fc2ブログ
Home All Log in RSS

冷却システムはオプション

西方徘徊 069:JEFF BECK 『Sling Shot』 1989年12月2日 カリフォルニア州サクラメント

もうひとつ、前回、前々回のタイトルと同日にリリースされたジェフ・ベックのブートを取り上げたいと思います。

1989年、アルバム『ギター・ショップ』リリース後、10月25日からスタートしたUSツアーのラス前の12月2日、カリフォルニア州サクラメントでのライヴをオドロキの高音質AUDソースにて収録。

sling_shot.jpg

全15曲計73分チョイの1CD仕様。それでも当日のセットリスト全曲収録とのこと。ちと短いんじゃ?と思われるかも知れませんが、この時のツアーはスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブルとのジョイントで各地を回るスタイルだった為、セット時間が通常より短めになっているんですね。

ちなみに日ごと交互にトリを務め、最後に「Going Down」で共演するといったパターンだったらしく、この日はベックのバンドにレイ・ヴォーンが加わるという流れになっています。で、この共演がまたゴキゲンで、王道的ブルースのマナーに良い意味でのケレン味(スパークするテキサス魂とも云う)混じりのSRVと変幻自在にトリッキーな技を繰り出すベックのバトルが本タイトルの目玉でもある訳ですが、そこに至るまでのバンドの演奏、特にこの日のベックは間違いなく絶好調、どの曲も見事な弾きっぷりですよって。

セット自体はショートスケールながら『ギター・ショップ』全曲を演奏するという、いわば『ギター・ショップ・ライヴ』的な内容になってますが、そこに「Freeway Jam」やフルコーラス演奏が復活した「Goodbye Pork Pie Hat」、「Blue Wind」といった往年の代表曲、そして「Train Kept A Rollin'」と「People Get Ready」のインスト・バージョンが混じるという構成になっています。実に計算の行き届いたセットリストという感じがしますね。

そして70年代や80年前半に比べると、インプロ的側面が形を潜め、かなりカチッとまとまった流れに(このあたりに時代の流れを感じます)。でもって演奏の方も揺らぎのない、スタジオ作同様にえらくタイトなもので、これは弦ベースレス(キーボードがベースの役目を兼任)と何と言ってもテリー・ボジオのタイム感がジャストな独特なグルーヴ感に因るところが大きいと思います。
スポンサーサイト



Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

Calender
10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
Categories
Recent Entries
Comments + Trackback
Comments<>+-
Trackback <> + -
Archives
Links
from December 22, 2009
Access Ranking
[Genre] 音楽
400
see ranking>>

[Sub-Genre] ロック
48
see ranking>>
Search