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西方徘徊 035:KISS 『Quilmes Rock 09』 2009年アルゼンチン

レインボーの『雷神』によってキブンは10万光年の彼方、あいや、32年前にすっ飛ばされていたワタシですが、今日は先日LHで2点購入の特典としてもらったブツを取り上げてみたいと思います。

デビュー35周年を記念するワールド・ツアー(KISS Alive/35 World Tour)中、南米回りのハイライトとなった4月5日、アルゼンチンのブエノス・アイレスで行われたフェス”Quilmes Rock Festival”の大トリを務めた際の演奏をプロショット映像にて収録したDVD-R。地元TV局がダイジェスト版として40分程に編集したものを放送したとのことですが、ここに収録されているのは関係者からの流出ソースらしく、オープニングから終演後の花火が打ち上げられる様子まで、実にトータル135分の長尺版になっています。

quilmes_rock_09.jpg

洋楽事始め。ビートルズやサイモン&ガーファンクル、カーペンターズといったあたりを中心に聴いていた少年の中に無遠慮にズカズカと入り込み、以後数年間僕を夢中にさせたリアルタイムのハードロックグループのひとつ、それがキッスなんですよね。新曲が出る度にシングルを買っていた唯一のグループ。ちなみにこの同時期、やはり胸ときめかせながら聴いていたのは、すぐに思い浮かぶところではエアロスミス、クイーン、スウィートといったあたりでしょうか。後にラジオのリクエスト番組やTOP10ものの常連になる面々。そしてゼップ、パープル、ヒープなど、その手の番組にあまり登場しなかったビッグ・ネームに出会うのはここから数ヵ月後のことです。

そんな具合に熱中して聴いていたキッスですが、77年の『Alive II』と『Love Gun』を最後にこちらのキモチが離れてしまい以後疎遠に。が、その19年後、たまたまTVで流れていたたった1曲の映像によって、実はわが身に根深く取り付いていた青春の残滓に思い切り気付かされることになります。その映像が1996年にデトロイトのタイガー・スタジアムで撮られた衝撃映像(30”の足元からなめるショットのカッコよさったらない!)。


ザ・復活。

そんな絶対にあり得えないと思い込んでいたことが、実際に起きてしまった驚き。

そしてその翌年に肉眼で見た初夢。それが東京ドームで1月18日に行われたライヴ。オープニングの「Deuce」が鳴った時の泣き笑いに似た感情。大型ビジョンに映し出された例の電飾ロゴを背にポーズを決めるメンバーの姿は70年代のそれと何ら変わらず、演奏も当時のままで、いや細かな部分に目を、耳をやれば色々あったとは思うけど、とまれ、驚き、喜び、笑い、戸惑い、それら様々な感情がない交ぜになったあの感覚は滅多に味わえる類のもじゃあなかった。

ちなみにその時のメンバーの平均年齢、48歳。そして、あれから更に12年が過ぎ、この南米のステージに立つご両人、ポール57歳、ジーン60歳。体型や身のこなしなど、かなり当時の状態をキープしているジーン(この日はベース・ソロの時のリフト・アップでハプニング発生)に比べ、ポールはシルエットがやや太めになり、始めのうちはアクションのキレも声の出も本調子ではなさそう。

そんな様子に思わずハラハラとさせられてしまうものの、徐々に本来の調子を取り戻し繰り出される数々の定番曲。個人的には日本では遅れてリリースされたというデビュー作『キッス・ファースト/地獄からの使者』からのウエイトが今でも高かったのが嬉しかったですね(全10曲中6曲を演奏。「Firehouse」を演ってくれなかったのは残念)。

当然でしょうが、二人に衰えを感じないという訳ではないです。特に声の出がキツそうだなぁと感じるところなんぞ何度も。が、それでもプロフェッショナル意識の高さたるや半端じゃありません。妥協せずにやり抜くこと。そんな強靭なビジョンに裏打ちされた二人のパートナーシップを垣間見れるのはやはり嬉しいものです。

Live at Estadio River Plate, Buenos Aires, Argentina 5th April 2009
01. Introduction
02. Deuce
03. Strutter
04. Got The Choose
05. Hotter Than Hell
06. Nothing To Lose
07. C'mon And Love Me
08. Parasite
09. She
10. Guitar Solo
11. Watchin' You
12. 100,000 Years incl. Drum solo
13. Cold Gin
14. Let Me Go, Rock 'n' Roll
15. Black Diamond
16. Rock And Roll All Nite
17. Shout It Out Loud
18. Lick It Up
19. Bass Solo
20. I Love It Loud
21. I Was Made For Lovin' You
22. Love Gun
23. Detroit Rock City

Paul Stanley - guitar, vocals
Gene Simmons - bass, vocals
Tommy Thayer - guitar
Eric Singer - drums

quilmes_rock_09_bk.jpg
『Quilmes Rock 09』
プロショット映像収録(約135分) 1DVD-R

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Comment
2009.06.28 Sun 08:04  ファブギアマン #2fj95qD6
 おはようございます。このアングル、今さらながらカッコいいですねぇ。KISSは自分も今までに3回観てます。必ずと言っていいほど、ちゃんとメイクしてるのにメガネをかけているファンがいますよね(笑)。たどんさんと、東京ドームか武道館ですれ違っているかも‥‥? 言われてみれば、ポールは確かにムチっとした体型になったかも。しかしKISSの、メイクをする事によってミュージシャンの誰もが避けて通れない“外観の衰え”というモノをクリアーするというのは凄いアイデアとだと痛感します。公式サイトによると、新作の録音が終わったようなので楽しみです。あのブーツは何キロくらいあるんでしたっけ??
KISS / URL / Edit
2009.06.29 Mon 00:25  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こちらへもコメントありがとうございます。

3回ですかー、僕は残念ながら97年の一度きりです。2001年のフェアウェルではチケットを押さえていながら仕事の都合で断念という辛酸を舐めました。

>しかしKISSの、メイクをする事によってミュージシャンの誰もが避けて通れない“外観の衰え”というモノをクリアーするというのは凄いアイデアとだと痛感します。

これ全くおっしゃる通りですね。加えてメンバーが入れ替わった場合でも違和感をかなりカバーしてくれる効果もありますよね。このアルゼンチンでの映像を見ていると改めてそれを感じます。

>あのブーツは何キロくらいあるんでしたっけ??

何キロでしょう?(笑)。そういえば、ポールが人工股関節の埋め込み手術を受けていたという話がありましたよね・・・。思わずもうスニーカーに替えても良いのでは?と言ってあげたくなります(苦笑)。
 / URL / Edit
2009.06.29 Mon 01:27  ファブギアマン #2fj95qD6
 こんばんは、またもやおじゃまします。ほぼ毎日メールのやり取りをしている同い年の友人は、何と伝説の初来日公演を観ているそうで、頭が上がりません。バンドというのも不思議なものと言うか、ファンっていうのも勝手なものと言うか、オリジナルメンバーが例え1人しか残っていなかったとしても、“過去のバンド”と見なすかどうかって大きく分かれますよね(どの時期にブレイクしたかにもよりますが)。アイアン・メイデンのオリジナルメンバーは今やスティーブ・ハリスのみですが現役バリバリ、ディープ・パープルのオリジナルメンバーは今やイアン・ペイスのみですが‥‥(自粛)。
 メイクの話ですが、このブエノスアイレスの映像、ドラムはどう見てもピーター・クリスだと思ったら‥‥やはりエリック・シンガーでした(笑)。素顔のジーンは、やはり“どこかの国の、怪しい山師”ですよね(笑)。トミー・セイヤーの素顔はつい最近初めて見ましたが(猛爆)、ジョー・ペリー系(?)のいかつい顔立ちなんですね。ブラック&ブルーのメンバーとしての来日が25年前の1984年らしく、改めてビックリです。人に歴史ありですね。
こんばんは / URL / Edit
2009.06.29 Mon 22:15  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

LPを取るか、ライヴ行きを取るか、そんなシビアな選択を迫られつつ、いや違うな、それ以前にシングル盤数枚につい手を出しオケラになった我が身を呪う、当時の僕はそんな調子だったと思います(苦笑)。ライヴに行くというのは簡単ではなかったですね。で、その為に小遣いせびろうものならそれだけで翌月分減らされそうなイキオイでしたから、ウチの場合。

それはともかく、ライヴのチケットを買うというのはレコ屋で買い物する以上にかなりの思い切り(と思い込み)が必要でした。おっしゃる"頭が上がりません"を僕なりに解釈するとこういうことになりますが、ええ、全く同感です(笑)。

メイクの件ですが、意外な程違和感がないものです。素顔は全く似てないんですけどね。げに恐ろしきはメイクの力。改めて肝に銘じましょう(爆)。
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