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西方徘徊 068:JEFF BECK with THE IMELDA MAY BAND 『One Night At Indig O2』 2009年9月21日 ロンドン

うわ、何だか新鮮。でもって楽しい。

思わずそんな感想を漏らしちゃう、唯一「Goodbye Pork Pie Hat / Brush With The Blues」だけが8'29"と長めなだけで、あとは3分または4分台が中心、しかも歌伴がメインという思わず期待が募る展開。

という訳で、前回に続きベック関係でお送りしてみたいと思います。

beck_may.jpg

9月21日、ロンドンのO2にある2000人規模の会場”IndigO2”で行われた一夜限りのスペシャルライヴ、アイルランド発のロカビリー・バンド、イメルダ・メイ・バンドとのジョイント公演のもようをフル収録とのこと。イメルダさんとは7月4日のロイヤル・アルバート・ホール以来の共演ですが、ビッグ・タウン・プレイボーイズといいやっぱり御大この手の音、好きなんですねー。

何でもこのコンサート、アメリカン・エクスプレス社が企画したものらしいんですが、詳細は不明。それよりも開演前の”今夜演奏される曲はジェフの個人コレクションからのセレクト(大意)”に観客共々ワタシもにわかに色めき立つ次第。

ちなみにベックが登場するのは3曲目の「Baby, Let's Play House」からで、以降出るわ出るわのオンパレード。スコッティ・ムーア、クリフ・ギャラップ、ポール・バリソン、ブッカ・ホワイト、ハンク・マーヴィン、スティーヴ・クロッパー、レス・ポール…。

ジャンルの垣根を取っ払った選曲も魅力的で、トリニアーズ、サント&ジョニー、シャングリラス、ジョニー・オーティス、リトル・リチャード、ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ、ジュリー・ロンドンなど。途中聖歌もあれば、ベックからの共演の申し出を断っちゃったというこの日会場にいたジミー・ペイジとロン・ウッドを”臆病モン”と茶化す一幕もあり(その後客席からジミーコールが(笑)。「Cry Me A River」の演奏後に聞けます)。そして最後はお馴染みドリーミーな「虹の彼方に」で締め。

こんな歌伴てんこ盛り(+意外なインスト曲)を聴けるとは。しかも曲調のバリエーションがそのままアプローチのそれにも繋がっているという。コンパクトな曲ばかりなのに無比なベック・ワールドを満喫した思いです。しかしここ一発的に飛び出して来るギターの相変わらずカッコイイこと♪
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西方徘徊 067:JEFF BECK with THE JAN HAMMER GROUP 『Complete Cape Cod 1976』 1976年8月27日 マサチューセッツ州ケープコッド

久しぶりにジェフ・ベックのブートを紹介してみたいと思います。

先々週西入りした時に入手したものですが、76年のヤン・ハマー・グループとの帯同USツアー中盤、8月27日のマサチューセッツ州ケイプ・コッド・コロシアムでのライヴを一部別ソースによる補填(後述します)はあるものの、当時としてはすこぶる良好なステレオ・オーディエンス音源で収録(2CD仕様)しています。

実はこの日のライヴ、同じレーベルから一年程前に1CD仕様でリリースされていましたが、今回使われたのは全くの別ソース。そのクオリティ差たるや歴然で、全編に渡り安定している音質だけでなく、既発盤に未収のアンコール曲「Led Boots」を完全収録するなど、かなりのグレードUPを果たしていますね。

コチラは今回目出度く?お役御免となった1CD仕様の既発盤。

capecod_f.jpg capecod_r.jpg
『Cape Cod Jam』
Wardour-061 2008
モノラル・オーディエンス音源収録 プレス1CD

いざ高性能レコーダーを持ち込んではみたものの、バッテリーの残量チェックを怠ってしまったが為に(たぶん)折角のチャンスが尻すぼみ…。つまり曲が進むにつれ音揺れやこもり、ピッチの変調、その上バッテリー不足を気にしてか(たぶん)、曲間でテープを止めていた為に誤ってイントロをカットしてしまうなどコンディションの悪化が目立つ、序盤の音のコンディションがかなり良好なだけに、実に惜しいと言わざるを得ないブツでした。

そこへ登場したこの度の新音源。今年になって数々の優れた音源がトレントサイトを通じて放出されたマサチューセッツ州ボストン、プロビデンスあたりを中心に活動していた人物による録音ですが、残念ながら完全収録とは行かず、冒頭、演奏開始直前の15秒間とテープ反転のタイミングと思われる「Scatterbrain」3'15"~3'41"の欠落部分は既発版のソースで補填されています。

complete_cape_cod01.jpg   

2%のピッチ修正?? LED ZEPPELIN 『Long Beach Californication』 1975年3月11日 ロング・ビーチ

先日ココで取り上げたZEP初登場SBDソースの修正版がネット上に上がっていました。曰くEV版は全体的に2%ほどピッチが高かったとのこと。マジで?

で早速落として聴き比べてみたところ、確かに違う。違うなぁ(苦笑)。

左がEV製品版で、Rが今回の修正版です(by dadgad productions)

Rock And Roll


もひとつ。

The Song Remains The Same


で、この修正版を元にした?タイトルが別レーベルからリリースされたもよう(White Summer 『West Of Sunset』)。ピッチ修正だけでなく、音質そのものも向上しているような口ぶりですけど、果たして?

西方徘徊 065:EAGLES 『Fujiyama Mountain Way』 1979年9月17日武道館

数ヶ月前から告知されていたイーグルス79年の来日公演を収録したブツがやっとリリースされたので買ってきました。タランチュラレーベルの新作です。

eagles_tarantura01.jpg

1976年に続き2度目の来日公演となったThe Long Run Tour in Japanの初日、1979年9月17日の武道館ライヴを完全収録しています。音源提供者はこれまでにも数多くの名録音で僕を唸らせ楽しませてくれた ”桃印” Mr. Peach。こんな音源をまだ残していたんですね。という訳で、今回もかなりイケてますぜ、旦那。

eagles_tarantura03.jpg

オープニングが「ホテル・カリフォルニア」なのはまぁそうだろうと思うものの(ギターソロに入った瞬間わき起こる歓声にグッと来ます)、2曲目が「過ぎた事」とはちと意外。が良く考えたらこの位置でライヴ向きなノリの良い有名曲となれば、これ以上相応しい曲も無いかも知れませんね。

で、お次が『ロング・ラン』の中でも僕自身特にお気に入りのナンバー。ジョー・ウォルシュはイーグルスのメンバーとしても実に良い曲を残してますよね。

基本的には代表曲で構成されたセットですが、ホテル~からの曲がたった2曲に絞られているのが意外。そして後半、ジョー・ウォルシュ色が濃厚になっていく展開これまた意外。しかしそれがまた実に良いんですね。これまで公式ライヴを含め、オリジナル作品は全て聴いてきたもののアングラなライヴ音源にはほとんど手を出していなかったことに気付きました。おそらく彼らが僕の考えるライヴ・バンドの範疇に入らないと判断していたからなのだと思いますが、この音源を聴いてちと反省。

ちなみに本ツアーの終盤、特に最終日22日の大阪では「テイク・イット・イージー」の後、更に「テキーラ・サンライズ」と「我が愛の至上」を演奏したのだとか。

音質ですが、中低域寄りの厚みある音像が特徴でしょうか。ホール感=残響もかなり録り込んでいるんですが、演奏自体の距離感は近め。やや歪みを感じる部分があるのと、ドラムスの音が詰まり気味なのが惜しいですが、バンドの持ち味であるヴォーカル(含むコーラス)とギターの音がしっかり前面に出ているので聴き応えは十分です。

Live at Budokan, Tokyo 17th September , 1979
Disc 1
01. Opening
02. Tuning
03. Hotel California
04. Already Gone
05. In The City
06. Doolin-Dalton
07. Desperado
08. Lyin' Eyes
09. Introduction
10. I Can't Tell You Why
11. Desperado
12. Heartache Tonight

Disc 2
01. Interval
02. One Of These Nights
03. Introduction
04. Turn To Stone
05. The Long Run
06. Life's Been Good
07. Life In The Fast Lane
08. Rocky Mountain Way (1st encore)
09. Take It Easy (2nd encore)

eagles_tarantura02.jpg
『Fujiyama Mountain Way』
Tarantura TCDE-1-1,2 2009
ステレオ・オーディエンス録音音源使用 紙ジャケット仕様 プレス2CD
購入店:西新宿P 7,800円

イーグルスの映像といえばやっぱりコレが定番でしょうね。ウォルシュとフェルダーが順にキメるピック・スクラッチのカッコイイこと。

そして「我が愛の至上」。この曲が私的イーグルスの至上。ここではJ.D.サウザーがゲスト参加しています。

忘れじの愛機たち

前稿でまたしても昔ネタを披露しちゃいましたが、それもまたビートルズならではと言うか、しみじみムカシに、僕の場合は中学に入る前あたりですけど、思いを馳せてしまう今日この頃。

今ではホント便利になったもので、何とはなしにしたネット検索で思いもよらないものに出くわすことがあったりしますよね。その一方でどうしても見つけられないものもあります、当然のことですが。

で、以下は超極私的ネタ。



これまで何度かトライしながら、どうしても辿り着けなかったのが前稿でも触れた我が家に初めてやってきたラジカセに関する情報でした。僕が小学生の頃に突然父親が買って来たナショナル製のラジカセ。3バンドラジオなら既にあったし、父親が音楽好きだったなんて聞いたことが無いし、音楽でないとすれば狂言?落語?結局何のために買ってきたのか分からず仕舞い。

案の定、その後使われることもなくぽつねんと部屋の片隅に置かれていたソイツはいつしか僕専用の遊び道具になります。始めの内はTVの歌謡曲番組なんぞを録音していましたが、曲がどうのというより録音という行為そのものを楽しんでいただけなので、次第に飽き始め…。

ところがある日、母親に薦められるままに聴いてみたカーペンターズの特集番組が洋楽聴きへの扉を開けるきっかけになります。以後はビートルズやサイモンとガーファンクル、ヒットチャートものなどを追う日々。そういやポール・モーリアも熱心に聴いたっけ(爆)。



ところが先日、そんな我が人生最初の愛機の画像を見つけてしまったのです。これまでずっと探し続け、ようやっとヒットしたこの画像。それはもう本人的には大泣きしてもおかしくない程の感動の瞬間だった訳で(笑)。
Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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