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此れから何しようとか、云いたい事は明日云えとか

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ゲイリー・ムーア : 4月27日 JCB HALL公演

”I'll be back next year!”

どの曲も演奏前にタイトルだけは必ず告げてくれるんですが、サポートメンバーの紹介や、いわゆるMCらしきものはほとんどナシ。

なのに最後やけにそうハッキリと言っていたのが印象に残りました。

GM_2010.jpg

という訳で、27日のゲイリー・ムーアJCBホール公演。ノッケから総立ちのアリーナ席で、曲調はブルースながら終始一貫ハードロック然とした迫力のギター音を浴び続けた2時間でした。

が。

PAのミックスがギター音を強調したものだったので余計にそう感じたのかも知れませんが、バックの演奏にまるで華が感じられなかったということは言っておきたい。特にドラムは酷かったと思う。それが言い過ぎだというならまるで僕の好きなタイプのドラマーではなかったということ(これがブライアン・ダウニーだったら‥‥)。何だかエラソーにすいません。しかしゲイリーは本当にこのバンドに満足しているんだろうか。

お得意の超高速トリルでペンタトニックスケールを駆け抜けていく様やラン奏法、深いチョーキング・ビブラートや徐々に音を揺らしていくフィードバックでのロングトーンなどなど、それらが織りなすコンビネーションプレイの深みや感情の高ぶりに直結した扇情的な音色に圧倒されながらも、僕はそんな思いを最後まで拭えずにいました。だからなのかな、曲間でのゲイリーのムードにもどこか投げやりなものを感じていたんですよね。

そしてもうひとつ残念だったのがギターの音に掛けられていたリバーブ。それがフレーズがブレイクする度にうゎんうゎんと響いてしまい、今ひとつ演奏に集中出来ずにいました。ちなみに僕の席はアリーナ7列目、左のPAスピーカーの正面だったんですが、そんな場所も関係していたのかも知れませんね(それともそんなことを気にする僕がヘンなのか)。

GM.jpg

さて、表現の場をブルースに求めた長年の活動も新たなフェーズに入ったようです。ツアーパンフの中で紹介されている通りのケルティック・ロック回帰。そして来年にリリースが予定されているという新作とツアー。

それこそが冒頭のセリフに繋がる、ということなんでしょう。あの日どこか釈然としないムードを自ら払いのけるように(あくまでも私見です)キッパリと言い放ったそのセリフ。今後の情報に注目していきたいと思いますが、そこに嘗て猛者達と丁々発止を繰り広げた頃のイキオイみたいなものを感じ取れたなら、今回のライヴに満足出来なかったからもういいやでなく、敢えてもう一度この目で見届けたい、今はそんな風に思っています。

Gary_Moore.jpg

Live at JCB Hall, Tokyo, Japan - 27th April 2010
01. Oh Pretty Woman
02. Bad For You Baby *played Gibson Firebird
03. Down The Line *played Gibson Firebird
04. Since I Met You Baby
05. Have You Heard
06. All Your Love
07. I Love You More Than You'll Ever Know
08. Too Tired / Guitar Solo
09. Still Got The Blues
10. Walking By Myself

Encore #1
11. The Blues Is Alright

Encore #2
12. Parisienne Walkways

Gary Moore - vocal, guitar
Pete Rees - bass
Vic Martin - keyboards
Steve Dixon - drums

bad_for_you_babies.jpg
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西方徘徊 121:JEFF BECK 『World Rock Fesrival』 1975年8月5日 名古屋 & 7日 東京

数年前に一度リリースされ、その後廃盤になっていたジェフ・ベックのブートがどういう訳か今月上旬に20セットという小ロットで再発されました。スリーヴやディスクのデザイン、仕様(2CD-R)全て初回版と同じですが、今回はプラケにナンバー入りのステッカーが貼られています。既に完売しちゃってるんですが、今回はソレをお題にしたいと思います。

world_rock_festival_20100419002236.jpg

1975年8月、内田裕也氏が仕掛人となった日本初の国際的なロック・フェスティヴァル「WORLD ROCK FESTIVAL」に出演する為、2度目の来日を果したベック(初のオールインストアルバム『Blow By Blow』のリリースから5ヶ月後)。いや単に「国際的」では言葉足らずですね。日英(ジェフ・ベック)米(ニューヨーク・ドールズ)のロック・ミュージシャンが「対等の立場でステージに立つ」という裕也氏の夢を実現させた最初のロック・フェスがこの「WORLD ROCK FESTIVAL」でした。

8月3日 札幌  真駒内屋内競技場
8月5日 名古屋 愛知県体育館
8月6日 京都  円山野外音楽堂 (キャンセル)
8月7日 東京  後楽園球場
8月9日 仙台  菅生トレール・ランド (キャンセル)

メンバーはベック曰く ”肩ならしの時からしてどんなドラマーが目一杯叩くのよりも音がデカかった” という豪腕ドラマー、バーナード・パーディとジェイムズ・ブラウンとの活動で知られるベーシスト、ウィルバー・バスコムというテクニカルよりも生身のグルーヴ感を重視したと思われる黒人のリズム隊に盟友マックス・ミドルトン(キーボード)を加えた4人体制。アルバム中に見え隠れするファンクなムードを前面に押し出したコクのあるバンドアンサンブルがいかにもライヴ向きでイイ感じです。

world_rock_festival_b.jpg

そしてベック。ここには5日の名古屋(Disc 1)と7日の東京公演(Disc 2)が収録されていますが、両日共に様々なトーンを自在に操る動物的カンというかまるで反射神経がギターを弾いてるよなスリリングなプレイは聴き応え十分。特に名古屋公演の完成度の高さは特筆レベルだと思います。

ところが来日前のUSツアー中に崩した体調が回復せず、実際には高熱を押して出演するなどベックのコンディションは最悪だったと言われています。その為予定された5公演中、6日の京都と9日の仙台がキャンセルになってしまうんですが、この音源を聴く限り、それがにわかには信じられないほどの素晴らしい演奏が繰り広げられています。

5日の名古屋公演については後に同系列の別レーベルがプレス仕様で出した『Definition Of Blow』 Wardour-038(現在でも入手可能)を11月7日の書き込みで取り上げていますが、本タイトルに使われているソースも基本的にはそれと同じ。ところがテープのジェネレーションが数段上がったような音質差があります。そこに今回の再発の意義がある訳ですが、つまり先発の音が後発のそれよりも優れているというパターンなんですね。

ではそんな音質の違いからまずは↓でどうぞ。

『エモーション・アンド・コモーション・スペシャル & リミテッド・エディション』のDVD

ベックの日本公演終わっちゃいましたね。って何を今更という感じですが、「Corpus Christi Carol」とか「Mna Na Eireann 」といったバラード曲を夜中に聴いていると何だか妙にしみじみしちゃって。

進化と深化を同時に魅せてくれたベック。気が早いですが、次はどんなカードを見せてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。

という訳で『Emotion & Commotion World Tour』もファーストレグが終了。現在は米西海岸をツアー中ですが、昨日はロスのNokia Theatreでライヴがあったようです。そしてこの後もツアーはしばらく続き、その中にはNew Orleans Jazz & Heritage Festival(5月1日)や、Crossroads Guitar Festival 2010(6月26日)への出演も。どこまでも精力的な御大、素晴らしいすね。

でもって日本のファンの次の楽しみはといえば、6月23日にリリース予定の『エモーション・アンド・コモーション』のリミテッド・エディション(以下、LE)とスペシャル・エディション(以下、SE)てなことになるでしょうか。

ボーナストラック2曲を含むCDに、2007年7月28日にシカゴのトヨタ・パークで行われた第2回クロスロード・ギター・フェスティヴァルに出演した時のライヴ映像を収録したDVDを付けたもの。これがスペシャル・エディション (以下、SE)で、そこへ更にフェンダーUSA社によるジェフ・ベック・シグネイチャー・モデルの1/8スケールのギター・フィギュアを同梱したものがリミテッド・エディション (以下、LE)と。

ちなみにお値段の方はSEが3,570円(アマゾンでは18%OFFの2,927円:本日4/18現在)、LEが5,000円、アマゾン価格は4,100円、、、と思いきや何と「再入荷見込みが立っていないため、現在ご注文を承っておりません」ですと。

(定価購入になりますが)タワレコやHMVのサイトではまだ取扱中なので気になる方は早めのアクションが吉かも知れません。


さて、今回はそのDVDについてブート音源なども絡めながらひとくさりしてみたいと思いますが、とその前に先日こんな書き込みをしたベック on 日テレ『スッキリ!!』の動画が上がっていたのでここに貼っておきますね。最後に『ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン』の「ジェフズ・ブギー」でお馴染みの「じゃじゃ馬億万長者」のアンプラグド版が飛び出します。

西方徘徊 120:COZY POWELL'S HAMMER 『Lost Reel Masters』

第二期ジェフ・ベック・グループからベドラムを経て、1973年にミッキー・モストのレーベルRAKからソロ名義でリリースした「Dance With The Devil」が全英チャート3位をマークする大ヒット。

その後、ベック・グループとベドラムで活動を共にした旧知のメンバーを含む4人と自身の名を冠したCozy Powell's Hammer(以下、CPH)を結成。

翌74年に「The Man In Black」(18位)、「Na Na Na」(10位)と立て続けにヒット曲を連発するもののその1年後にはコージーがレインボーに加入してしまうため、グループは消滅。

そんなプロデューサー主導型のヒットメイカーとして以外の具体的な活動内容がイマイチ掴めずにいたCPHですが、それをひも解く鍵と言っても良さそうなタイトルが先日リリースされました。公式リリース前提にレコーディングされた音源が収録されており、中にはかなり最終形に近いと思われるテイクが含まれています。全て初登場音源ですが、そもそも前述のヒット曲以外のスタジオ音源が残されていたことからしてもうかなりの驚きだったりする訳で。

「Dance With The Devil」 RAK 164 (1973) 最高位3位 ※全米チャートでの最高位49位 Chrysalis 2029


「The Man In Black」 RAK 173 (1974) 最高位18位


「Na Na Na」 RAK 180 (1974) 最高位10位



メンバーは、左からクライヴ・チェアマン(b)、バーニー・マースデン(g)、コージー、フランク・アイエロ(vo)、ドン・エイリー(key)の5人。前述の旧知のメンバーとは、ジェフ・ベック・グループでのクライヴ・チェアマンとベドラムでのフランク・アイエロ。

という訳で、久しぶりの真性初モノ。ワクワクしながらプレイボタンを押しましたよ。

cozy_hammer_tape.jpg
"COZY 15 I.P.S. N.A.B. BACKING TRACKS HAMMER"
on the front cover of the reel box

最初に聞こえてくるのはコージーの肉声カウント。ボトムの効いた硬質なバスドラ音と粒の細やかなスネアロールのコンビネーションといい、やや前のめりに突き進んでいくタイム感といい、聴こえてくるのは紛れも無いコージー・サウンド。それだけでもう相当感慨深いんですが、ではそれぞれ簡単にコメントなんぞ。

1. Take Your Time (Instrumental)

前述の通りコージーの肉声カウントからスタート。ボーカルは無いもののオケは既にギターとキーボードがオーバーダビングされかなり完成形に近いと思わせる仕上がりになっています。16でバスドラを踏み込む後半の展開が聴きどころ。やおら切り込んでくるバーニーのギターがスリリングです。しかしこのドラム音の生々しさったら。

2. Instrumental #1

前曲同様コージーのカウント付。コージーらしい突っ込み気味のフィルインが聴けるイントロ。よく動くファンキーなクライヴのベース。そこにドンがエレピのソロを乗せるあたりでは思わずあのハミングバードを連想しちゃいます。その後の浅くワウを効かせたバーニーのアーシーなソロも聴き応え十分。ボーカル収録前のテイクですが、そのおかげでバンドアンサンブルがとても分かりやすい(笑)。メンバーがメンバーだけにそこにも強いスター性を感じますね。

3. Instrumental #2

バーニーとドンがユニゾンで聴かせるリフを中心に進行していく本音源中最もハード&ヘヴィなナンバー。ドンが弾いているのはクラヴィネット(もしくはその音色を出しているシンセサイザー)。リフ主体の曲構成なのでボーカルが無くてもさほど違和感を感じさせません。てかこれでも十分イケてます。

4. Take Your Time (with vocal)

1曲目のボーカル入りバージョン。基本アレンジやギターとキーボードがオーバーダビングされている点は同じですがオケは別テイク。ところで、2ndソロ『Tilt』(邦題『サンダーストーム』)がリリースされた81年当時、コージーに「ロンドンでバスの運転手をしている」と暴露されてしまったフランクですが、今はどこで何を?

5. Bad Kid (with vocal)

ホンキートンク調で跳ねるドンのピアノが印象的なシャッフル・ナンバー。曲調がフィット、まるで水を得た魚のようなフランクのボーカルもなかなかいい感じです。コージーのドラムはオカズが強調されたミックスになっています。

6. Living A Lie (with vocal)

『Tilt』にはバーニーとフランクを迎えた新録バージョンが収録されていますが(bass:ニール・マーレイ、keyboards : ジョン・クック。ニール・マーレイはこの後グループを去るクライヴ・チェアマンの後任としてCPHに加入)、そこから6年ほど遡っての初期バージョンといった趣。とは言え、聴き応えはその公式バージョンに何ら引けを取りません。その理由が公式版にはない3'23"からのユニゾンのフレーズをベースに進行して行くドラマティックな展開(バーニーのギターが実に素晴らしい)。その結果?公式版より2分以上も尺の長いバージョンになっています。アンサンブルの構築度といい、エンディングのエフェクト処理といい、本音源中最も完成度の高いのがこの曲。


さて、ここから先はいわばボーナストラック的なニュアンス(個人的には)。

「Na Na Na」に続く第4弾シングルとしてミッキー・モストが持ち込んできたデイヴ・ブルーベックのナンバー。いかにもミッド70's、どこかしらフレンチ風味というか、ヒネったイージー・リスニング風と言うか、なかなか面白いインスト曲ですが、ここでは計3つのバージョンが収録されています。

どれも基本アレンジ、ベーシックトラックはほぼ同じ。僕が聴いた限りバンドメンバーで演奏に参加しているのはドンとコージーだけじゃないでしょうか。ベースはムーグシンセ。実のところドラムですら同期モノを疑ったんですが。

ギターも簡単なフレーズがちょこっと顔を出しますが、これがバーニーの演奏とはどうしても思えない。また、最後のテイク(9曲目)で聴こえるカウントもメーカーのインフォではコージーによるものとしていますがどうでしょう。僕はドンによるガイド用のカウントじゃないかと思うんですが。

7. Le Souk (Final mix)
8. Le Souk (3 min. single version)
9. Le Souk (Outtake)

Cozy Powell - drums
Bernie Marsden - guitar
Don Airey - keyboards
Clive Chaman - bass
Frank Aiello - vocal

残された音源はこれで全部なんでしょうかね。メーカーのインフォにある「世界中のロックファンを唖然とさせた「Rough And Ready Reel Masters」以来の衝撃~」と呼ぶにはいささかボリュームが不足気味ですが、それでもかなり興味深い音源であることは確か。それぞれの曲の完成度もかなり高いですしね。

まるでベックグループのファンキーさとベドラムのヘヴィさを足して割ったような音、なんて形容は短絡過ぎるかも知れませんが、RAK特有のチープなグラム臭(それはそれで大好きですが)や成り行きで得たヒット屋というレッテルを超えた、バンドとしての拘りや矜持みたいなものが感じられます。作品もこのままグループが存続していたらかなり面白い内容に仕上がったんじゃないでしょうか。これ以上のソースが残っていないのなら、あとはコンディションの良いライヴ音源なんぞ出てくれるとより一層面白いんですけどね。

cozy_hammer_r.jpg
『Lost Reel Masters』
ステレオ・サウンドボード音源収録 プレス1CD
100セットのみナンバリングステッカー付

山下達郎ニューシングル 『希望という名の光/Happy Gathering Day』

複雑に思えていたことも突き詰めて考えていけばいくほど余分なブブンが削ぎ落とされ、いつに間にかえらくシンプル、けど確信に満ちた結論にたどり着いてた、なんてことがあります。それを歌に当てはめて考えてみると、まず思い浮かべるのが僕の場合ジョン・レノンの「イマジン」だったりするんですが(なんて強引な)、昨日リリースされた山下達郎の新曲「希望という名の光」もそんな過程を経て生み出されたのかも知れない言葉のチカラを強く感じさせるものでした。いつものようにシンプルで、だからこそ多くの人の共感を得るであろう普遍性のあるメッセージ。

何かとココロが疲れがちな日常の中、静かなる癒しを与えてくれるものとして傍らに置いておきたい、そんな曲です。

kibou_to_iuna_no_hikari.jpg
WPCL-10776

1. 希望という名の光
2. Happy Gathering Day
3. 希望という名の光(オリジナル・カラオケ)
4. Happy Gathering Day(オリジナル・カラオケ)

ちなみに今回のシングルはダブルタイアップ盤。表題曲は24日(土)から公開予定の映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡』の主題歌で、カップリング曲は今年で40周年を迎えるケンタッキーフライドチキンのCMソング。キャッチーで楽しいこの曲はもうすぐ6歳になる娘も大のお気に入りです。

kibou_toiunano_hikari_r.jpg

ちなみに初回盤には限定特典としてこんなものが入っていました。

lottery.jpg


そんなお宝くじの景品は?とか、各タイアップ情報を含む特設サイトはコチラ

ところで達郎さんと言えば、先日こんな嬉しいニュースが舞い込んで来ました。

Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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