Home All Log in RSS

冷却システムはオプション

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

西方徘徊 019:JEFF BECK 『Going Down To The BBC』

 西の界隈でいま最も気になるリリースねたといえば、例のMV版EC&JBのコンプリートセット(4CD+3DVD)ですが、先日店員に訊いてみたところ、どうやら5月のリリースになりそうとのことでした。今月も既にかなりのハイペースで散財、すっかり息がアガっていたので、これには正直ホッとした次第。しかし一体いくらで出てくるのか、こういった需要が高めのブツほどなるべく安く売る、ってのが長い目で見ればタメになると思うんですが、とまれ、真打ちらしくあらゆる面で納得のリリースになることを期待しています。

 さて、本日も仕事帰りにそのBFに立ち寄ってきたんですが、ECとベックの各コーナーに新作が置かれていました。ECの方は、オールマン・ブラザース・バンドの結成40周年を祝うセレモニー公演にゲスト参加した2日間の演奏をサウンド・ボード音源とプロショット映像で収録したMV盤(2CD+2DVD 共にプレス盤)。ベックの方はちと正体不明な海外版ブート(プレス1CD)です。


BF_09_4_14.jpg
 


 今回は”Refine Master Series”と冠したベック盤から行ってみますが、第二期ジェフ・ベック・グループ(以下、JBG♯2)のライヴ演奏を全てサウンドボードソースにて収録したファクトリープレス1CD仕様、全15曲収録。その中でメインになっているのが1曲目から9曲目まで、JBG#2のいわば定番中の定番音源、その昔アナログ・ブートとして市場に出回ったこともある1971年6月29日にBBCの番組”In Concert”向けにロンドンのパリス・シアターで録音されたライヴです。

そこでまずは既発盤の整理?なんぞをしてみたいと思いますが、このBBCのライヴを収録したブートでウチのCD棚にあったのは下の5タイトルでした。

 これらを大雑把に分類すると、DJによるナレーションをカットしたソースに他のライヴ音源やらアウトテイクなどを足して収録時間を水増ししているもの(【A】【B】)、ナレーションを含み完全収録を目指したもの(【C】【D】【E】)に分けられます。その他にもソースの違い(放送をエアチェックしたテープ使用のパターンと放送用に作られたアナログ盤、いわゆるトランスクリプション・ディスク使用のパターン)で分けるなど、いろいろとややこしい部分があったりするのですが、このあたりについてはイマイチ確証がないので端折ります(苦笑)。

final_BBC.jpg final_BBC_bk.jpg got_the_feeling.jpg got_the_feeling_bk.jpg 【A】                         【B】

raw_orc.jpg raw_orc_bk.jpg JBC2_BBC.jpg JBG2_BBC_bk.jpg
【C】                         【D】

JBG_BBC.jpg JBG_BBC_bk.jpg
【E】

【A】 『Final BBC On The Air』 Scarecrow 001
【B】 『Got The Feeling』 Flashback World Productions Flash 07.90.0121
【C】 『Raw Orc』 Scarecrow 104
【D】 『Pop Spectacular』 Masterport-225
【E】 『Pop Spectacular』
※全てプレス1CD

そして、この中で内容的に最も優れていると僕が思うのが、【C】の『Raw Orc』。

raw_orc_b.jpg
『Raw Orc』 Scarecrow 104
ステレオ・サウンドボード音源収録 プレス1CD

Live at Paris Theatre, London 29th June, 1972
01. Introduction
02. Ice Cream Cake
03. Morning Dew
04. Max Solo / Going Down
05. Difinitely Maybe
06. Tonight I'll Be Staying Here With You
07. New Ways / Plynth (Water Down The Drain) / Drum Solo / Train Train
08. Ain't No Shunshine
09. Got The Feeling
10. Let Me Love You

まず、再放送時にカットされてしまったというボブ・ディランのカヴァー曲「Tonight I'll Be Staying Here With You」を収録している点が最大のポイント。【C】以外でこの曲を収録しているのは【D】だけですが、それが置かれているのが【C】は6曲目、【D】は最後の10曲目になっています。なんでこんなややこしいことになっているのかと言えば、実はよく分からんのですが。

で、実際に聴き比べてみると、音の迫力という点ではいくらか【D】に分があるんですが、編集上の違和感を感じずシームレスに聴けること(【D】はエンディングの拍手に明らかな継ぎ接ぎ感アリ)と、スクラッチノイズが比較的目立たないといった点で【C】に軍配が。

ちなみにこれらの中で現在も容易に入手できるのが【D】『Pop Spectacular』 Masterport-225 と 紙ジャケット仕様でトランスクリプション盤のデザインを模した【E】『Pop Spectacular』 です。【E】はこれら5タイトル中、一番新しいリリースで音質そのものはいいんですが、スクラッチノイズが一番多め。しかし1,800円とかなりのお値打ちになっています(販売店:BF)。

going_down_BBC.jpg

The Paris Theatre, London, England 29th June, 1972
01. Ice Cream Cake
02. Morning Dew
03. Difinitely Maybe
04. New Ways
05. Plynth (Water Down The Drain)
06. Train Train
07. Ain't No Shunshine
08. Got The Feeling
09. Let Me Love You

The Beat Club, Bremen, West Germany 25th March, 1972
10. Definitely Maybe

Sounds Of The Seventies BBC Studios London, England 14th December, 1971
11. Going Down
12. Got The Feeling

Ruis-Orockfedtival, Runsala-Parken, Turku, Finland 22nd August, 1971
13. I Got To Have A Song
14. I've Been Used
15. Situation

さて、ここからは本日買ったブートにハナシを移しますが、6/29については、マスタリングの効果か、音の厚みが増しています。スクラッチノイズも目立たず、迫力の点ではコレがベストだと思います。まずドラムスの鳴りに音質の向上がはっきりとあらわれているように感じますね。しかし、それだけにディランのナンバーが収録されていないのが残念。ちなみにDJによるナレーションは全てカットされています。

続く10、11、12曲目ですが、3曲全てアタマが切れているフェイド・インでの収録です。10の「Definitely Maybe」は旧西ドイツの音楽番組『Beat Club』向けに収録されたソース。続く11、12曲目「Going Down」と「Got The Feeling」はどちらも【A】に収録されているBBCスタジオ・セッション音源のリマスター版。確かに音質は向上していますね。

そして最後の3曲については更に曲数が2曲多い既発のタイトルがあります。ツェッペリン・ブートの主要レーベルのひとつ、Empress Valleyが2000年にリリースしたものですが、音の方はどちらもよく似た感じで甲乙つけ難し。しかしそれでなくても収録曲の少ない本音源、2曲の欠けが惜しいなぁ。

helsinki_1971.jpg
『Flying High : Helsinki 1971』
Empress Valley Supreme Disc EVSD 51 2000
ステレオ・サウンドボード音源収録 プレス1CD 紙ジャケット仕様

Live at Turku, Finland 22nd August, 1971
1. New Ways / Train Train
2. I Got To Have A Song
3. I've Been Used
4. Situation
5. Jody

Jeff Beck - guitar
Bob Tench - vocal
Clive Chaman - bass
Cozy powell - drums
Max Middleton - keyboards

going_down_BBC_bk.jpg
『Going Down To The BBC』
Refined Masters 2009
ステレオ&モノラル・サウンドボード音源収録 プレス1CD デジパック仕様
関連記事
Comment






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://seemefeelmeclickme.blog86.fc2.com/tb.php/146-c5bcd529
Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

Calender
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
Categories
Recent Entries
Comments + Trackback
Comments<>+-
Trackback <> + -
Archives
Links
from December 22, 2009
Access Ranking
[Genre] 音楽
431
see ranking>>

[Sub-Genre] ロック
44
see ranking>>
Search
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。