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西方徘徊 052:THE WHO 『Providence 1975』 1975年米プロビデンス

極上の高音質で驚かせてくれたクイーンの『A Night At Boston』と同じ録音者によるザ・フーの初登場音源が待望のプレスCDでリリース。ザ・フーのライヴ音源75年モノ、といえば高音質ソースが豊富なことで知られていますが、今回そこに名音源がひとつ加わることになりました。

74年6月に行われたマディソン・スクエア・ガーデンでの4度のショウ(10, 11, 13, 14日)を最後にザ・フーとしてのライヴ活動を事実上休止していた4人は、 75年4月からセッションを始めていた新作『Who By Numbers』の母国での発売日の10月3日、スタフォード・カウンティ・ショーグラウンドに完成した8,000人を収容するニュー・ビ ングリー・ホールのこけら落とし公演(翌4日との2デイズ)よりロードに復帰を果たします。計11公演となったその英国ツアーを終えた後すぐにヨーロッパ・ツアーへ。そこで計9公演をこなした後、11月20日のヒューストン公演から、翌76年10月21日のトロント公演まで続く長期の北米ツアー(計4期に分けられたツアーで、途中何度か欧州での公演も行われています)へと繰り出します。

今回リリースされたタイトルはその第1期北米ツアーの18公演目、ロードアイランド州プロビデンスにあるシビック・センターでの演奏(聴衆14,000人)を収録。この時のツアーは3月に公開された映画『トミー』のヒットからその楽曲が増え、結果、前作『四重人格』の曲が姿を消してしまいました(ツアー初期に数回だけ「Drowned」を演奏)。また、『フー・バイ・ナンバーズ』からの曲も次第に整理され(「However Much I Booze」も初期のみの演奏)、このプロビデンス公演ではツアー終了までほぼ固定となったセットの最終形を聴くことが出来ます。

providence_1975_A.jpg
このツアーでデビューしたナンバリング入りレスポール

前述の通り、優れた音源が比較的多い75年の北米ツアーモノの中にあって本タイトルの秀でている点と言えば”臨場感”ということになると思います。客席からの録音ゆえ、打ち鳴らされる手拍子がかなり入り込んでいますが、楽音がこれ以上は望めないレベルの音質で捉えられているのでそれをほとんど煩わしく感じない、ここが本タイトル最大のウリではないかと。とにかく出来るだけの大音量で(我が家ではヘッドフォン使用)、あとは想像力、いやありったけの妄想を駆使し、まるでその場に居るかのような錯覚状態にまで自身を追い込んで行く(笑)。

尚、テープチェンジのタイミングですが、9曲目「Magic Bus」終演後(ナイス!)と「Roadrunner」の曲中1'01"(残念!)となっています。
providence_1975_B.jpg 
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たどん

Author:たどん
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誕生星座:山羊座(たまに射手座)
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