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25年前の「夢の再共演」 Rod Stewart with Jeff Beck 『No Ready Made Guys』

どうもこのところの天候の不順続きで、やや身体の調子を崩し気味ですが、そんな中でもいまだにあの「共演」の余韻を引きずってたりします。当日を迎えるまではヘンに予備知識もたずに観た方が楽しめるだろうと思っていましたが、実際の内容の意外さから、却って知って出かけたのが僕の場合は吉と出たかなという感じです。構成や選曲に対する一喜一憂なしに演奏に集中出来たという意味からですけども。

というわけで、その後もベックとクラプトンをメインに聴く日々を過ごしていますが、かつてベックと活動を共にしたロッド・スチュワートの来日が間近なことを思い出しました。13年ぶり6度目の来日だそうですね。自身にとっての初のライヴ参戦がロッドの初来日公演(79年3月16日の武道館)だったこともあり(ドラムがカーマイン・アピス!)、それなりに思い入れや思い出のあるミュージシャンですが(髪型真似たりして)、今回は予算のやり繰り上やむなく断念することに。ひょっとしてこれが見納めか?と考えると何やらフクザツな心境になったりもするのですが(苦笑)。

それと、もしもこの来日があとひと月早かったら、果たしてもうひとつの夢の共演の実現があっただろうか?とも考えちゃったりしてみたりして(笑)。

rod.jpg

さて、そこで今回は1984年に二人が共演した時のライヴ音源を収録したブートレグを取り上げてみたいと思います。当時も「夢の共演」と話題になりましたが、84年リリースのロッドの通算14作目のアルバム『Camouflage』にゲスト参加(3曲で演奏)したベックは、その後ロッドのグループに同行する形でツアーに出ます。それが7月3日からスタートした北米ツアーですが、なんと13日のカルガリー公演を最後に早くも離脱。「あ、やっぱり。」 当時このことを知った時に思わずそう納得してしまう程、ベックの偏屈なところをそれなりに承知していたつもりでしたが、やはりとても残念に感じたことを思い出します。

このブートはそんな数日限りの夢の共演の中から、シアトルでのライヴをとても良好なステレオ・サウンドボード音源にて収録。ライヴそのものは不完全収録ながら(後半部分に未収録曲があるようです)、ベックが参加した6曲は全てDisc2に収められています。

rod_jeff.jpg

Live in Seattle, WA, July 1984

Disc 1
1. The Stripper
2. Sweet Little Rock 'n' Roller
3. You Wear It All
4. Hot Legs
5. Tonight's The Night (Gonna Be Alright)
6. You're In My Heart
7. Dance With Me
8. All Right Now
9. Young Turks

Disc 2
1. Infatuation
2. People Get Ready
3. Rock My Primsoul
4. I Ain't Superstitious
5. The Pump
6. Bad For You
7. Passion
8. Gasolin Alley
9. Maggie May

Rod Stewart - vocal
Jim Cregan - guitar
Jay Davis - bass
Robin Le Musurier - guitar
Tony Brock - drums
Kevin Savigar - keyboards
Jon Coury - keyboards
Jim Zavala - saxophone
Nick Lane - horns
Lee Thornberg - horns

*Jeff Beck - guitar (Guest Appearance on Disc 2 track1-6)

ベッ クが加わるのはセットの中盤からなので、まずはベック抜きでの演奏です。79年の武道館同様「The Stripper」のSE(&ミラーボール?)の後、軽快なロックンロール「Sweet Little Rock 'n' Roller」でスタート。続いてトラッド風味の強い「You Wear It All」。そして79年の武道館公演のオープニング曲だった「Hot Legs」と名バラードを続けて2曲。このあたりのバリエーションの豊富さ、曲々のコントラスト感がいかにもロッドという感じですね。

さて、ディスク2の1から6までがベックの参加曲になりますが、『カムフラージュ』から2曲。残念ながらトッド・ラングレンの「Can We Still Be Friends?」が聴けませんが、これ以外の、アルバムではマイケル・ランドウとベックのギターが同時に聴ける「Infatuation」と「Bad For You」が演奏されています。しかしココでのキモは、シンセサイザーの多用など、改めて聴き返すとややトゥーマッチなアレンジに逆に古臭さを感じてしまう当時の最新曲よりも、ベック・グループ時代の2曲と、貴重な「People Get Ready」じゃないでしょうか。
 
音の方はというと、客の歓声が遠めなので臨場感に乏しく、ややヒスノイズもありますが各パートの音はクリアに録れているのでとても聴きやすいです。ベックの演奏も、本音はもちろん知る由もありませんが、この日は結構ノッているようで、随所にあの独特なベック節を炸裂させています。

ロングディレイの掛かったソロが実に気持ちよい「People Get Ready」。スタジオ作とはまたひと味違った荒々しさと繊細さのコントラストが絶妙ですが、これに呼応していくロッドもまたとてもいい感じです。

ロッドのセリフ”Chicago Blues!”に続くベック・グループ時代の2曲。ゴリッとしたベックのギターに乗るロッドの”You can rock me! Rock me all night long!"のシャウト。ここからがまさに夢の共演が実現した瞬間という感じ。アグレッシヴにトリッキーなワザを繰り出すベックがやや優勢ですが、こんなのを聴いちゃうとまた歌伴やってくれないかな、とつい思ってしまったり。ベックにもクラプトンのようなキャリアの集大成なんてスタンスがちょっとでもあれば…とも。まぁ、そんな過去がどうのに無関心風なところがいかにもベックらしいとも思うんですが。

そしてロッドの”俺に言わせりゃ、今でも最高のギタープレーヤー”との紹介の後に演奏されるのがインスト曲の「The Pump」。先日の来日公演でも演奏されたライヴの定番曲ですね。今から25年前の演奏ですが、先日もコレに負けず劣らずの演奏を披露してくれました。ひょっとしたらこの人には時の概念というものが無いのかも(笑)。超人ベック、いやまさに。

最後に余談ですが、ワタシが初めて生ベックを拝むのが、この共演の2年後86年6月の武道館公演でした。チケットを手に入れながらも結局観れなかった80年の来日から6年を経ての悲願の参戦でありました。

rod_jeff_bk.jpg
Rod Stewart with Jeff Beck 『No Ready Made Guys』
Shout To The Top STTP 223/224 2002
ステレオ・サウンドボード音源使用 プレス2CD

94年の来日公演から「Sweet Little Rock 'n' Roller」


「Tonight's The Night (Gonna Be Alright) 」と「Maggie May」


そしてベック・グループ時代。「Plynth (Water Down The Drain)」の歌入れ光景。


1968年7月のフィルモア・ウエストでのライヴ音源を使ったイメージ映像。
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