ended As Lovers
06. Behind The Veil
07. Blast From The East
08. Stratus
09. Angel
10. Vinnie Colaiuta Drum Solo
11. Led Boots
12. Nadia
13. Space Boogie
14. Goodbye Pork Pie Hat
15. Brush With The Blues
16. Blue Wind
17. A Day In The Life
18. Band Introduction
Encore:
19. Where Were You
20. Scottish One
21. Big Block

Jeff Beck - guitar
Tal Wilkenfeld - bass
Vinnie Colaiuta - drums
David Sancious - keyboards

良席にテーパー(録音者)を仕込んでデジタル録音。そこからはとにかく機動力総動員のスピード勝負。何やら刹那な感じが漂いますが、いつもならそうであるところを、本タイトルでは時間を掛けて(それでも十分早いよ)あえてプレス盤で仕上げてくれました。今やダウンロードが主流のアンダーグラウンド音源の世界ですから、こんな風にモノとしての付加価値を上げてもらわないと購買意欲が湧いてきません。ただ、このアートワークはどうなんだろう?(苦笑)。

さて音の方ですが、やや距離を感じさせるものの、各パートのバランスが良いので音量を上げても破綻なく楽しめます。リミッターの存在を感じさせないというか、かなりダイナミックレンジの広い音という感じ。これもデジタルの恩恵なんでしょうか。とにかく音質は一言で言うと「とても良い」です。

当日の演奏時間はトータル80分強だったそうですが、それを1枚のディスクに収めるためにアンコール待ちの部分を編集してあるとのこと。ちなみにタル嬢がベースソロを披露したという同時発売の6日分は時間の都合上2枚組仕様でリリースされていましたね(『Believe It』というタイトルでした)。

boogie_night_bk.jpg
 『Boogie Night(2009 Tokyo 2nd Night)』
XAVEL SMS(Silver Masterpiece Series) -002 
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス1CD

クラプトンとベック最古の?共演音源 『Guildford 1980』

「哀しみの~は過去にも演ってるからな、あえてまたは演らんでしょ」

とか、

「スキャッターブレイン演るかぁ?もし演ったら昼飯(セコイ)おごるって」

とか、

「シークレット・ポリスマンの時みたいにFurther On~また演ってくんないかな。あれはカッコイイよな 」

ひょっとしたら、あちらこちらでこんなやり取りがされているのではないかと想像する訳ですが、あ、ワタシは2番目と3番目に一票ずつ。

日付変わり、いよいよ明日に迫りましたね、夢の共演。

さて今回は、現存するクラプトンとベックの共演音源としては最も古いと言われている、1980年5月18日に英国サリーにあるギルドフォード・シビック・センターで行われたクラプトン公演にベックが飛び入り参加した時の音源を収録したブツを取り上げてみたいと思います。

guildford_1980.jpg
『ERIC CLAPTON versus JEFF BECK ・ GUILDFORD 1980』
ZEUS Z 2015001/2
ステレオ・オーディエンス音源使用 プレス2CD

Guildford Civic Hall, Guildford, Surrey, England on May 18, 1980
Disc 1
01. Tulsa Time
02. Early In The Morning
03. Lay Down Sally
04. Wonderful Time
05. Country Boy
06. Hold On
07. Blues POwer
08. Double Trouble
09. Setting Me Up
10. Thunder And Lightning
11. If I Don't Be There Be Morning

Disc 2
01. Ramblin' On My Mind / Have You Ever Loved A Woman (with Jeff Beck)
02. Home Lovin'
03. After Midnight
04. Cocaine
05. Further On Up The Road
06. Long Tall Sally ( with Chas and Dave)
07. Lawdy MIss Cloudy ( with Chas and Dave)

Eric Clapton - guitar, vocals
Albert Lee - guitar, vocals (lead vocals on "Country Boy" and "Setting Me Up")
Dave Makee - bass
Henry Spinetti - drums
Chris Stainton - keyboards
Gary Brooker - keybords, vocals

4度目の来日公演(武道館公演がライヴ盤『Just One Night』として公式リリース)から5ヵ月後の演奏です。

ちなみに、この日の1曲目は「Roll Over Beethoven」でしたが、ここには残念ながら未収録。そして、その「Roll Over Beethoven」とアンコールの2曲にゲスト参加しているのがチャス&デイヴ。この時ECバンドのメンバーだったアルバート・リーとかつてHeads Hands & Feetなるバンドを組んでいたチャス・ホッジスがデイヴ・ピーコックと結成したグループですね。

そしてもう一方のゲスト、ジェフ・ベックが飛び入り参加したのが、ディスク2の1曲目「Ramblin' On My Mind / Have You Ever Loved A Woman」。

オブリにもソロにもトリッキーなフレーズや音色、さらに独特なスタッカートを効かせたベック流ブルースの節回しをここでも聴くことが出来ます。で、一方のクラプトンはと言うと、きっちり王道ブルースといった感じでキメてますね。この対極とは言わんですが、異なる個性の二人が眼前で遂にあいまみえる訳ですね。

音質ですが、ステレオとは言うものの音像が小さいので、かなりモノラル寄りのそれといった感じです。それでも各パートのバランスが良く録れているので、かなり聴きやすい部類だと思いますね。惜しむらくは1曲目の未収録と、テープの残量を気にしていたのだと思いますが、曲間にカットがあることでしょうか。プレス盤としてはすでに廃盤になっていたと思いますが、今回の共演ライヴが決定した後、CD-R仕様で再発されたようです。

guildford_1980_bk.jpg

ちなみにこの日の音源は、Taranturaの10CD Box にも収録されているようですが、やはりソチラはセットリスト完全収録で更に音も良かったりするんでしょうか?(羨)

最後に、いつ観てもシビれる、特にベックの個性が光る(アクションもキマってる)「Further On Up The Road」。1981年の「The Secret Policeman's Other Ball "Music"」より

なるか?11年ぶりの共演:Jeff Beck Bootleg 『The Steakhouse Sessions』

まずは13日付のasahi.comに掲載されていたジェフ・ベックのインタビューから。

「みんなの期待通りにはいかないだろう。びっくりするようなこともあるはず。実は僕もドキドキしているんだ」

いざ無事に行けそうだとなると、やはり初日を押さえるべきだったかと後悔し始めたりする自分です。今回ばかりはあれこれ知らずに行くのが最良の楽しみ方だと思うんですよね。じゃあ、その手の情報をシャットアウトしとけばいいじゃん、とは思うんですが、それはそれで何だか癪だし。うぅむ。。

それにしても一体どんなネタが用意されているのか。例えば、二人でアコギ弾くなんてのは普通にありそうですけどね。

さて。

今回は2002年頃に出たべックのブートの中にタイムリーと言えそうなネタがあったので、それを取り上げてみたいと思います。

steakhouse_sessions.jpg
 
1998年に一旦完成していながら、本人のお気に召さずボツになってしまったという作品。BBAの2ndに次ぐ、いわゆるべックまぼろし系のアルバムですが、この作品のプロデュースを担当していたのがスティーヴ・ルカサー。何でも事前の断りなしにいきなりボツられてしまったとかで、いくらなんでもそりゃあんまりだ(苦笑)。

で、このブートはそのルカサー・プロデュース作のセッション音源、音はいかにもラフミックス風ですが、演奏の方はかなり完成形に近いのでは?という4曲を看板ネタとして収録しています。

ちなみにメンバーは、ベース:ピノ・パラディ−ノ、キーボード:トニー・ハイマス、パーカッション:レニー・カストロ、でもってドラムスがエイブ・ラボリエル・ジュニア。そう、現在ECバンドのメンバーとして来日中のドラマーです。

"The Steakhouse Sessions in LA 1997-1998 : Produced by Steve Lukather"
01. T-Boned
02. Hurricane
03. Rump-Roasted
04. Prime-Ribbed

”Steakhouse”というのは、ノースハリウッドにあるルカサー自前のスタジオの名前だそうで、上記の4曲はここで録音されたものなんだそうです。いくら仮題とはいえ02を除く3曲がスタジオ名にちなみステーキ絡みのタイトルになっているのが可笑しい。

01はこれぞベック節というフレーズやトーン満載のミディアム・テンポの曲で、すでにギターのオーバーダビングもされており、4曲の中では最も完成度が高いです。

02はエスニックな風味を効かせたこれまたミディアム・テンポのナンバー。独特な曲調ですが、それを独自の世界にすぐさま引き寄せてしまうベックの表現力たるや、やはりサスガです。作曲はKeyのトニー・ハイマスで、1995年にサンタナと行ったUSツアーの際にすでに新曲として演奏されていました。

03は、リードを乗せる前のオケのような感じで、際立ったところは特に無いんですが、これぞフレットレス・ベース、という特有の揺らぐトーンがいい味を出しています。

ボリューム奏法から始まる04もエスノ+ブルースという感じのスローな曲で、どちらかと言うと地味目ですが、ギターは多彩なフレーズを連発していて、個人的には『Red』期のクリムゾンを連想した(「Fallen Angel」かな)アルペジオのパートにハッとさせられました。けどやっぱり地味だなぁ。

で、これをボツにしたベックは99年に『Who Else!』を出すわけですが、それとの違いの大きさが自ずと今作ボツの理由を物語っているような気も。

さて肝心のドラムスですが、この一打入魂というか、へヴィながら、同時にしなやかさを感じさせるドラミングは、クラプトンのブートで聴き馴染んだエイブ・ラボリエル・ジュニアならではの技という気がします。

となると、今回の共演ライヴにあたっての関心事のひとつが、果たして11年(12年?)ぶりにエイブの叩き出すビートにベックが絡むことはあるのだろうか?ということになる訳ですが、はてさて。



一応他のトラックについても触れておきたいと思います。簡単な注釈を付けてみましたが、事実誤認などありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。知らずに過ごしていたことは思いのほか多い、ブログ初めて以来ますますそう実感する日々だったりするので。

"Mood Swings / Moodfood 1992"
05. Skinthieves
オフィシャルでもリリースされている曲で(海外盤のみ)、16ビートの打ち込み音の上を駆け巡るベックのギターはカッコイイものの、曲そのものはどうってことないです(苦笑)。

"Live at Paradiso, Amsterdam, Holland July 7, 1998"
06. Amsterdam Nights 
※7月7日から8月5日まで行われたヨーロッパ・ツアーの初日、アムステルダムでのみ演奏されたという曲。ステレオ・オーディエンス音源での収録。

"Live at Idroscalo, Milano, Italy July 15, 1998"
07. Sending Sweets
08. Manic Depression ※ジミ・ヘンドリックスのカヴァー
09. Orbit ※02「Hurricane」と同じ曲。
06と同じヨーロッパ・ツアーからのライヴ(但し、モノラル・オーディエンス音源での収録)
以上、06から09までのサポートメンバーは
Jennifer Batten : guitar
Randy Hope-Taylor : bass
Steve Alexander : drums

"Unreleased recording from 1985" ※『Flash』レコーディング時のアウトテイク集
10. Funk On The Nail
11. Jeff's Anthem ※炎のランナー「Eric's Theme」のジェフ流カヴァー
12. No Filet Mignon, Just Greens
13. Escape

"Long Beach Grand Prix April 18, 1999" ※オープニング・セレモニーでの演奏(オーディエンス音源)。
14. Star Spangled Banner ※with Jennifer Batten (guitar)

"Electric Ladyland Studio Sessions" ※1986年の音源 思い付くままに演奏、という感じのジャム・セッション。
15. Rehearsal#1
16. Rehearsal#2
17. Rehearsal#3 ※with Simon Phillips (drums), Doug Wimbish (bass)

steakhouse_sessions_bk.jpg
『The Steakhouse Sessions』
Masterport-130 1CD-R

では、後に痛恨のルカサー、1986年にベックと軽井沢でランデブーの図。「Freeway Jam」

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たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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