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冷却システムはオプション(只今リハビリ中)

此れから何しようとか、云いたい事は明日云えとか

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西方徘徊 117:AC/DC 『Diabolus Ex Machina #2』 2010年3月14日 埼玉

中国出張もようやっと終盤。なんですが、実は日本でどうしても片付けなければならない仕事が入ってしまったので日曜の夜に一旦帰国、で本日また中国に入り今は北京市内のホテルの部屋でぽちぽちとキーを叩いています(苦笑)。

で、その帰国の合間によせばいいのに?西へと足を延ばし気になっていたブツを購入してきました。

先のAC/DCのジャパンツアー全3公演をプレス盤6CDに完全収録した力技の一品。

diabolus_ex_machina.jpg

そこで今回は14日のさいたまスーパーアリーナ公演(Disc 3 & 4)から数曲MP3化してみましたが、内容(音質)に自信がなければプレス出しはしない筈。果たしてその出来やいかに。
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FLEETWOOD MAC 『Been Down Three Times』 1977年5月18日 オークランド SBD音源

ピーター・フランプトンと芋づる式に連想するグループに僕の場合フリートウッド・マックがあります。バカ売れしたあの『噂』を出した頃のマックですが、根がミーハーなだけに『カムズ・アライヴ』同様、1000万枚を超えるセールス云々という惹句やヒットチャートを賑わしていた曲々に飛びついたんでしょうね。ボストンの『幻想飛行』から始まり、ジェフ・ベック『ワイアード』→スティーヴ・ミラー・バンド『鷲の爪』→ウイングス『ヴィーナス・アンド・マース』→失念→フリートウッド・マック『噂』てな具合に当時十代前半だった自分がなけなしの金をはたいて買ったLPの初期ラインナップに入っている大変思い入れの強い作品です。

という訳で今回は1977年5月18日、オークランドで録音された(会場名の表記はナシ)サウンドボードソースを収録したブツを取り出してきました。

been_down_three_times.jpg

ちょっとグッとくるでしょ、このジャケ写(笑)。

音質はいかにも卓直、歓声など客の反応が遠方で聴こえる実にサウンドボードらしい音です。それ故各パートの音の運びやコーラスの構成など、ディテールを味わうのに向いていると思いますが、僕の場合ミック・フリートウッドのドラムの重さや突っ走り具合にまずは耳を持っていかれちゃいますね。

それはただのポップグループ呼ばわりを拒むようでもあり。そもそもの出自からしてそんな枠に収まるグループではないんですが、当時のスタジオ作品に感じるポップなんだけどグルーヴィー(陳腐だなぁ)な味が拡大増幅する場がライヴってことで、特にバンマスのミック・フリートウッドがバンドを主導している様子がひしひしと伝わってきます。

一応セット全曲を収録しているようですが、曲間の大部分がカットされているのでMCはほとんど聴けません。また「Dreams」のようにノイズが混入している曲や、「You Make Loving Fun」のように突然カットアウトしてしまう曲があります(大好きな曲だけにこれは残念)。

been_down_three_times_is.jpg  

ドーナツ盤天国 007 & 008:ピーター・フランプトン 「紫の夜明け (ライク・ウィ・ドゥー)」 「アイム・イン・ユー」

でもってお次はこちら。『フランプトン・カムズ・アライヴ』からの第3弾シングル。インプロヴィゼーション色の濃い長尺のナンバーで、アルバム版は14分を超えるところをほぼ半分の7'20"にまで短縮。つまりはそのインプロ部分を大幅にカットしている訳で、さすがにこうなってくるとシングル版ならではの楽しさ、てなことも言ってられなくなってくる気も(苦笑)。

一聴して耳に残るサビのキャッチーさが効いているスケール感の大きなナンバーで、この曲が入っていることで作品のグレードが数段上がっているのは間違いないでしょうね。

聴きどころはやはりトーキング・モジュレーターを大々的にフィーチャーした後半部分だと思いますが、客に語りかけるように使われるところなどやはりジェフ・ベックを彷彿とさせます。で、それがきっかけとなり後にジェフ・ベックが使用をやめてしまうという曰く付きの曲だったりするんですが。

ちなみに全米では最高位10位をマーク(全英39位)。

do_you_feel_like_we_do.jpg

今回の4枚中、通常のペラジャケ+レコード袋仕様になっているのはこれだけ。他はみな両面カラーの袋ジャケ+ライナー仕様になっています。

do_you_feel_like_we_do_A.jpg do_you_feel_like_we_do_B.jpg

B面はインストナンバー「空白の時間」(ノーカット)。

do_you_feel_like_we_do_r.jpg
A&M/キングレコード CM-2024 1976年リリース

しかし、ここまでの3曲どれも既発表曲なのにライヴバージョンというだけで爆発的に支持されたってのはやっぱり不思議な感じがしますね。おそらくアメリカには口コミでもって彼のライヴを初体験した人や『フランプトン・カムズ・アライヴ』で初めて彼の音楽に触れた人が大勢いたんでしょう。実のところ何故あそこまで売れたのか、については僕自身未だに?なとこがあったりするんですが、米国内では通常の価格よりも安価で流通させたとか、販売上の戦略が功を奏した部分もあったようです。でも最大の要因はやはり草の根的に長期間のツアーを続けた成果なんでしょうね(何でも年間300本のライブをこなしていたというハナシもあるようで)。

では、今回もアメリカのTV番組『The Midnight Special』に出演した時のライヴから(1975年)。

ドーナツ盤天国 005 & 006:ピーター・フランプトン 「ショー・ミー・ザ・ウェイ」 「君を求めて」

引き続きのピーター・フランプトンということで、お約束のドーナツ盤登場です(苦笑)。

まずは『フランプトン・カムズ・アライヴ』から最初にシングルカットされたこの曲。3ピックアップのブラックレスポールカスタムからストラトキャスターに持ち替え、トーキング・モジュレーターを絡ませ歌う。フランプトン最大の代表曲といえばコレでしょう。全米最高位6位、全英最高位10位。

show_me_the_way.jpg

前稿でも触れた通り僕にとってかなーり思い入れの強い曲なんですが、それゆえ聴き方としては、例えばカーラジオつけたら突然聴こえてきたとか、床屋で退屈してる時に流れてきたとか、季節もちょうど今くらいがいいですね、そんな感じで耳に飛び込んできてくれると理想的(笑)。

でその時に掛かるのはコレ、イントロのコードストローク部分とギターソロを短縮編集したシングルバージョンってことになるでしょうか。つらつら思い起こすに、僕が初めてアルバムバージョンとシングルバージョンの違い、いやそんなものがあるのだということを知ったのはおそらくKISSの「デトロイト・ロック・シティ」が最初じゃなかったかと思いますが、それはともかく、現在この曲のシングルバージョンをリマスター音源で聴けるCDとなると、僕の知る限り2001年に出たこのベスト盤 くらいだったと思います。

show_me_the_way_A.jpg  show_me_the_way_B.jpg

ジャケットは両面同じデザインの袋状になっていて、ライナーは裏が白紙のペラ紙仕様。

show_me_the_way_n.jpg
A&M/キングレコード CM-2004 1976年リリース

アルバムバージョンが4'35"のところ本盤では3'34"のショートバージョンに。B面はやはり『フランプトン・カムズ・アライヴ』から「Shine On」。こちらはノーカットでの収録になっています。

では、アメリカのTV番組『The Midnight Special』に出演した時のライヴから(1975年)。

西方徘徊 116:PETER FRAMPTON 『Frampton Comes Arena!』 1978年10月25日 武道館

いやもう甘酸っぱいったらありゃしない。

アンコールに応え最後に演奏される「アイム・イン・ユー」。

ピアノのイントロが鳴ると同時に湧き上がる大歓声はかなり黄色混じり。そんな声色を除けば、客が歌詞の一句一句に強く反応する様はまるで海の向こうでのライヴを聴いているみたい。

かつてアイドル視されることを嫌いバンドを飛び出した彼はその9年後の1978年、ここ極東の地で凄まじい程の嬌声を浴びていた。

"Hello Tokyo! Please welcome for the first time in Japan. PETER FRAMPTON!!"

メガヒット作『フランプトン・カムズ・アライヴ』よろしくドラムスの軽快なフィルインから「Something's Happening」が飛び出すかと思いきや、意外なことにアコースティックセットでの幕開け。それを突風のように訪れた二年前の成功劇から幾分気持ちも落ち着き、やや距離を置き始めた彼の心情の現われと見るか。

Peter_Frampton.jpg

『フランプトン・カムズ・アライヴ』は僕が本格的に洋楽を聴き出してから程無い頃に日本でも大ヒットしたライヴアルバムで、当時は音楽雑誌やラジオで彼に関する話題や曲を耳目にしない日はなかったと言っても大袈裟でないくらい大いに盛り上がっていた記憶があります。

まるで米西海岸産のような底抜けに明るいメロディとサウンドアレンジ、そして甘いヴォイス。アルバムからの第一弾シングルとしてリリースされた「ショー・ミー・ザ・ウェイ」なんぞその典型ともいえる曲で、ご多分に漏れず当時中学生だった僕もそのシングル盤を買い、夢中になって聴いたものです。

であれから34年。それがメジャーであればある程気持ちの中で錆び付いてしまったり風化していってしまう中、この曲はいまだに聴けばワクワク、を実感させてくれるいわばココロの名曲として自身の中に刷り込まれているんですよね。


さて、今回取り上げるブートはちょうど1ヶ月前にタランチュラレーベルがリリースしたもので、78年の初来日公演から10月25日の武道館公演を完全収録。音質もその距離感といい、バランスといい、申し分の無い仕上がりになっています。

comes_arena.jpg

音源提供者はこれまでにも様々なタイトルでその職人的な音の仕上がりを楽しませてくれた桃印なお方。他の音源をろくに聴かぬまま言っちゃいますが、フランプトンのAUDライヴソースでこれに勝る音源は無いと言っていいんじゃないでしょうか。

『フランプトン・カムズ・アライヴ』に馴染んでいる耳で聴くと、この日の演奏は全体的にややラフな印象。そこが却って面白く聴けるというか、まぁレコーディングされていた訳でなし、ファンの熱狂的なムードの中のびのびと演奏を楽しんでいる姿が音から伝わってきますが、MCではあえて平易な言葉を選びゆっくり話すなど、丁寧なサービスっぷりが印象的でもあります。

そして改めて思うのが音楽へ向かうスタンスの屈託の無さ。明るい曲調からそう感じる部分が大きいとは言え、例えばドゥービー・ブラザースへのリスペクトをストレー トに表現した「Doobie Wah」や王道的なモータウンナンバーのカバーに代表されるアメリカン・ミュージックへのアプローチにもそれがよく現われている気がします。

個人的には全編聴きどころといった感じですが、その中で強いて選べば、彼がハンブル・パイ、中でもイミディエイト期とA&M移籍後の『大地と海の歌』に持ち込んだトラディショナル・フォークの残り香を感じさせるインスト曲「Penny For Your Thoughts」(邦題「空白の時間」)やポップの権化のような「Something's Happening」と「Show Me The Way」。

こんなポジティヴな心情を持ち前の明るいキャラクターで演奏する、言ってみればそんな嘘のないスタイルをアピールしながら全米中の人気を獲得していったんだろうな、ふとそんなことを思わせる「I Wanna Go To The Sun」。あのジェフ・ベックからトーキング・モジュレーターを取り上げた(正しくは真似されて使うのがイヤんなっちゃった)曲としてもベックのファンに知られている(それでも僕は大好きですが)「Do You Feel Like We Do」(邦題「紫の夜明け」)。

そして冒頭に書いたように来日を待ちわびていた日本のファンとの濃ゆい交感が聴ける「I'm In You」ってとこでしょうか。
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たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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