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なるか?11年ぶりの共演:Jeff Beck Bootleg 『The Steakhouse Sessions』

まずは13日付のasahi.comに掲載されていたジェフ・ベックのインタビューから。

「みんなの期待通りにはいかないだろう。びっくりするようなこともあるはず。実は僕もドキドキしているんだ」

いざ無事に行けそうだとなると、やはり初日を押さえるべきだったかと後悔し始めたりする自分です。今回ばかりはあれこれ知らずに行くのが最良の楽しみ方だと思うんですよね。じゃあ、その手の情報をシャットアウトしとけばいいじゃん、とは思うんですが、それはそれで何だか癪だし。うぅむ。。

それにしても一体どんなネタが用意されているのか。例えば、二人でアコギ弾くなんてのは普通にありそうですけどね。

さて。

今回は2002年頃に出たべックのブートの中にタイムリーと言えそうなネタがあったので、それを取り上げてみたいと思います。

steakhouse_sessions.jpg
 
1998年に一旦完成していながら、本人のお気に召さずボツになってしまったという作品。BBAの2ndに次ぐ、いわゆるべックまぼろし系のアルバムですが、この作品のプロデュースを担当していたのがスティーヴ・ルカサー。何でも事前の断りなしにいきなりボツられてしまったとかで、いくらなんでもそりゃあんまりだ(苦笑)。

で、このブートはそのルカサー・プロデュース作のセッション音源、音はいかにもラフミックス風ですが、演奏の方はかなり完成形に近いのでは?という4曲を看板ネタとして収録しています。

ちなみにメンバーは、ベース:ピノ・パラディ−ノ、キーボード:トニー・ハイマス、パーカッション:レニー・カストロ、でもってドラムスがエイブ・ラボリエル・ジュニア。そう、現在ECバンドのメンバーとして来日中のドラマーです。

"The Steakhouse Sessions in LA 1997-1998 : Produced by Steve Lukather"
01. T-Boned
02. Hurricane
03. Rump-Roasted
04. Prime-Ribbed

”Steakhouse”というのは、ノースハリウッドにあるルカサー自前のスタジオの名前だそうで、上記の4曲はここで録音されたものなんだそうです。いくら仮題とはいえ02を除く3曲がスタジオ名にちなみステーキ絡みのタイトルになっているのが可笑しい。

01はこれぞベック節というフレーズやトーン満載のミディアム・テンポの曲で、すでにギターのオーバーダビングもされており、4曲の中では最も完成度が高いです。

02はエスニックな風味を効かせたこれまたミディアム・テンポのナンバー。独特な曲調ですが、それを独自の世界にすぐさま引き寄せてしまうベックの表現力たるや、やはりサスガです。作曲はKeyのトニー・ハイマスで、1995年にサンタナと行ったUSツアーの際にすでに新曲として演奏されていました。

03は、リードを乗せる前のオケのような感じで、際立ったところは特に無いんですが、これぞフレットレス・ベース、という特有の揺らぐトーンがいい味を出しています。

ボリューム奏法から始まる04もエスノ+ブルースという感じのスローな曲で、どちらかと言うと地味目ですが、ギターは多彩なフレーズを連発していて、個人的には『Red』期のクリムゾンを連想した(「Fallen Angel」かな)アルペジオのパートにハッとさせられました。けどやっぱり地味だなぁ。

で、これをボツにしたベックは99年に『Who Else!』を出すわけですが、それとの違いの大きさが自ずと今作ボツの理由を物語っているような気も。

さて肝心のドラムスですが、この一打入魂というか、へヴィながら、同時にしなやかさを感じさせるドラミングは、クラプトンのブートで聴き馴染んだエイブ・ラボリエル・ジュニアならではの技という気がします。

となると、今回の共演ライヴにあたっての関心事のひとつが、果たして11年(12年?)ぶりにエイブの叩き出すビートにベックが絡むことはあるのだろうか?ということになる訳ですが、はてさて。



一応他のトラックについても触れておきたいと思います。簡単な注釈を付けてみましたが、事実誤認などありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。知らずに過ごしていたことは思いのほか多い、ブログ初めて以来ますますそう実感する日々だったりするので。

"Mood Swings / Moodfood 1992"
05. Skinthieves
オフィシャルでもリリースされている曲で(海外盤のみ)、16ビートの打ち込み音の上を駆け巡るベックのギターはカッコイイものの、曲そのものはどうってことないです(苦笑)。

"Live at Paradiso, Amsterdam, Holland July 7, 1998"
06. Amsterdam Nights 
※7月7日から8月5日まで行われたヨーロッパ・ツアーの初日、アムステルダムでのみ演奏されたという曲。ステレオ・オーディエンス音源での収録。

"Live at Idroscalo, Milano, Italy July 15, 1998"
07. Sending Sweets
08. Manic Depression ※ジミ・ヘンドリックスのカヴァー
09. Orbit ※02「Hurricane」と同じ曲。
06と同じヨーロッパ・ツアーからのライヴ(但し、モノラル・オーディエンス音源での収録)
以上、06から09までのサポートメンバーは
Jennifer Batten : guitar
Randy Hope-Taylor : bass
Steve Alexander : drums

"Unreleased recording from 1985" ※『Flash』レコーディング時のアウトテイク集
10. Funk On The Nail
11. Jeff's Anthem ※炎のランナー「Eric's Theme」のジェフ流カヴァー
12. No Filet Mignon, Just Greens
13. Escape

"Long Beach Grand Prix April 18, 1999" ※オープニング・セレモニーでの演奏(オーディエンス音源)。
14. Star Spangled Banner ※with Jennifer Batten (guitar)

"Electric Ladyland Studio Sessions" ※1986年の音源 思い付くままに演奏、という感じのジャム・セッション。
15. Rehearsal#1
16. Rehearsal#2
17. Rehearsal#3 ※with Simon Phillips (drums), Doug Wimbish (bass)

steakhouse_sessions_bk.jpg
『The Steakhouse Sessions』
Masterport-130 1CD-R

では、後に痛恨のルカサー、1986年にベックと軽井沢でランデブーの図。「Freeway Jam」


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神奈川県在住
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