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西方徘徊 129:GARY MOORE『Nobody Else But You』 2010年4月22日 東京 SHIBUYA-AX

とにかくもう怒濤の弾きまくり。この先あそこまでアツく濃厚に畳み掛けて来るギターを生で聴く機会がどれほどあるだろう。

演出も曲順がそうかな、くらいのシンプルなものだったから余計にそう感じたんだろうけど、まるでギターの音に乗せたむき出しの感情とやらを浴び続けたような2時間でした。

と言いつつ、個人的にいくつかの?を抱えながらの鑑賞だったことは以前書いた通りで(過多と感じたリバーブについては↓に貼った「Have You Heard」が最も分かりやすいと思います)、だけどゲイリーの演奏には終始圧倒されたし、あんな風にギター弾けたらどんなに楽しかろう、そんなことを思いながら何度も憧れの眼差しを向けていたような気がします。

nobody_else_but_you.jpg

さて、僕が行ったのは4月27日のJCBホールでしたが、先日22日のSHIBUYA-AX公演をフル収録したブツがプレスで出たので購入してきました。

メンバーが登場する前のBGM、マディの「フーチー・クーチー・マン」からラストの「パリの散歩道」まで、曲中や曲間の欠け無く完全収録。メーカーのインフォメーションによると使われたのは以前ここでも取り上げた4月10日のジェフ・ベックJCB公演を収録した『Deep Emotion』と同じテーパーが録音したDATマスターらしく、全体的に音質はとてもクリア、かつ距離も近め。ギターとヴォーカルのバランスが自然なところも良い感じです。
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西方徘徊 128:RAINBOW 『虹船 Legend Of The Additional Performance』 1976年12月2日 東京体育館

日本の冬空に雷鳴を轟かせた虹の軍団! 12月2日の東京体育館を皮切りに行われたブラックモアズ・レインボーの日本公演は、真冬の寒気に見舞われた各地に異常なまでの興奮状態を招き、まさに熱狂のコンサートとなった。ディープ・パープル時代からの圧倒的支持を仰ぐリッチー・ブラックモアの独特のギター・ワークを前面に、アルバム・ジャケットの図を写し出したバック・スクリーンとステージ前方に大きく渡したコンピューターの虹の多彩な演出効果によってアピールする、あくまでハードで挑発的なレインボー・サウンドに聴衆はしばし我を忘れて酔いしれた。」

これまた前回同様、雑誌『ミュージック・ライフ '77年2月号』からの引用です。

ML1977_2_y.jpg

ブリティッシュ・ハード・ロック史に残る傑作『虹を翔る覇者』のリリースから8ヶ月。過去にZEPやパープルのライヴを体験している人ならともかく、この日初めてHR最高峰の演奏に生で接するチャンスに恵まれた人達の期待の大きさたるや如何ばかりだったろう。

おそらく当日は大した予備知識も無く臨んだ人がほとんどだったと思いますが、一体どれ程の大音量なのか? ナマで観る&聴くリッチーのギターって? ロニーのヴォーカルはLPのそれを超えるのか? コージーのツーバスの威力って?

例えばそんな参戦模様?

そして放たれた音はまるで閃光。なのに超重量級。初めて聴く曲だけど滅茶苦茶カッコいい。途中「紫の炎」に似た感じの3連フレーズが飛び出す。それにしてもツーバスの威力が凄い。で、2曲目はなんと「Mistreated」。3連打のバスドラが、やけに正確なピッチで気持ち良く伸びる硬質な歌声が、かつての名曲をヘヴィメタルに接近させている。そうそう、音に合わせて光の色や動きを変化させる虹のアーチも興奮UPに一役買っている…。

と、こんな風にちょっと想像してみるだけでも・・・。

nijifune_20111225112836.jpg

今回紹介するのは1976年の初来日ツアー初日、12月2日東京体育館でのライヴを収録した『虹船』という名のブート、タランチュラレーベル謹製。昨年の夏頃リリースされた『初陣 Uijin'』(アクエリアス音源)と同日の演奏を別音源で収録しています。

音源提供者は今やブート界のブランドと言っても過言でない?桃印なお方。今回もスタンド席からの録音だったようで、これまで同様かなりの高音質に仕上がっています。

一方、アリーナ席からマイクを使わずテレコで直録りされたというアクエリアス音源ですが、これについては以前の書き込みでこんな風に書いていました。

「それでなくても興奮するだろう初来日初日、ましてやステージ上には当時のハード・ロックの最高峰がいる訳で。冒頭聞こえてくるチューニング音と既にステージ前に押し寄せている観衆、実に4分半に及ぶ喧騒。そしてSE「Over The Rainbow」から「Kill The King」へ。ネックに手を滑らせた時の”キュルッ”というノイズからしてもう堪らない。疾走するバンド。そして2曲目「Mistreated」ではそのコーフンがコンサートの中断を招き、パイプ椅子が踏まれる(?)音と悲鳴のような歓声、野次。しまいにはマイクを通してスタッフに注意を促されるてな始末。それら全てがはっきりと聞き取れる訳ではないですが、異様なムードだけはひしひしと伝わってきます。」

件のML誌に掲載されたロニーのインタビューでも話題にされてましたが、この東京体育館公演は開演早々アリーナがパニック状態に陥った日としても(特にブート好きには)知られている訳でして。

けどそんな状態でも録る(しかも完遂)、思わずテーパー、アクエリアス氏の熱意に脱帽という感じですが、その分音質的にキビシイものがあったのも確か。その意味では、カオスな光景をリアルに捉えたドキュメントとしての面白さはあるものの、単純に演奏を楽しむという点では今回の桃印音源によってようやくこの日の決定版登場と言えるのかも知れません。

nijifune_is.jpg

西方徘徊 127:RAINBOW 『五人囃子 -Short But Hard And Heavy-』 1978年1月24日 福島

先月末にリリースされた新タラレインボーの新作。過去に1タイトルだけ書き込んだことのある78年の来日ツアーから1月24日の福島・郡山でのライヴを完全収録しています。音源提供者はこのところ個人的にも最注目しているMr. Peach。

実は半年程前に同レーベルから武道館全3公演(1月21日、22日、2月3日)をフル収録した6枚組のボックスセット(『擬宝珠 Top Of The Judo Arena』)が出た時点で78年の桃印音源は存在しないものと勝手に思い込んでいましたが、さにあらず。78年音源としては今後12日の広島音源が控えているようですし、やはりこの年も桃氏の虹行脚は続いていたという訳ですね。

セットリストや大まかな流れは76年のツアーと然して変わらないものの、随所に(微妙なものも含め)新たなアレンジやアプローチを織り交ぜているので、『On Stage』や他の76年音源との聴き比べも一興。もちろんセットの変節というか、後半の幕開けを告げるこの時点では未発表の新曲「Long Live Rock 'n' Roll」の存在も重要。

ちなみにカナダ人のデヴィッド・ストーン(Key:ex Symphonic Slam)、オーストラリア人のボブ・ディズリー(Bass : ex Widowmaker)の2人を迎えたこの時のメンツは、5人で4ヶ国というバンド史上最も多国籍なラインナップとなりました。

1月11日 愛知 名古屋市公会堂
1月12日 広島 広島県体育館 ※『???』
1月13日 熊本 熊本県体育館
1月14日 福岡 福岡九電記念体育館
1月16日 大阪 大阪厚生年金会館
1月17日 大阪 大阪厚生年金会館
1月18日 京都 京都会館
1月20日 大阪 大阪厚生年金会館
1月21日 東京 日本武道館 ※『擬宝珠 Top Of The Judo Arena』
1月22日 東京 日本武道館 ※『擬宝珠 Top Of The Judo Arena』
1月24日 福島 郡山市民会館 ※『五人囃子 -Short But Hard And Heavy-』
1月27日 札幌 中島スポーツセンター
1月29日 秋田 秋田県民会館
1月31日 新潟 新潟県民会館 ※『Third Stone From The Sun -大吟醸』
2月  1日 金沢 金沢厚生年金会館
2月  3日 東京 日本武道館 ※『擬宝珠 Top Of The Judo Arena』

音の方はと言うと、まずはボーカルを含む他のどのパートよりもギターの音にスポットが当たっている点が最大のポイント。やや遠目のボーカルに、ダンゴ気味のリズム隊。その中でリッチーのギターだけが微妙なニュアンスまでも聴き取れる程のクリアさで捉えられています。時折右chに歪みが目立つところがあるものの、奥行きと質感的に弾力を感じる音像は紛れも無いあの桃印サウンドな訳でして、そこはやはり格別な聴き応えがありますね。
goninbayashi_is.jpg

西方徘徊 126:Jeff Beck 『Forum First Night』 2010年4月12日 東京国際フォーラム

どれがジェフでどれがジョン?聴きながら思わず眉間に皺を寄せてしまう、そんな音源に続いてはやけにハイコントラスト、全編これパキパキなモニターサウンドで占めたブツを紹介します。

forum_first_night.jpg

ジェフ・ベック来日公演、4月12日東京国際フォーラムでのライヴ。キーボードのジェイソン・リベロの、かどうかは分かりませんが、イヤーモニター音を収録。近頃はこのモニター音源とオーディエンス音源を重ね合わせて高音質盤一丁上がりとやっているものが多いですが、コレはモニターソースのみのストレート仕様です。

で、この手の音源はややもするとライヴならではの熱とか臨場感が希薄だったり(この音源も歓声は小さめ)、いい意味での雑味や脂っ気が抜けて、全体的に味気なく感じられるケースが多いんですが、その一方、情報量の点ではオーディエンス音源を大きく凌ぐ場合が少なくなく、例えば各パートの音があからさまになる分、実際の会場では意識することのなかった音が聞こえてくるといった面白みがあるのも確かなんですよね。

forum_first_night_is.jpg

という訳で早速聴いてみました。

冒頭聞こえてくるホワイトノイズがいかにも電波傍受音源という感じ(何となく)ですが、まずは「Eternity's Breath」でベックのギターにうねうねと絡み付いてくるジェイソンの弾くシンセの音からして何やら新鮮。

ぱたぱたぱたっ(決してドスドスドスッと聞こえないところがご愛嬌)と強引に小節を埋めていくバスドラ。だけでなく瞬間芸の塊のようなスリリングなナラダのドラミングに後押しされベックのギターも発火。ナラダのマイティぶりが遺憾なく発揮されたこの日の「Stratus」は大きな聴きどころのひとつ。

そして「Led Boots」。ナラダとの生共演ということで僕自身かなり期待して臨みましたが、実際に会場で聴いた時よりもこの音源の方が『Wired』のヴァージョンを強く想起させてくれました。その理由が2'30"以降のジェイソンの弾くシンセのフレーズと音色。会場ではそれがここまではっきりは聞こえてこなかったんですよね。

ロンダ姉さんのベース・ソロも意外性に富んだ内容。混み入ったフレーズの中にのぞかせるハーモニクスのタイミングが絶妙です。しかしここまで複雑な構成になっていたとは。そこに見た目の迫力とは裏腹な女性ならではの細やかさがうかがえるような。演奏後に聞こえてくるナラダのガハハ笑いが可笑しい。

ジェイソンがシンセでサイドギターの役割を担う「Blast From The East」も意外性十分。このベコベコした音を会場で意識することはほとんどなかったなぁ。

ナラダのドラムとジェイソンが叩く電子パーカッション音の対比が興味深い「Dirty Mind」。このあたりのやけにクッキリした音像もモニター音源ならでは。

ギタリストを見る時、大抵はフレット上の指の動きに注目するものですが、ベックの場合右手の動きも見逃せない。時に板前が寿司を握るような手つきで弦を弾き、時に医者が触診する時のようにネック上をタップ、時にアームをべこべこべこと叩くなどなど。そんな様々な右手の動きが音からも伝わってくる「Brush With The Blues」。

ロンダ姉さんとマイティ・ナラダのボーカルがクローズアップされた「I Want To Take You Higher」。ナラダ1'04”の”みゅーじっくすてぃるぐっとぅぎようっ” ってそれ何だよ(爆笑)。

生々しいカッティングのミュート音やフレージングに耳が釘付けになる「How High The Moon」と、いよいよこの記事が今回のジェフ・ベック in ジャパンの締めくくり。ならやはりこの曲は外せない、大団円に相応しい「Nessun Dorma」。

西方徘徊 125:JEFF BECK 『Heavy Blow』 1975年5月3日 ボストン

1つのプレイリストに2つの音源を登録。あっちを聴いてはこっち聴きを繰り返しながら比較してみましたが、少しでも気を抜くと?一体どっちの音源を聴いているのか分からなくなる(笑)。メーカーは「既発テイクとは比較にならない」とおっしゃいますが、その違いもこんな程度です、この駄耳には。

1975年式ジェフ・ベックの代表的なライヴ音源、5月3日のボストン、ミュージック・ホール公演。オーディエンスソースなれど、その音の近さやクリアさ、バランスの良さも然ることながらアナログ録音ならではの音の温かみがすこぶる心地よい(ブート音源にそんな褒詞が?と言うなかれ)個人的にも大好きな音源なんですが、その同じ日に別のテーパー、約1年前にトラッカーサイトに登場して以来、既に50を超える音源が放出されているダン・ランピンスキー氏録音の秘蔵ソースが登場、先日銀盤化されました、ってのが今回のお題。

76年8月27日のケープコッド公演に続くベック音源第2弾としてトラッカーサイトには1ヶ月程前に上がっていて、既にCD-R版は市場に投下されていましたが、プレス仕様はこのLH版が初になります。

ちなみに既発盤(スティーヴ・ホプキンスというやはりボストン周辺でいくつかの名音源を残している人物による録音音源)については、過去に2度ほどこんなカキコをしています。

JEFF BECK 『Lost Mistral Tape』 1975年5月3日 ボストン

西方徘徊 072:JEFF BECK 『Fire Still Burning』 1975年5月3日 ボストン

heavy_blow.jpg

という訳で今回もMP3音源を貼ったのでよかったら聴いてみて下さい。ですがその前に当日第一部に登場したマハヴィシュヌ・オーケストラの演奏から1曲。この時のツアーが彼らとのジョイント式だったことは過去の書き込みの中でも触れていますが、ランピンスキー氏はその両方を録音していたんですね。

曲は現在もベックがレパートリーに取り入れている「Eternity's Breath」のフル・ヴァージョン(74年作『エメラルドの幻影』収録)。ここでのドラムはあのナラダ・マイケル・ウォルデン。そして後にヤン・ハマー・グループとの帯同ツアーでベックが共演することになるスティーヴ・キンドラー(ヴァイオリン)もいます。今回LHはこのマハビシュヌ音源も同時リリース(2CD-R)していますが、ここではネットから落とした音源を使わせてもらいました。


*Opening for Jeff Beck

John McLaughlin - Rex Bogue Twin neck
Narada Michael Walden - drums
Ralphe Armstrong - bass
Stu Goldberg - keyboard
Steve Kindler - violin
Carol Shive - violin
Philip Hirschi - cello
Norma Jean Bell - sax
Premik Russel Tubbs - sax

ダウンロードソースに添付されていた当日のチケット画像
Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

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