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西方徘徊 101:ERIC CLAPTON 『夢番地 YUME-BANCHI』 1977年9月27日 岡山

ちなみに今週末には27日の岡山公演を収録したブツが投下されそうです(タイトルは『夢番地』だそう)。で音源提供者はこのタイトル同様、職人技が光る桃印なお方。一体どんな音に仕上がっているんでしょうね。~前稿より~

という訳でその『夢番地』(Tarantura TCDEC-65-1,2)を入手してきました。1977年9月27日、岡山県体育館(今では桃太郎アリーナと呼ばれてるらしい)でのライヴ。29日の京都同様、開演前から終演後のアナウンス(この日は男性)まで完全収録。

何故に29日の京都を先に出したのか、特に理由なんぞないわい、とツッ込まれそうなところをあえて邪推してみるとそれがまんま本盤の特徴を表しているような。

セット良し、演奏良し、客の反応良し、音良しの4拍子揃い。つまり後発に華持たせという案配。個人的には緩急を効かせた7分近い長尺のソロを聴かせる「I Shot The Sheriff」と微妙なトーンの変化が味わえる、この1曲だけでも金出す価値あるでしょと我が身に言い聞かせた「Stormy Monday」のセット入りがキモで、そのせいか全体的に京都より弾きまくっている印象を受けますね。また、例えば「Badge」のソロもよりドラマチックな音運びになってたり、「Tell The Truth」のそれもこの日の方が火力が強めってな具合。とまれ、あくまでザクッと聴いただけでの印象なので今後京都、岡山共にもっと聴き込んでみたいと思います。

音の方はといえば、京都版の曲調によって変化する音像のバラツキが比較的少なく、全体的にまとまりの良さを感じます。またイコライジングの程度を京都版よりも抑えているようにも聞こえるので(それでも結構効かせているとは思いますが)個人的にはこの岡山版の方が聴きやすい感じがしますね。一方、これについては演奏が始まれば気にならなくなるので大した問題ではないんですが、曲間に毎度ガサゴソとノイズが入るのが残念ではあります(何やら録音時の苦労が偲ばれるような)。

yumebanchi_f.jpg
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西方徘徊 100:ERIC CLAPTON 『夜の窓 YORU-NO-MADO』 1977年9月29日 京都

リリースからだいぶ日が経ってしまいましたが、新たに購入したブートを取り上げる「西方徘徊」100回目の今回はエリック・クラプトン1977年9月29日の京都公演(計8回公演の3日目)を完全収録したタイトル。レーベルは新タランチュラ(もうこの ”新” は無くていいかも)、タイトルは『夜の窓』とな。

yoru_no_mado.jpg  

盛大な拍手と指笛。既にメンバーがステージ上に陣取っているからでしょうが、開演前から場内かなりの盛り上がり具合。この時点で、音にかなり思い切ったイコライジング処理が施されているような刺激の強さを感じます。それをどう感じるかは人それぞれでしょうが、迫力重視で作られたと思われる重厚な音はノッケから上等のグルーヴを聴かせる「The Core」のように一丸となってリフを奏でていくタイプの曲には向いているような気が。これまで4枚組の『Crossroads 2』でしか聴いたことのなかったこの曲のライヴ・ヴァージョンですが、ここではそれより2分近く長い演奏になっています。

ところで、77年といえば『Slowhand』のリリースに絡んだツアーになる訳ですよね?。で改めて確認してみたところどうもアルバムのリリースは11月だったようで、てことはこの曲は耳馴染みの無い曲として披露された?。もしそうだとしたら新作への期待が募ったことでしょうね。理屈抜きに ”カッコ良し” が相応しい、ハード&ドライヴィング、そこにキャッチーなムードがミックスされた僕自身もとても好きな曲です。

で、ドライヴ感とキャッチー云々ということなら2回目のアルペジオをキメた5'25"以降、熱をキープしながらのソロの応酬が見事な「Badge」もそう。ここでは終盤の ”Where is my badge?” を歌わずエンディングへと流れる展開になっています。

そんな美味なバンドサウンドも然ることながら、この音源から強く印象に残るのがイヴォンヌ・エリマンの離脱後、紅一点としてバンドに華を添えたマーシー・レヴィの存在。それはコーラスや部分歌いだけでなく「Knockin' On Heaven's Door」「Key To The Highway」「Further On Up The Road」ではブルース・ハープでギターに絡み(「Key To ~」ではソロも)、「Nobody Knows You When You're Down And Out」ではアコギを弾きながらフルにリード・ヴォーカルを取る大々的なフィーチャーぶり。あと「Layla」のイントロ部分で聞こえてくるタンバリンも彼女かな?

ちなみにマーシー嬢この時18歳。そもそも15歳でクラプトンのバンドに加わったことからして驚きですが、その幼さを残しながらも気っ風や度胸の良さを感じさせる良く伸びるハイトーン・ヴォイスはとかく音がこもりがちなブート音源の中にあってひと際存在感を放っているようでもあります(もうちょいセーブしてくれても、と思う部分もあったりして)。

終盤からの音のウネリが心地よい「Key To The Highway」や徐々に音の密度を高めていく後半の畳み掛けが圧巻な「Tell The Truth」。テープを反転させるタイミングが次の「Double Trouble」の演奏前だったのは幸いでした。でその「Double~」のように間を活かした演奏になるとまるでリミッターの足かせから解放されたように各パートの輪郭がクリアに(その分ヒスノイズは目立ちますが)。特にすぐそこで鳴っているかのようなギターと抜けの良いスネアドラムのクリアさはこの音源随一だと思います。そして本編の〆として演奏される「Layla」はピアノ・コーダ無しのバージョンで、アンコールに応え演奏される「Further On Up The Road」は軽快なシャッフル・ビートに乗るオルガンとこれまた後半にかけて熱を帯びて行くソロ回しが実に聴きもの。

最後は女性による折り目正しい終演アナウンスにて了。こんなブートならではのオマケが個人的にはとても好きでして、時には演奏以上に時代の移り変わりを感じたりして。で今回のそれはやけにレトロなムードですが、殊更にそう感じるのは裏ジャケのデザインのせいもあるんでしょうね。チケット裏に印刷された戦前から続いてきたという純喫茶『夜の窓』の広告。そんなお店も今ではすっかり姿形を変えてしまったそうですが、そういや学生時代に何度か立ち寄りコーヒーを啜った駿河台のあの名曲喫茶は今も健在なんだろうか?

西方徘徊 099:PINK FLOYD 『Echoes In Montreux』 1971年9月18日 スイス

昨年7月にベックとロンドンで共演したデヴィッド・ギルモア。前稿ではそれを収録したブツを取り上げましたが、そこから遡ること38年。今回のお題は、1971年9月18日、スイスのパビリオン・モントルーでのライヴを収録したフロイド・ブートです。新登場マスターで当日の演奏を完全収録とのこと。確かに鮮度の高いステレオ・オーディエンス・ソースでバランスも良好。またどの曲も演奏後には盛大な拍手がわき起こっていますが、演奏中は会場全体が固唾を呑んで聴き入っているような静けさで、これもある意味臨場感抜群と言うか、とにかく聴き始めて程なく演奏に集中出来る内容になっています。

ところで、71年の9月18日といえば彼らが初めて来日した箱根アフロディーテ(8月6日と7日)のおよそ1ヶ月後の演奏ということになります。ちなみに箱根ではオープニングの「原子心母」から順に「グリーン・イズ・ザ・カラー~ユージン斧に気をつけろ」「エコーズ」「シンバライン」「神秘」が演奏された様ですが、この日は翌月にリリースを控えたアルバム『おせっかい』から「エコーズ」を1曲目に演奏。あとは「グリーン・イズ・ザ・カラー」と入れ替わりに「太陽讃歌」がセット入りしている点が一番の違いかと思いきや、さにあらず。

実はコレ、混成コーラスとブラス隊を加えて演奏された最後の「原子心母」を収録しているという点で重要な音源とされているんですね。

PF_Montreux.jpg

西方徘徊 098:JEFF BECK 『Royal Albert Hall 2009』 2009年7月4日 ロンドン

新作についてなど、ジェフ・ベックに関する新たなニュースはまだ入ってきませんが、先日4月の来日公演のチケットが届きました。押さえたのは10日(土)のJCBホール分ですが、席はアリーナのかなり後方。今回初めて行く場所なのでイマイチ場内のイメージが掴めませんが、念のためにブーツ用の上げ底インソールを物色し始めました(爆)。良いブツに出会えたらここで紹介しますね(笑)。

*追記*
てなことを書いた後に公式サイトがメンテナンス明け。そこに新作の内容と新しいツアーメンバー(ナラダ・マイケル・ウォルデン!)に関するニュースが上がっていました。その内容についてはコチラで(あとココとか)。

emotion_commotion.jpg   
『Emotion & Commotion』
国内盤は3月24日リリース予定

さて、今回は例の2点購入特典としてLHが用意してくれたDVD-Rを取り上げることにします(対象期間は1月15日から19日まで)。昨年の7月4日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたベックのライヴ映像。この日は元ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアがゲスト参加したことで知られており、音源はここでも以前BFが出したタイトルを紹介しましたが、映像の方はYouTubeで数曲見る程度だったので今回のリリースはナイスな計らい。って結局は店側の戦略にまんまと乗せられているだけなんですが(笑)。

とまれ、この調子で2月の「共演」の方もどうぞよろしく(もちろん音源はプレスでお願いします)。

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西方徘徊 097:BLACKMORE'S RAINBOW 『Heritage』 1976年12月9日 大阪

僕にとって2009年はレインボー再評価の年でもありました。ロニー・ジェイムス・ディオ在籍時に限られますが、76年と78年の来日音源を中心に(というかそればっかり)その卓越した技量に酔い、スケールの大きさに圧倒される。ほぼ固定されたセットリストの中でビミョウに変化する日毎のアプローチの違いや、十代の頃取り憑かれたように聴いたライヴ盤『On Stage』の ”真の姿” が徐々に露になっていく過程など、まさにブートならではの醍醐味を味わってきた訳ですが、先週そこへまたひとつ新顔が加わることになりました。

計10回公演となった76年の初来日ツアー5日目、12月9日大阪厚生年金会館でのライヴ。何でも2002年頃から流出し始めたコージー・パウエルの所蔵テープ、いわゆる「Cozy Tapes」の新発掘版だそうですが、あれこれ書く前にまずは自身の立ち位置?を明確にしておこうと思います(苦笑)。

この音源は僕にとって初めて買うレインボーのサウンドボードソースです。

76年の来日音源ではこの日以外に16日夜公演のサウンドボードソースが流出しており(これもまたコージー所蔵のテープ)、そちらはこれまでに数回知人宅で聴かせてもらったことはありますが所有はしていません。

この日の演奏は当時FMで放送されており(放送された演奏時間は26分30秒だったそうな)、そのことは専門誌のレビューなどで知ってはいたものの音源自体は未聴です。

heritage01.jpg

さて、今回のブツに収録されているのはオープニングSEの「Over The Rainbow」からライヴ中盤に演奏された「Man On The Silver Mountain」メインのメドレー曲までの56分21秒。その内テープ反転のタイミングと思しき「Sixteenth Century Greensleeves」と「Catch The Rainbow」の間のMC部分約50秒間とtk11「Vocal Improvisation」の2'04"から最後までの3分間は既発盤(Rising Arrow-025『More Heavy Struck』?)のオーディエンスソースで補填されています。

サウンドボードソースらしい輪郭のクッキリハッキリした音像が特徴。演奏は生々しく当時のバンドの勢いをつぶさに伝えますが、観客の興奮ぶりや会場の空気がビリつくような臨場感を感じさせるには至らず、どちらかと言えば卓越した技の応酬やアンサンブル、音のディテールをじっくり味わうのに向いていそうです(歓声など客の反応もちゃんと収録されているのでライヴ感がない訳ではありません)。

例えば誰か一人に意識を集中し音を追うなんてのも一興。バッキング時のキーボードの音がややオフ気味ですが、その他のパートはどれもかなり明瞭に録り込まれていますね。中でもベース音のクリアさは特筆のレベル。高校時代にこの音源があったらバンドのベース担当はもっと楽だったろうに(笑)。
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たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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