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西方徘徊 140:JEFF BECK『Emotion & Commotion Live vol. 2』 2010年7月13日 イタリア

ジェフ・ベック最新のサウンドボード音源が先日銀盤化されました。7月にイタリアのルッカで開催されていた音楽フェスに出演した時のもので、ベックはZZ TOPがメインアクトだった13日のスペシャル・ゲストとして登場。この時の様子はイタリアの国営FM放送局Radio2 RAIで放送され、それを録音したものが今回のブートの元ネタと言う訳です。

JB_lucca.jpg

セットリスト的にはゲスト扱いということからフルスケールでないショート仕様。そういえば、現在の新体制になってこれが2つ目のサウンドボードソースですが1つ目のそれは演奏時間正味35分弱のさらなるショート版でした。そこではベックのノリが今ひとつだなんてエラソーに書いちゃってますが、この日のノリは真逆と言ってしまおう。ノッケからキレキレの素晴らしい演奏を繰り広げています。

そこでまずはこの曲を聴いてみて下さい。来日公演でも演奏されたスライのハイヤー。テンポを上げドライヴ感倍増。ベックのプレイがどうというより(十分スゴイですが)バンド全体のグルーヴ感が様変わりしています。左が今回のBFリリースのブート、中がネット上にULされているソース。これがブートのマスターだと思いますが、BF盤はトラックの刻み位置を変え音質もブラッシュアップというかかなりゲインを上げてますね。そして右が4月10日JCBホール公演を収録したタランチュラ盤の同曲ですが、4ヶ月前のこれがまるでプロトタイプ風に聴こえてしまうのは僕だけ?



ううむ、何度聴いてもシビれます。全員もうキレキレです。で思ったんですが、実にバンドらしくなったなぁと(エラソーに)。ロンダ姉さんなんてこれぞ本領発揮って感じだし、ナラダが客を煽るところも実に堂に入った感じだし、とにかく各人の持ち味が有機的に絡み合いながら一丸となって鳴っている、そんな様が実にバンドらしいと思うんですよね。僕なんぞは根が単純なのでこの1曲でもうベック・バンドさらに進化、を実感しちゃったんですが。

そしてそんな演奏の魅力をさらに後押ししているのが、確かにサウンドボードに違いないんだけどオーディエンスソースのような臨場感と良い意味での雑味を加えた音質。結構荒っぽいマスタリングというか、全編に感じるざわざわとしたノイズっぽさが演奏の勢いを倍加していると感じます。

が、それだけに残念なのが全ての曲間に、んべららべらと女性DJが律儀にも馬鹿陽気なナレーションを突っ込んでくる点。しかもそれが全ての曲のイントロに被ってしまうところが何ともキビシイ、どうやらこうした手法がブートレガー対策との見解もあるようです(それでもこのように盤化されちゃう訳ですが)。

JB_live_2_f.jpg

JB_live_2.jpg

それではあと3曲ほど。聴きどころ満載の音源なので選択に迷うところですが、まずは何かのトラブル発生か? アタマのフレーズを弾いている途中でギターの音が途切れるも、ベックがスムーズに最初のソロに入れるよう、あえていつもより1回多くそのフレーズを演奏しベックを待つというメンバー間の阿吽の呼吸が見事な「Led Boots」。

低ポジションメインでのたくるベースが印象的な「Big Block」は最後に007風のキメあり。

アンコールで演奏された「Nessun Dorma」は本場イタリア初披露。終盤の盛り上がり部分で観客が演奏に合わせて歌うのが聴き取れますが、これがとても感動的。ご当地ソングなんて言ったら安っぽ過ぎますかね、しかしオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティの歌声と共に世界中に知れ渡るところから、イタリア国民にとって特別な曲だというのは容易に想像がつきます。それだけにこの盛り上がり、歓迎ぶりがファンとしては何とも嬉しい。

※どの曲もアタマ切れになっていますが、これはBF盤がナレーションのエンド部分をトラック切り替えのポイントに設定している為です。
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たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
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アタマ冷やせば?とかよく言われます

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