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西方徘徊 045:THE WHO 『Dancing In The Stockholm 1966』

盤の仕様(プレス or CD-R)や音質の良否にとらわれ選り好みをしていると素晴らしい演奏や貴重なドキュメンタリーなんぞとの出会いを逃してしまう、それはイヤだと例外的にCD-Rでも躊躇せずに買い、(これはちょっと主旨が違うけど)既に手元にある音源なのにちょっとでも違うところがあれば買い、(これは全く違うけど)ジャケの色違い版が出れば買う等々。もう20年来そんなアホなことになっていた(それでも逃してるブツは結構あるんですが)のがザ・フーの、特にキース・ムーンがいた頃のブートです。

で今回ですが、仕様はCD-R、音も決して良いとは言えない、けれど初期ならではの性急さや勢い、モータウン・ナンバー中心のカヴァー曲と既にスペシャルの域に達しているピートのソングライティング力=オリジナル曲の鮮やかなコントラストが味わえるアイテムが登場しました。

収録されているのは、1966年のスカンジナビアツアーからストックホルムでの2度の演奏。6月2日、土砂降りの野外コンサートだったというGrona Lund公演と10月25日のClub Nalen公演からそれぞれ8曲ずつ収録。データ本『The Who Concert File』を見ると、どうやら両日共に当日のセットリストを(音欠けはあるものの)全て収録しているようです。

自分達流に料理したカヴァー曲、モータウン以外にはキースがアヤシイファルセットを聴かせるビーチ・ボーイズの「Barbara Ann」やオーティス・ブラックウェルの「Daddy Rolling Stone」といったところ。ちなみにキースはこの6月2日のライヴで初めてツーバス=2個のバスドラムを使ったんだそうです。

そんな初期ならではの選曲を楽しめるドキュメンタリー性も然ることながら、個人的には10月公演後半のオリジナル曲「So Sad About Us」「Substitute」「The Kids Are Alright」「I'm A Boy」「My Generation」の畳み掛けが白眉。

で、音のコンディションはと言うと、ビートレッグ誌8月号のレビューにある ”音の途切れがどうとか言っている場合ではなく、これこそロックの熱い勢いを感じられるライブサウンドを楽しめるという代物” に同感しつつ、ハナシはここで冒頭の ”音質の良否にとらわれ~” に繋がる訳ですが、まぁ簡単に。

6月2日 Grona Lund公演 : 音デカかったんだろうなぁと思わせる割れたノイジーな音。客のチャット多し。M5以降の4曲に音揺れ(回転ムラ?)多し。全体的に不安定なソースなれどバンドの像は捕えられていて、中でもヴォーカル(含むコーラス)は割合クリア。欠落なく収録されているのは8曲中「Uptight / Daddy Rolling Stone」とピートが歌う「A Legal Matter」の2曲。

10月25日 Club Nalen公演:距離を感じさせるソース。ベースの音中心にノイズ感強し。チャットは気にならないレベル。最も不安定な「Dancing In The Street」を境に音ムラは減少。”ほぼ”カット無しで聴けるのは「Barbara Ann」「So Sad About Us」「Substitute」「The Kids Are Alright」「I'm A Boy」と「My Generation」の6曲。


と瑕疵をあげつらうつもりでなくてもこんな風に書かざるを得ない音質的にはキビシイソースですが、演奏は素晴らしい。尚、このブートに使われている写真はどれも当日撮影されたものだそうです。

stockholm_1966.jpg
 
がGrona Lundで、がClub Nalen(凄いね)とのこと

stockholm_1966_is.jpg

Live at Grona Lund, Stockholm, Sweden - 2nd June 1966
01. Heatwave
02. Dancing In The Street
03. Barbara Ann
04. Daddy Rolling Stone
05. Uptight / Daddy Rolling Stone
06. A Legal Matter


07. Substitute


08. My Generation

Live at Club Nalen, Stockholm, Sweden - 25th October 1966
09. Heatwave
10. Dancing In The Street
11. Barbara Ann
12. So Sad About Us


13. Substitute
14. The Kids Are Alright


15. I'm A Boy


16. My Generation

 

stockholm_1966_bk.jpg
『Dancing In The Stockholm 1966』
Crocodile CR-005 2009
オーディエンス録音音源収録 1CD-R
購入店:御茶ノ水S (現EE)2,480円

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Comment
 こんにちは、たびたびおじゃまします。「STOCKHOLM」には「THE」は不要だろうと思いますが、ブートのタイトルでは時々ありますよね。音が悪いから凄いのか、それとも音が良ければもっと凄いのか??  何はともあれ、聴けるだけでもありがたいですよね。
こんにちは / URL / Edit
2009.07.26 Sun 01:23  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

おっしゃる通り、”音が悪いから凄い”というケースがありますよね。ノイズが迫力の演出に一役買っているなんてパターン。

>何はともあれ、聴けるだけでもありがたいですよね。

ホントそうですよね。そして当日の様子をとらえた写真、これが更にイマジネーションを刺激してくれるんです。
 / URL / Edit






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