fc2ブログ
Home All Log in RSS

冷却システムはオプション

ザ・フーDVD 『マキシマム R&Bライヴ』

15年前1994年の夏、結成30周年スペシャルと銘打ちリリースされたCD4枚組の箱モノ『ザ・フー・ボックス』とVHSとレーザーディスクで出た『マキシマム・R&B・ライヴ~ザ・フー・ライヴ・ベスト』。特に後者はわざわざ”ライヴ”と冠しているだけあって、新旧インタビューを織り交ぜながら、メインはしっかりライヴ映像でバンドの歴史を追うという優れモノでした(ほとんどの曲が完奏される点も素晴らしかった)。なので長らく国内版DVD化が待たれていた訳ですが(海外版は2001年にリリース済み)、4月22日ようやくリリースの運びに。

が、これまでに幾度となく観てきた作品ということもあり、発売日に購入したもののそのまま放ったらかし。で、昨日ようやく鑑賞の運びに(苦笑)。とは言うもののキース存命期まで観たところで残りは次回、にしちゃったんですが。

がそれでも、見始めて30分もすると気になるブブンが出てきたりして。なので、今回はこのあたりのことをVHS版と見比べながら書き散らかしてみたいと思います。

まずは収録曲をば。

maximum_RB_DVD.jpg
『マキシマム R&Bライヴ』
ユニバーサル インターナショナル UIBY 1052/3 2枚組
ボーナス・ディスク:ロックパラスト・コンサート(ドイツ、1981年3月28日)
ディスク1:ドルビー・デジタル5.1chサラウンド音声収録
ディスク2:DTS5.1chサラウンド、ドルビー・デジタル5.1chサラウンド音声収録

Disc 1
エニウェイ・エニハウ・エニホエア
 リッチモンド・ジャズ&ブルース・フェスティヴァル 1965.8.6

ソー・サッド・アバウト・アス
 マーキー・クラブ 1967.3.2

クイック・ワン
 モンタレー・ポップ・フェスティヴァル 1967.6.18

ハッピー・ジャック
アイ・キャント・エクスプレイン
 ロンドン・コロシアム 1969.12.14

ヤングマン・ブルース
アイ・ドント・イーヴン・ノウ・マイセルフ
 ワイト島フェスティヴァル 1970.8.29

マイ・ジェネレーション
 ”ポップガーラ”、ハーグ、オランダ 1973.3.10

恋のピンチ・ヒッター
溺れる僕
ベル・ボーイ
マイ・ジェネレーション・ブルース
 チャールトン・アスレチック・フットボール・クラブ 1974.5.18

ドリーミング・フロム・ザ・ウェイスト
 リッチフィールド・コロシアム、クリーヴランド 1975.12.9

ババ・オライリィ
 キルバーン 1977.12.15

シスター・ディスコ
フー・アー・ユー
 シェパートン・スタジオ 1979

5時15分
マイ・ワイフ
ミュージック・マスト・チェンジ
ピンボールの魔術師
 インターナショナル・アンフィシアター、シカゴ 1979.12.8

ビハインド・ブルー・アイズ
 カンボジア難民救済コンサート 1979.12.28

愛の支配
無法の世界
 シェイ・スタジアム 1982.10.13

ボリスのくも野郎
恋のマジック・アイ
シー・ミー・フィール・ミー
 ジャイアンツ・スタジアム、ニュージャージー 1989.7.2

※が追加されたボーナス映像ですが、3曲中2曲は『ザ・フー~アメイジング・ジャーニー デラックス・エディション』のボーナスディスクとして国内版としても既にリリース済みの映像なんですよね。残る1曲はオフィシャル初出ではあるものの、正直に言ってしまうと、何故キースがいた絶頂期の映像を持ってこれなかったのか、と個人的には物足りなさを拭えないソースのチョイスになっています。

でもってまずは書いとかなきゃいけないのが、追加は確かにあるけれど、実はオミットもあるという点。
  • 1970年7月7日、マサチューセッツ州タングルウッドのミュージック・シェドで収録された映像が丸々欠落。カットされたのはオープニングからの3曲「Heaven And Hell」「I Can't Explain」と”間もなく発表されるLPからの新曲”と紹介される(実際には収録されず、アルバムもすぐにはリリースされなかった)「Water」
ビートレッグ誌7月号のレビューにもある通り、この日の映像があのビル・グラハム・プロダクション所有のものというのはよく知られている話で(ちなみに旧版でのこのパートはビル本人がメンバーを紹介するシーンからスタートします)、今回この映像がカットされたのにはこのあたりの事情が絡んでいると見るのが自然じゃないでしょうか。ということは、将来オフィシャル作品としてリリースされる可能性が無いとは言い切れないですよね?ふむ、期待して待つとしましょう。完全収録ではありませんがこの日の演奏の大部分を収録したブートDVD(とCD)を後日別稿で取り上げてみたいと思っています。

  • チャプタ9の「My Generation」のテロップが”1972年8月アムステルダム”で未修正のまま
  • 73年11月20日サンフランシスコのカウ・パレスでの演奏中、キースが失神した事件の映像が差し替え&カット
これもビートレッグ誌のレヴューで言及されていますが、具合の悪そうな表情や、実際にぶっ倒れて担ぎ出されるシーンは全て他の映像に差し替えられています。また、ピートが観客に”ドラムを叩ける奴は?”と参加を募る様子や、実際にドラムスローンに座り演奏を始めるスコット・ハルピン君の姿もカット。バンド史上、稀な展開となったこの時の様子は明らかにVHS(とレーザー)版に見応えがあります(実はこの映像もビル・グラハム・プロダクション所有)。この日の演奏を収録したブートDVD(とCD)も後日取り上げてみたいと思います。

さて他にも色々あるんじゃないかと思いますが、取りあえずザッと観た程度なので、それについてはまた気付いた時にでも。ちなみに字幕については新装版の方が実際の言い回しにより近い印象を受けました。

あえて言うまでもなく、今作に収録されている各会場の映像には全て”他の曲のそれ”が存在します。中にはショーを全編完全収録しているものもあったりして。いずれ近い将来にまた(公式には)初出となる映像をリリースしてくれる事を期待しつつ、ホント心からお待ち申し上げておりますよ~。

最後に動画を2つ貼っておきますね。まずは1970年7月7日の「Water」



そして73年11月20日の「無法の世界」。全く叩けていないキースは曲の途中でドラムセットから姿を消してしまいます。がそんな状況でも勢いで演奏を成立させてしまうという、当時のザ・フーの凄さを図らずも証明する結果に。



ところで余談ですけど、今回のケースってディスク留め辛くないですか?おかげで外周部分に目立つキズ付けちゃいましたよ(苦笑)。
スポンサーサイト



Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

Calender
05 | 2009/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
Categories
Recent Entries
Comments + Trackback
Comments<>+-
Trackback <> + -
Archives
Links
from December 22, 2009
Access Ranking
[Genre] 音楽
400
see ranking>>

[Sub-Genre] ロック
48
see ranking>>
Search