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LED ZEPPELIN 『Taking No Prisoners Tonight』 1975年3月12日ロング・ビーチ

前稿に続きツェッペリン。今回は翌5月12日に同所ロング・ビーチ・アリーナで行われたライヴを収録したブツを取り上げてみたいと思います。この日の4人ですが、”音質の初日、内容の2日目”なんて格言?を地で行く、徐々に上り調子となった前日終盤の勢いにハイテンションを更に加えノッケから見事な演奏を聴かせてくれています。

この日については、僕の知る限りでは2つのオーディエンスソースが存在していて、ひとつが過入力のせいか音割れのかなりキビシイソース(収録タイトル:Silver Ratities 『Trampled Under Jimmy's Foot』 TDOLZ 『Standing In The Shadow』など)で、もうひとつがライヴ終盤に演奏された「Stairway To Heaven」の途中からエンディングまでを見事なクリアさで捉えているもの。で、今回紹介するのはそれら2つのソースを抱き合わせたいわば複合版です。

ちなみにこの”天国~”以降のクリアな音源は前稿でも触れたマイク・ミラードの手によるものですが、その高音質ぶりを聴くにつけ途中からの録音なのがつくづく残念でなりません。

とは言え、もう一方のソースも音割れがキツイとは言うものの、妙なイコライジングを施していないのが幸いしちゃんと聴き込めるそれなりに優れたソースだと個人的には思っています。いわば実にブートらしい音でもある訳で。僕自身は決して嫌いな音ではないですね。
 
lz75lb_bh_01.jpg
演奏そのものは何らネガティヴなところのないテンションの高い演奏ですが強いて何か、と言えば5曲目の「The Song Remains The Same」でギターの音が途切れてしまい、演奏が中断してしまうトラブルくらいでしょうか。けどそれが却ってジミーのROCK魂に火を点けたか、プラントが再度曲名を告げた直後にイントロを切り込ませてくるその瞬間の実にカッコイイこと。

1曲目「ロックン・ロール」は前日と違いスムーズな滑り出し。ギターソロも、それにからむボンゾのスネアのフィル・インもお見事。最後ドラムソロの前の”lonely”はオマケ付き、伸ばしてキメるなど、プラントもこの日はノッケからノリ良好。

間髪入れずの「シック・アゲイン」。ここでの目玉は1'23"からのボンゾ怒濤のツッコミ型コンビネーションプレイ。2'30"からも凄い。痛快。

"Do it!" 一丸となって迫って来る「丘のむこうに」。ここでもギターソロのバックでアタック感を主導して行くボンゾがやはり凄い。

「死にかけて」での重厚なのに加速感のあるうねりの大きなインプロ、それがユニゾンの刻みによって変調する瞬間のスリル。実際に目の前でこんな演奏を観るってのはどんな体験だったんでしょうね。

疾走(永遠の詩)、リリカル(レイン・ソング)、ヘヴィネス(カシミール)というコントラスト感の妙でもってライヴ自体の流れに幅を持たせ、ここからは個人技を際立たせる第3コーナーへと突入。ジョン・ポール・ジョーンズが流麗な指さばきを聴かせるピアノソロは途中からインプロへと変化。これが実に聴きものなんですが、この曲はさぁいよいよ締めに向かって…という20分を過ぎたところで残念ながらフェイドアウト(本タイトル唯一のカットアウト曲がコレ)。

「Trampled Underfoot」での主役はメインテーマのリフレインによって沸点目がけて駆け上がって行くバンドサウンドなれど、僕にはプラントの見事な歌いっぷりこそがキメ手です。

技量に依る弾き倒しを追求するのでなく、音色や紡ぐ音の構成、更にそれらが醸すムードに主眼を置くあたりがジミー・ペイジらしいと思うんですが、そんなスマートな目線が色濃く表れているのが「幻惑されて」(特にライヴの)だと思います。

テープよれのせいか、中でもひと際聴き辛さを感じる「天国への階段」は前述の通り、4'30"を過ぎたあたりでガラリと音の様相が変化。人によって、機材によって、いやつまりそこへ賭ける情熱によってこうも音質が違ってしまうという当たり前の結果を目の当たりにする訳で、ヘタなライン音源なんかより聴いていて楽しかったりしますからね、AUDと言えど決して侮れない。

この「天国~」では閃きがことごとくスポットにハマっていくギター・ソロとその流れに瞬間的に反応し返球していくボンゾが実に素晴らしい。

この日の演奏中、ハイライトのひとつに数えられる(微妙に音やタイミングがアヤシクなる瞬間があったりするものの)「胸いっぱい~」からのメドレー。”歌入り”「クランジ」入りのファンキー・ミドル・セクションが熱い。

この日は前日はなかった「ハートブレイカー」が最後に演奏されていますが、ここでの独演ソロも大きな聴きどころ。途中からリズム隊が加わり、プラントはこの日だけの歌唱となった「I'M A Man」をインサート。その後もアドリブは迷走することなく、大団円を迎えます。

Live at Civic Arena, Long Beach, California March 12, 1975
Disc 1
1. Rock And Roll


2. Sick Again


3. Over The Hills And Far Away
4. In My Time Of Dying
5. The Song Remains The Same
6. The Rain Song
7. Kashimir

Disc 2
1. No Quarter
2. Trampled Underfoot
3. Moby Dick

Disc 3
1. Dazed And Confused (inc. Woodstock)
2. Stairway To Heaven
3. Whole Lotta Love
4. The Crunge


5. Black Dog


6. Heartbreaker (inc. I'm A Man)

lz75lb_bh_02.jpg
『Taking No Prisoners Tonight』
Badgeholders BH004-01-02-03 2004
オーディエンス録音音源使用(2ソースミックス)プレス3CD(スリップケース付)
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