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西方徘徊 028:JEFF BECK GROUP 『Changing The Strings』

以前から気になりながら、これまで何となく買わずにいたベックのブートを先日手に入れました。エンプレスバレーというツェッペリンブートの主要レーベルが4年前に出した第二期ベック・グループ(以下JBG#2)の3枚組セット。このレーベルはこれ以外にも2タイトルベックのブートを出していて(『Live At Sapporo Green Dome』1980年12月14日:月寒アルファコートドーム(旧:札幌月寒グリーンドーム)、『Messin' With The Blues』 1968年7月27日:ロサンゼルスシュライン・エクスポジション・センター )、どちらも音、演奏共にかなりクオリティの高いブツですが、本盤の出来やいかに?

ディスク1と2に72年7月23日、ロンドン・ラウンドハウスでのJBG#2最後のライブを、ディスク3に71年10月28日のアリゾナ州フェニックスでの演奏を収録。どちらもオーディエンス録音ソースが使われています。

changing_the_strings.jpg


結果この日がラスト・ライヴ。一度は絶たれたティム・ボガート、カーマイン・アピスとのグループ結成。それが7月下旬というからちょうどこのライヴが行われた頃でしょう、二人のカクタスとしての契約満了を好機と再び接触。ついに念願のグループ結成へという動きの中、ベックのこの時の胸中やいかに?そしてこの日、他のメンバー達にどれ程の危機意識があったんでしょうか?

この一週間後にはマックスとボブ以外のメンバーとの関係を絶ち、まずは見切り発車的ながらも新たなグループで活動を再スタートさせるベックですが、とまれ、事情を知らずに聴けば、これがそんなバンド空中分解の直前に演奏されたものとは気付かなかった筈。決して悪い演奏じゃありません。

Live at The Roundhouse, London, England 23rd July 1972
Disc 1
1. Introduction
2. Ice Cream Cakes
3. Morning Dew
4. Max's Solo / Going Down
5. Definitely Maybe
6. Tonight I'll Be Staying Here With You
7. New Ways Train Train

Disc 2
1. Jeff's Boogie
2. Ain't No Sunshine
Encore
3. Got The Feeling
4. Let Me Love You
5. Superstition

Live at Star Theatre (Celebrity Theatre), Phoenix, Arizona, USA 28th October 1971
Disc 3
1. Going Down
2. Let Me Love You
3. Morning Dew
4. New Ways Train Train
5. Tonight I'll Be Staying Here With You
6. Jeff's Boogie
7. Jody
8. Got The Feeling

Jeff Beck - guitar
Bob Tench - vocal
Clive Chaman - bass
Cozy Powell - drums
Max Middleton - keyboards

いわゆる高音質!ではないですが、音が近めで各パートのバランスが良く、オーディエンスノイズも目立たない総じて聴きやすい仕上がり。

で、この日の演奏を収録した手持ちの既発盤と聴き比べをしてみました。まずは12年前に旧タランチュラが出した『The Last Ever Gig』という名のブート。裏ジャケ上部にさりげなく書かれた"STEREO/FULL SHOW"の文字に色めきたったものですが、両者共に冒頭のMCのカットと、1曲目「Ice Cream Cakes」中の音飛びの箇所が一緒なことから、試聴開始早々に使われているのが同じマスターだと分かります。ただ、ゲインの上げ過ぎで全体的に音がノイズっぽい(高域が耳につく)タラ盤に対して、抑え気味のレベル設定で聴きやすく仕上げたEV盤という感じでしょうか。ちなみに細かいコト言うと、EV版の方がアタマのMCが3秒長い。

旧タラとEV。本タイトルを出すにあたり、後者がタラ盤の存在を意識しなかった筈はないので、グレードアップのアピールも兼ねて、新音源(ですよね?)を加え3ディスク仕様としたのかも知れないですね。ちなみにこの71年のフェニックス音源ですが、全体的に音がダンゴ状のいかにも安手のテレコで録りました的な音でお世辞にも聴きやすいとは言えない代物ではあるものの、演奏内容は大変充実していて聴き応え十分。活動初期の凄みのある演奏を聴かせてくれています。
 
last_ever_gig.jpg last_ever_gig_b.jpg  
『The Last Ever Gig』
Tarantura JBG-001,2 1997
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス2CD 紙ジャケット仕様

Disc 1
1. Opening~Introduction
2. Ice Cream Cakes
3. Morning Dew
4. Max's Solo / Going Down
5. Definitely Maybe
6. Tonight I'll Be Staying Here With You
7. New Ways / Train Train

Disc 2
1. Jeff's Boogie
2. Ain't No Sunshine
Encore
3. Got The Feeling
4. Let Me Love You
5. Superstition

一方、アタマのMCが抜けてるのと終盤の3曲欠けが残念ですが、別ソースを収録したブツがコチラ。

roundhouse1972_01.jpg roundhouse1972_02.jpg

ショップのインフォによると、当時ロンドンに派遣された日本人レコード会社スタッフが録音したものを資料用としてダビング、保存されていたというリールテープからダイレクト収録したもの、なんだそうな。

roundhouse1972_04.jpg
『Roundhouse 1972』
Reel Masters-017
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス1CD 

肝心の音質ですが、距離感は前述の2作とそう変わらない感じですが、さほどレベルを上げていないのにも関わらず全体的に歪っぽいのが気になります。あと所々で客のチャットが耳に障るところがありますね。ところがアタマ数秒欠けのフェイドインで始まる5曲目の「Definitely Maybe」以降になると音がぐんと近くなり(録る場所を変えたのか)、歪っぽさは残るものの前述の2作を超える音で鳴り始めます(チャットは時々聞こえます)。それだけにアンコールに応えて演奏された「Got The Feeling」「Let Me Love You」「Superstition」3曲の未収が残念。

1. Introduction
2. Ice Cream Cakes
3. Morning Dew
4. Max's Solo / Going Down
5. Definitely Maybe
6. Tonight I'll Be Staying Here With You
7. New Ways / Train Train
8. Jeff's Boogie
9. Ain't No Sunshine

changing_the_strings_bk.jpg
 『Changing The Strings』
Empress Valley Supreme Disc EVSD 344/345/346 2005
オーディエンス音源収録 プレス3CD
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