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西方徘徊 044:SIMON & GARFUNKEL 『Eastbound』 1982年大阪球場

終わっちゃいましたね、サイモン&ガーファンクル(以下S&G)16年振りの来日公演(ハナシが古い)。

僕が洋楽をそれと意識して聴くようになったのが小学6年生の頃。母親のすすめで聴いたカーペンターズをきっかけに、その後まず夢中になったのがビートルズとサイモン&ガーファンクルでした。初めて買ったシングル盤も彼らの4曲入り33回転EPだったと記憶しています(「明日に架ける橋」「アメリカ」「コンドルは飛んでいく」「ボクサー」の4曲だったかしらん)。

そんな出会い方をしたS&Gですが、実はナマの彼らは未体験。いわゆる"ROCKな"バンドやアーティストならライヴ参戦も醍醐味のひとつですが、僕にとってのS&Gとは例えば部屋で夜ひとりしみじみと聴くもの(そんな曲ばかりじゃないですが)というか、時代の空気や心象風景をも取り込んだような独特な質感の音、あっさりしている様で実はかなり練り込まれているサウンドプロダクション、例えば楽器の音色やアレンジの妙といったものはレコードで聴いてこそ深い滋味をもたらしてくれる、というメンドウな思い込みがありまして。だからライヴ用のアレンジで化粧された曲をすすんで聴く気にはイマイチなれないというか。

そんな思いを更に強めたのが実はあの81年9月19日の『セントラル・パーク・コンサート』の映像だったりします。50万人以上もの人が集まったという歴史的なコンサートで、もちろん2人が再びステージに立ってくれたという事実はとても嬉しい。初めて観た時は歌がどうの以前に二人が顔を見合わせた時の表情とか所作とか雰囲気とか、まずはそんなところに気を取られていたことを思い出しますが、音の方はスタジオ版とは切り離して聴くべしというか、あるべきところに無いハミングとか、大仰なギターソロとか、ジャズ風に崩したピアノとか・・・。何だかシャラクサイすね(苦笑)。


concert_in_central_park.jpg
セントラルパーク・コンサート
Sony Music Japan SIBP 128
DVD字幕で対訳を表示する「うた字幕」付 歌詞・対訳付 5.1chサラウンド音声収録
APPROX.86min


が同じライヴと言えども、例えばそれが弾き語りでとなると話は別で、まるでパーソナルな関係性をこちらに求めてくるような”生身な音”に最も適したスタイルなんじゃないか、そんなことを改めて実感させてくれたのが先月国内版が出た『ライヴ1969』と2007年の暮れにリリースされた『ライヴ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967』です。前者ではバンドの演奏をバックに歌う曲もありますが、レコーディング時のメンバーのサポートゆえアルバムの音と地続き感があるし、まして全編弾き語りで展開される後者についてはもう言わずもがな、という感じ。

とそんなことを言ってるくせに、今回取り上げるのが82年の初来日ツアーからの流出音源、5月8日大阪球場での2日目公演を収録したブツなのは何でだ?(苦笑)。コレ5月下旬にLHから出たタイトルですが、『セントラル・パーク・コンサート』から約7ヶ月後の演奏なんですよね。なのでメンバーも各曲のアレンジも大きな変更は為されていません。

eastbound01.jpg
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たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
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