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冷却システムはオプション(只今リハビリ中)

此れから何しようとか、云いたい事は明日云えとか

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BAD COMPANY 『Little Miss Fortune』 1975年3月3日 武道館

今回は現在のところ最初で最後、それも武道館一回こっきりだったというバッド・カンパニー初来日の演奏を収録したブートを取り上げてみたいと思います。録音日は1975年3月3日。僕自身このブートを聴くのは数年ぶりですが、これまで取り上げた3つの音源と比べると音質は大きく劣るものの、内容的にはこれが最高。デビューした時点ですでに完成されていたグループだけに、この音源が録音された75年は絶頂期とも言える訳で。そんな脂の乗った時期の彼らを目撃出来た人たちがただもう羨ましいったら。

little_miss_fortune.jpg

 この日演奏されたのは全部で14曲。ファーストから6曲、セカンドからは4曲という構成だったため、僕はてっきりセカンド『Straight Shooter』発売後の来日と思い込んでましたが、どうやらリリース前の来日だったようですね。てことはこの日のライヴは未発表曲でスタートした訳で、それを意識して聴けば全体的にファーストの曲への客の反応が大きく感じられる理由が分かろうというもの(1曲目だった「Deal With The Preacher」それ自体はオープニングにぴったりな曲調ですけどね)。

それ以外にはシングル3枚のB面曲(「Easy On My Soul」はフリー期のアルバム『Heartbreaker』収録曲のリメイク)とフリー時代の「The Stealer」という曲布陣ですが、シンコペーションを効かせた王道的ハードロックから始まり、ファンク臭漂うヘヴィなナンバーあり、軽快なシャッフル・ビートあり、牧歌的ムードを醸し出すミディアム・バラードあり、トラディショナル風味の弾き語りあり、といった具合にリズムやムードのバリエーションがとても豊富だったことに改めて気付かされます。それだけに後半ノリノリで攻める「Movin' On」以降の畳み掛けが実に効果的。先のデビュー前の音源と比べるとライヴの流れ自体も進化していることが分かります。
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西方徘徊 055:BAD COMPANY 『Newcastle 1974』 1974年3月8日 英ニューキャッスル

今回は先日のバドカンのおまけを貰う時に買ったバドカン。

先月の再結成音源から時を遡ること35年。1974年3月8日、英ニューキャッスル公演をステレオ・サウンドボード録音で収録。2003年頃、CD-R仕様で一度世に出た音源(タイトルは同じ『Newcastle 1974』)ですが、今回プレス仕様での再発と相成りました。

newcastle_1974.jpg

 
1974年といえば彼らのデビューの年。が、ここで聴けるのはどうやらデビュー前の演奏らしい。

1曲目、デビュー・シングル「Can't Get Enough」B面曲(アルバム未収録)の「Little Miss Fortune」がカットインでの収録になっている以外は然したる問題も無く、個人的にはボトムの効きが弱いやや腰高な感じを受けますが、分離の良さやクリアさはさすがライン録音。各パートのバランスも良好です。

もれなく付いてくるボーナスディスク(1CD-R)には、1999年7月にオハイオ州クリーヴランドで行われた”Rock And Roll Hall Of Fame”での再結成アコースティック・ライブが74年ソース同様、高音質なステレオ・ライン録音で収録されています。冒頭が観客へのインタビューになっていることから放送音源ではないかと思いますが、各パートのバランスがよく、45分強と比較的短い内容ながらもなかなかの聴き応えです。

unplugged_company.jpg  

西方徘徊 054:JEFF BECK 『Royal Albert Hall 2009』 2009年7月4日ロンドン

今年7月4日に行われたジェフ・ベックの英国ツアー最終公演、於ロイヤル・アルバート・ホール in ロンドン。この日の音源は元ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアとの共演が聴けるとあって、せひともブツとして手元に置いておきたかったんですが出るのはどれもCD-R仕様ばかり。それを横目にどこぞかがプレスで出してくれないものだろうか?との望みを先日BFが叶えてくれました。


店頭の手書きPOPにはネット落としではない云々とあったのでどうやら独自のルートから入手したソースのようです。メンバーがステージに登場する直前からの収録になっていて、ミドル部分のリズムを変えてきた1曲目「Beck's Bolero」から「Where Were You」の演奏後、思わず頷いてしまう一人の男性客が叫ぶ”Beautiful!”からベックのMCまで正しく完全収録。近頃のAUDソースはノイズもカットも無く安心して聴けるものが多いですが、これもそんな仕上がりになってますね。

音の方はホールの残響が目立つものの決してイヤな感じではありません。ギターの音もよく聞こえているし、リズム隊の迫力もナカナカ(キーボードがややオフ気味ですかね)。気になる低域の歪みはちょいとアヤシイところがあったりしますがまあOKでしょう。

ところが、終盤のギルモアとのジョイント部分がミョーなことになっていて、左CHのギルモアのギターが、まるでイヤーモニターかサウンドボードソースのようなバキバキにコントラストが効いた音になっているんですね(店頭のPOPにはミックス音源とは書かれていなかったと思います)。おまけに入力レベルが一人だけやけに高いので、そこが不自然(ヘッドホンで聴くと余計そう感じます)。

ところでその「Jerusalem」はWikipediaによれば ”18世紀イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの長詩「ミルトン」(Milton)の序詩に、同国の作曲家サー・カールズ・ビューバード・パリーが1916年に曲をつけた合唱曲” なんだそうで。僕なんぞはついEL&P版(「聖地エルサレム」)を連想してしまうんですが、この曲でのベックのプレイはそれはもう見事なもので(一方のギルモアはおそらくリハ不足のせいだと思いますが、ちと怪しめ。それでも ”ザ・フロイド” な音は十分魅力的ですが)、近年クローズアップされてきた ”ロマンチックなベック” 全開といった感じ。それだけにギルモアとの音量バランスの悪さが惜しいのですが、この曲が目当てでプレスに拘らないのなら他レーベルのタイトルをチェックされた方が良いかも知れません。※例のMP3Tubeは曲時間が長いので2分割にしてあります。

2曲目の「Hi Ho Silver Lining」ではスティーヴ・ウィンウッド、アンディ・フェアウェザーロウらとの共演となった、この日と同じロイヤル・アルバート・ホールで1983年に開催されたARMS Concertでのバージョンを思い出しますが、この日のベックはリード・ヴォーカルをギルモアとシェア(1コーラス目:ギルモア、2コーラス目:ベック)、そこへイメルダさんがコーラスとして華を添えるといった具合ですが、いかんせんこの音源では残響派?のベック以下4名 vs バキバキ一人大音量のギルモアという構図になっているため歌がよく聴き取れません。

で、そのイメルダさん。不覚にも今回初めてこの人の歌を聴いたんですが、良い意味でのたゆたうような歌声が印象的ですね。ロカビリー界のシンガーらしいのでこれがこの人にとってどんな位置付けの曲なのか分かりませんが、ともあれ、以前共演したイモージェン・ヒープといい、この人といい、ベックの女性ヴォーカルへの好みが窺えるようではあります。ちなみに9月21日にはロンドンのO2にてベックとイメルダ・メイ・バンドとのジョイントライヴがあるもよう。

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【CD】CHEAP TRICK 『Sgt. Pepper Live』

コレ一体どんな音になっているんだろうか?

店頭で一度手に取ったら棚へ戻せなくなってしまいました。何の予備知識もなく出くわしたリリースされたばかりのチープ・トリックのビートルズ・カバー作。ライヴというところにそそられましたが、何とこれ2007年の録音なんですね。またもやアンテナ感度の弱衰を痛感する今日この頃です。

タイトルは『Sgt. Pepper Live』。本作は『サージェント・ペパーズ~』のリリース40周年を記念し、2007年8月にロサンジェルスのHollywood Ballにて行なわれたスペシャル・コンサートの模様を収めたもの。当日はゲストにHollywood Ball Orchestra、エイミー・マン、ジョーン・オズボーンらを招き、『サージェント・ペパーズ~』楽曲の完全再現に挑んでいます。
 
DVDおよびCD作品には当日の模様をタップリと収録。DVDにはボーナス映像としてバンド・メンバーのインタビューやメイキング映像なども収録される予定です。発売は米Big3 Recordsより8月25日。チープ・トリック好き、ビートルズ好きならぜひお手元に!
 
なお、彼らは9月にも同趣旨のコンサートをラスベガスで行なう予定です。

~CD Journalより~

※「Hollywood Ball Orchestra」はNew York Philharmonic Orchestra、または「Within You Without You」に参加しているIndian Sitar Bandの間違いと思われます。また、エイミー・マンの参加は本CDでは確認出来ません。

チープ・トリックで思い出すのが、高校入学と同時に級友と組んだバンド。パープル、ツェッペリンと続く当時のアマチュアバンドの王道を行くテク重視型コピー遍歴?の果てに出会ったのが彼らでした。いやそれ以前にアルバム単位で聴き馴染んではいたものの、その当時はバンドで演奏するタイプの音楽とはならなかったんでしょうね。それが何をきっかけに演奏し始めたのか。ともあれ、6弦全てを叩き付けるように鳴らすコードストロークの開放感。卓越したメロディセンスに性急さや荒々しさを加えたバンドサウンドの心地よさ。今もこのグループの真骨頂はそこにあると思っていますが、完全コピーを目指すといった気負いやミス御法度な緊張感とは違うシンプルに演奏の楽しさを味わうヨロコビを教えてくれたのが彼らだったと思います。が、コピーを初めてすぐにメンバー皆が揃って舌を巻いたのがイアン・ギランやロバート・プラントなどと同様、いや技量においては一枚上手とも言えるロビン・ザンダーのシンガーとしてのレベルの高さでした(いつもヴォーカルで悩む高校生バンドのさだめかな)。

ところで彼らのビートルズ・カバーといえばライヴ・テイクでの収録だった「Daytripper」(2本のギターとベースを重ねていくイントロがグッド)と「Magical Mystery Tour」の2曲がありますが、どちらも(特に前者)ドライヴ感バツグンの出来で実にカッコ良かったんですよね。なので店の棚の中にコレを見つけた時は少なからず色めき立ちましたよ。けど、相手はなんてったってあの音の万華鏡あるいは一大音絵巻の最高峰。

コレ一体どんな音になっているんだろうか?

sgt_pepper_live.jpg
『Sgt. Pepper Live』
Big3 Records 2009 海外盤デジパック仕様

イントロダクションなどのMCもなく、”Thanks You!”の声に続くハイハット・シンバルのカウントからやおらスタートする「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」。ポールのソロライヴでも使われるあのSEは流れませんが、オリジナルの音色や旋律に近似なオーケストラによる演奏に乗る本家以上にハードにドライヴするギター。ノッケから彼ららしさを感じさせてくれますが、いつになく?マメにトーンを変化させていくギターの音はリックによるものなのか、それともサポートのビル・ロイドによるものなのか。さらに印象的なのが、”七色の声を持つ男”と称されたロビン・ザンダーの声色のバリエーション。リンゴのあの独特な声のクセを微妙に含ませながらの2曲目(ガンガンに歪ませたギターのバッキングの思い切りの良さってば)。3曲目のルーシー~ではジョンの匂いがほのかに漂う。個人的にはこの曲の出来がハイライトのひとつでハープシーコードやエコーを深く掛けたボーカルパートなど、オリジナルイメージの再現に迫りながら、所々にこれぞチープ・トリックというフレーズが顔をのぞかせます。特にトムが決めるベースのフレーズなんぞ思わずニヤリ。続く「Getting Better」では…いやいやあとは聴いてのお楽しみってことで(苦笑)。

しかしこの企画、対象が対象だけに賛否両論まっぷたつのパターンかも知れませんが、僕自身はとても楽しめました。特に「A Day In The Life」ではオリジナルを聴くのとは異なる種類のカタルシスを曲途中に感じたりして。

ヘタにいじれば雰囲気がブチ壊しになってしまう、そんな”コレでなければならない”ディテールの集合体のような作品に対する彼らのスタンスはとても大胆かつスマート。再現を目指すのをメインとしつつも、そこへ絶妙なさじ加減でハード・ロックのエッセンスという自分達らしさを織り交ぜて行くセンス。これを僕が聴いて感じるのは、オリジナルへの再現度の高さを云々というよりは(その観点でも楽しめる作品ではあるけれど)、チープ・トリックのビートルズへの愛情の深さとその影響をベースに独自の個性を獲得してきたロック・バンドとしての矜持です。

尚、本作にはあのジェフ・エメリックがミックス、グレッグ・カルビがマスタリング・エンジニアとして製作に関わっています。

01. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
02. With A Little Help From My Friends
03. Lucy In The Sky With Diamonds
04. Getting Better
05. Fixing A Hole
06. She's Leaving Home
07. Being For The Benefit Of Mr. Kite (featuring Ian Ball)
08. Within You Without You (featuring Rob Laufer, Indian Sitar Band)
09. When I'm Sixty-Four (featuring Ian Ball)
10. Lovely Rita (featuring Joan Osborne)
11. Good Morning Good Morning
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(Reprise)
13. A Day In The Life
14. Medley Song (Golden Slumbers, Carry That Weight, The End)

CHEAP TRICK :
Rick Nielsen - guitars, background vocals
Robin Zander - vocals, guitars
Tom Petersson - bass, background vocals, guitars
Bun E. Carlos - drums, background vocals

NEW YORK PHILHARMONIC ORCHESTRA : 総勢26名

Special Guest Vocalist : Joan Osborne
Special Guest Vocalist : Ian Ball
Keyboards & Background Vocals : Danny Louis
Guitars & Background Vocals : Bill Lloyd
Vocals & Acoustic Guitar : Rob Laufer

Produced by Bill Edwards, Lou Mann & Barry Ehrmann
Co-Produced by Geoff Emerick
Directed & Edited by Jim Yukich
Mixed by Geoff Emerick & Jim "Pinky" Beeman
Mastered by: Greg Calbi & Leon Zervos at Sterling Sound, New York, NY

さあ、想像力は目一杯刺激された。あとは映像でそこにリアルを加えよう(今回はあえてYouTubeを見ないようにしてます)。

西方徘徊 053:BAD COMPANY 『Performing Star』 2009年7月4日ニュージャージー

72歳:ビル・ワイマン 69歳:リンゴ・スター、ジンジャー・ベイカー 68歳:チャーリー・ワッツ 67歳:ポール・マッカートニー 66歳:ミック・ジャガー、ジャック・ブルース 65歳:ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、キース・リチャーズ、ロジャー・ダルトリー、ロジャー・ウォーターズ、ニック・メイスン 64歳:エリック・クラプトン、ピート・タウンゼント 63歳:デヴィッド・ギルモア、ジョン・ポール・ジョーンズ 61歳:スティーヴ・ウィンウッド、ミック・ラルフス 60歳:ロバート・プラント、サイモン・カーク 59歳:ポール・ロジャース…

こんな書き出しをしてしまうのはこのところ立て続けに舞い込んで来る訃報のせいだきっと。ちなみに英国人男性の平均寿命は76.7歳なんだそうな(日本人男性は78.7歳)。あえて書くような事じゃないだろ、との誹りを受けるかも知れませんが、好奇の気持ちなんぞ全く無いわけで、この先十数年の間に一体僕はどれだけの訃報に接することになるんだろう、などと考え始めると何ともやりきれない。

そんな将来に対する募る寂しさに対抗しうるものとは一体? たとえ死んでも音は残る、確かにそうだとは思うけど、それが未来のことであるなら、そこには決して前向きになれない諦念がつきまとう。

なら例えばバンドの復活劇なんてどうだろう?新作のリリースまでは求めないからせめてライヴを。老練な楽器弾きが再び集まりかつての曲々を共に演奏する。それが単なるノスタルジアに終始することなく(例えそうだったとしてもそれが悪いこととは限らない)いまの音として興奮と感動を与えてくれるなら。

でこの際極論しちゃうと、”主”たるメンバーが中心になるもので、もしもその可能性があるのなら全てのグループが再結成してくれればいいと僕は思ってます。 過去の栄光とやら、昔のあのコーフンをまた味わいたい、でもって大金が懐に転がり込んでくるなら益々ケッコウ。再結成による活動が僕らの感動やチカラに繋がってくれるのなら、それの何が悪いことか。まぁ実に短絡的な発想だとは思うけど。

そんなことを書きながら思い浮かべていたのが実はレッド・ツェッペリンだったりするんですが、あのO2アリーナからもう1年8ヶ月が経つんですね。おそらく多くの人が胸いっぱいの期待、いや期待半分不安半分で迎えたであろうあの日の演奏は(僕の場合もちろんブートを通じてですけど)実に複雑な聴後感を残しました。予想以上に良かったじゃないか、という思いと共に言いようの無い欠落感があったのも事実で、僕にとって最も大きかったのはやはりボンゾ不在によるそれ。往年の頃と比べればディスク1枚分短いセットでしたが、フェスなどへの即席的な参加と違いフルスケールのライヴだったから尚更そう感じたんでしょうが、”レッド・ツェッペリン”という名のもと、あのバンドサウンドの構成要素として絶対的な存在を補うことは腕の立つ息子にだってやはり困難だった訳で(生きていたら今どんなドラムを叩いていたでしょうね)。

何やらハナシがさんばらばん(なぜか丹波弁)になってきました。

performing_star.jpg
Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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