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西方徘徊 018:JEFF BECK with STANLEY CLARKE 『Brainstorm』

一昨日紹介したザ・フーの1971年初登場音源を収録したブートと一緒に買ったブツを取り上げたいと思います。

以前ココに書き込んだ、78年の来日ツアー最高音質を誇るタイトル(現在2ndエディション発売中)の前日公演を収録したブートレグです。場所は日本武道館。ベックとスタンリー・クラークの双頭ツアー中、追加公演となった2日と並び最高の内容だったという1日の演奏をオーディエンス録音音源にて収録しています。両者のバトル観戦というノリで語られた78年のツアーですが、じゃこちらも既発盤をひとつ引っ張り出し聴き比べ式でハナシを進めてみるとしましょう。

double_faced.jpg brainstorm.jpg
 【A】                   【B】

【A】が既発盤で、【B】が今回新たにリリースとなったタイトルです。【A】はベック専用レーベルとして過去最大数のタイトルを世に出したスケアクロウ・レーベル(現在は活動停止)製で、これまでこの日の代表的なタイトルとして君臨?してきました。どちらもモノラル・オーディエンス音源使用のファクトリー・プレス2CD仕様でところどころカットがあるものの(後述します)、どちらも全曲収録です。

では同ツアー最高音質のタイトル、翌2日の演奏を収録した新タランチュラ盤『Final Freeway Jazz』を最高点★★★★★とした上で。

【A】★★☆
全員が一斉に音を出す曲になると、リミッターが効いてしまうのか全体的に音がひしゃげた感じに。ギターの音は比較的大きめですが、リズム隊の音が総じて軽めで、音源からの距離を感じさせます。ヒスノイズは多め。

【B】★★★☆
【A】のような妙な音量感の強弱は少なく、全体的にバランスの取れた音。こちらもギターの音をよく拾っています。【A】ほどではないものの、音源からの距離感はあります。けれど聴きやすいのはこちら。リズム隊はやはり軽めですが、演奏の勢いはちゃんと伝わってくるので、割合すんなりと音楽に集中出来ます。ヒスノイズはありますが、【A】ほどではないです。

とこんな具合ですが、新タラ盤の音の良さが際立ち過ぎで、比較対象としては相応しくなかったかも(苦笑)。しかし今日日後発版が既発盤に劣ってしまってはシャレにならんわけで、そこはちゃんとクオリティを上げてきましたね。まずはこの日の決定版登場と言っていいんじゃないでしょうか。

Live at Nippon Budokan, Tokyo, Japan 1st December 1978
Disc 1
01. Intro ※【B】のみ
02. Darkness/Earth In Search Of A Sun
  • ローランド製ギター・シンセサイザーGR500を駆り披露された曲。【A】はアタマの部分に9秒程の欠けがあります。【B】は完全収録
03. Star Cycle
04. Freeway Jam
  • ここからストラトキャスターに持ち替え。実に歯切れのいいフレーズを矢継ぎ早に繰り出すベック。緩急の効いたアレンジも聴いていて大変爽快。しかし、ベックがスゴイです。開始早々、既にこの日はクライマックスを迎えているようです。
05. Goodbye Pork Pie Hat
  • 80年以降、ショート版として演奏されることになるこの曲も、ここではまだフル・コーラス演奏されています。
06. Cat Moves
  • 5日目名古屋公演からセット入りした曲(それまでの「Hot Rock」から入れ替え)。どちらも後にコージー・パウエルのソロ作『Tilt』(81年)に収録されました。ヤン・ハマー作。この曲のライブ・テイクが聴けるのは貴重(なはず)。ベックのギターも凄いですが、他のメンバーも好調のようで聴き応え十分です。
07. Bass Solo/School Days
  • えらく硬質なベース音が独特。ソロの客ウケもとてもいいですね。後者は私的スタンリー最高傑作のタイトル曲(76年)。スタジオ版も必聴。そこでのKeyは現在ベックと活動を共にしているデヴィッド・サンシャスでしたね。当時『Blow By Blow』や『Wired』と一緒に『School Days』を聴いていた人にとって本ツアーへの期待の大きさはハンパじゃなかったでしょうね。ここで残念なのは、新音源の【B】でもバンド全員での演奏となるとベース音がぺけぺけの平坦な音に化けてしまうこと。現場のバトルモード?はCDではちと物足りない結果に。
08. Journey To Love
  • スタジオ版でもベックの客演が聴ける曲。スタンリーの歌う”ラ~ララ~ララ~”が微妙な味わい?
09. Lopsy Lu ※【A】のDisc 1ここまで
  • 【A】はエンディングまであと30秒程というところでフェイド・アウト。
10. Diamond Dust ※【A】のDisc 2ここから
  • 【B】は曲開始10秒程のところに約30秒間の欠落あり。ということで、両者のテープチェンジのタイム差は約1分弱ということになりますか(だからどうした)。
Disc 2
01. Scatterbrain
  • ギター&ベースの凄まじいバトルが展開。ベース音ぺけぺけといえど何やら凄いことになっているのは伝わってきます。【B】のタイトルの由来はココでしょう。ディスク2はこの曲で始まる方が聴いていてしっくり来ますね。
02. Drum Solo/Scatterbrain (reprise)
  • 3分ちょっとのドラムソロから「Scatterbrain」のスタジオ版の面影を強く残すエンディングへ。
03. Rock 'n' Roll Jelly
  • 本編はこの曲で終了。スタンリー・クラークの持ち曲で締めるあたりに彼への敬意が窺えるようですが、スタンリーのソロ作『Modern Man』(78年)でのヴァージョンはベック、スタンリーとカーマイン・アピス(!)という破格のメンツでのスーパーセッション。
04. Cause We've Ended As Lovers
05. Blue Wind
  • スタジオ版やヤン・ハマー・グループとのライヴではシンセサイザーのソロだったところがベース・ソロに。両者バトルモードな1曲。サイモン・フィリップスの持ち味がフルに発揮された疾走感が凄まじい。
06. Superstition
  • 再度アンコールに応えての「迷信」。ベックはトーキング・モジュレーターを介してのヴォーカル取り。本ツアー中、2度のアンコールに応えたのは武道館公演だけだったようで、つまりこの曲は11月30日分を含む3日間のみの披露となりました。
07. Outroduction ※【A】のみ
  • 終演後のアナウンス、”本日は文化放送、ウドー音楽事務所主催ジェフ・ベック東京公演に本当にようこそお越しくださ…”でフェイド・アウト。記録性が高まる、こんなオマケ的なものでも私的には嬉しかったり。
Jeff Beck - guitar
Stanley Clarke - bass
Tony Hymas - keyboards
Simon Phillips - drums

 double_faced_bk.jpg brainstorm_bk.jpg

L :
『Double - Faced』
Scarecrow 087/088 
モノラル・オーディエンス音源収録 プレス2CD

R :
『Brainstorm』
Import Title 2009
モノラル・オーディエンス音源収録 プレス2CD
200セット限定 (50セットのみナンバリング・ステッカー付)
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神奈川県在住
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誕生星座:山羊座(たまに射手座)
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