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西方徘徊 073:JEFF BECK with The Jan Hammer Group 『Boston 1976 Definitive Edition』 1976年10月10日 ボストン

 先日取り上げた75年のコチラに続き、翌76年10月10日にボストンの同じ会場で行われた演奏を収録したブツがリリースされました(初登場音源ではないです)。75年盤同様オーディエンスソースが使われていますが、これがまた抜群の音の良さで、76年のヤン・ハマー・グループとのジョイントもので何かひとつと言われれば、まずはこの日を押さえるべきと言っても過言じゃありません。

boston_1976_DE.jpg

演奏前の司会者によるアナウンスから、終演後アンコールを求める観客の盛り上がり具合、客電点灯によるブーイングまで、オープニングアナウンスのすぐ後に一ヶ所カットがあるものの、演奏については見事に完全収録しています。また別のウリのひとつに、USツアーからの寄せ集めで作られた公式ライヴ盤『ライヴ・ワイアー』に収録されている「Blue Wind」がおそらくLPの収録可能時間の都合だと思いますが、短縮編集されていたことを暴露?した点があります。

音の方も限りなくライン録りに近いオーディエンス録音という感じで聴き応え十分なんですが、まずは2001年に高域が強調されたイコライジング臭の強いタイトルがリリースされ(それでもウハウハ言いながら聴いてました、もちろん)、その後前述のアナウンス部分などを加えた収録時間延長+ノンイコライジング(との触れ込み)版としてバージョンUP。以降は優秀な音源にありがちな、前タイトルが廃盤になると、別のレーベルがそれをフォロー、という流れになっています。

てなことは全て過去の書き込み、大層なタイトルなんぞ付けてにうだうだ書き込んでいたりするので、今回は極々シンプルに音源のUP(MP3)だけにしておこうかと。なお、既発3タイトルについては数曲ずつ過去ログの方に貼り付けているのでよかったらそちらへも寄り道してみて下さい。

ブートレグの私的功罪:ジェフ・ベック編
  • 『Wired Up 1976』 Watch Tower WT2001003/4 (2001)
続・ブートレグの私的功罪:ジェフ・ベック編
  • 『Live At Boston 1976』 Watch Tower WT 2004115/6 (2004)
  • 『Wireless』 Tarantura TCDJB-1 (2007) 
boston_1976_DE_r.jpg
『Boston 1976 Definitive Edition』 Wardour 074
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス2CD
50セットのみナンバリングステッカー付

Live at Music Hall, Boston, MA - 10th October, 1976
Disc 1
01. Intro & Tuning (4'42")
02. Magical Dog (10'15")
03. Evolove (8'04")
04. One To One (4'38")
05. Stepping Tones / Drum Solo / Awakening (8'54")
06. Band Introduction (0'43")
07. Darkness - Earth In Search Of A Sun (8'23")
08. You Know What I Mean (4'44")
09. Freeway Jam (8'20")
10. Goodbye Pork Pie Hat (5'38")


Disc 2
1. Earth (Still Our Only Home) (6'59")
2. Scatterbrain (7'47")
3. Come Dancing (12'01")
4. She's A Woman (6'03")


5. Diamond Dust (7'20")
6. Full Moon Boogie (10'19")

Encore:
7. Blue Wind incl. Train Kept A Rollin' (11'56")

boston_1976_DE_s.jpg at_boston_1976_sss.jpg wireless_sss.jpg


 L : 『Boston 1976 Definitive Edition』 Wardour 074 (2009)
★C : 『Live At Boston 1976』 Watch Tower WT 2004115/6 (2004)
 R : 『Wireless』 Tarantura TCDJB-1-1, 2 (2007)

「Blue Wind」のみ3タイトル全てここで試聴出来るようにしてみました。UP容量制限があるため途中でフェイドアウトさせちゃいましたが『ライブ・ワイアー』でカット編集されたソロ部分は全て聴けます。

さて、肝心の新装版の仕上がりなんですが、2007年に出たタランチュラ盤『Wireless』と同じソースが使われていました。が、まるっきり同じという訳ではなく、高ゲイン、ハイ上がりの音になっているタランチュラ盤に比べ、派手さを抑えたマスタリングに止めているようで、トラック割りも異なります。個人的にはタランチュラ盤の方が迫力の点で一歩リードという感じですが、WT盤にはない「Blue Wind」での周期的なノイズがどうしてもイヤなので(その「シュッ、シュッ」というノイズも↑で確認出来ます)、僕はWTの『Live At Boston 1976』を変わらず決定版に挙げたいと思いますね。

あと、WT2001年リリースの『Wired Up 1976』についてはあらゆる点で既にお役御免と判断し、ここでは取り上げませんでした。ちなみに今回の『Boston 1976 Definitive Edition』のメーカーインフォにある「既発」とはこの『Wired Up 1976』を指しているようです。

Jeff Beck - guitar
Jan Hammer - keyboards & vocal
Steve Kindler - violin
Fernando Saunders - bass
Tony Smith - drums & vocal

*MP3Tube : 16bit/44.1KHz 128kbps
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Comment
2009.11.14 Sat 17:13  ファブギアマン #2fj95qD6
 こんばんは。「BLUE WIND」の周期的なノイズが問題で、『Live At Boston 1976』が生き永らえた、という訳ですね(冷や汗)。先日、『Live At~』を久々に通して聴きまして、これは昨今ぼちぼち出回っている、イヤーモニターにオーディエンスソースをプラスしたという触れ込みのブートを聴きなれた方にもお勧め出来る音質ですよね。静かなパートでは僅かにヒスノイズがあるものの(33年も前ですからねぇ)、音の近さ、迫力、分離等は問題無しだと感じます。同時に、「SCATTERBRAIN」などは、“UDO ROCK FESTIVAL”などのバージョンよりもこっちの方がいいなと、も思っちゃいましたが‥‥(苦笑)。バイオリンもいいですよね。
こんばんは / URL / Edit
はじめまして☆
Jeff Beckものだけですが過去ログもざっと拝見しました。ファンとしては大変楽しめる、嬉しいサイトですね!
さて今回の「BOSTON1976」は私も木曜に手に入れたのですが、よりによって「Blue Wind」であの雑音はないだろうと・・・(taraは未聴だったので)。Definitive Editionということで「LIVE AT BOSTON」を超えてることを期待したのですが・・・残念!★
DEFINITIVE EDITION!? / URL / Edit
2009.11.14 Sat 21:22  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

「Scatterbrain」良いですよね。ヴァイオリンがハマー以上にアグレッシヴに攻めてくるのもこの当時の音源を面白くしている要因だと思います。

イヤーモニターとオーディエンスのミックスはAUD側のクオリティがキモですよね。ここに落差があればある程、バランスの悪い仕上がりになってしまうのですから。

大雑把に言ってしまうと、オフィシャル級のマルチミックスものは除外するとして、僕は基本的にAUDソースの方が好きなのかもしれません。少なくとも何度も繰り返し聴いているものにAUDが多いのは間違いないと思います。
 / URL / Edit
2009.11.14 Sat 21:48  たどん #AZV5XfxQ
ナナハンライダーさん、はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。

ホント、今回は看板に偽りアリで残念でしたよね。サイトでインフォを見た時のいや~な予感がほぼ的中してしまいました。

ベックお好きなのですね。今後新たにリリースされるものだけでなく、既に入手が難しいものでも内容の良いものについてはココでぼちぼち取り上げていきたいと思っています。とは言え、未入手のものも多いので、おすすめのタイトルなどありましたらぜひ教えて下さい。

またお立ち寄りいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
 / URL / Edit
2009.11.15 Sun 00:10  ファブギアマン #2fj95qD6
 こんばんは。自分もライブのブートはオーディエンスの方が好みですかね。音が綺麗過ぎるライン物は「これ、絶対に会場ではこんな風に聴こえないでしょ」と思ってしまう事もありますから‥‥。オフィシャルですが、BOΦWYの東京ドームの『LAST GIGS』とか(あれはあれで好きですが)。生々しさ、も重要かと。

 このジェフのボストン公演やゼッペリンの『LISTEN TO THIS EDDIE』などは、オーディエンス録音の最高峰だと感じます。まるで、関係者から「収録していいよ♪」と許可をもらって収録しているような音ですよね(マイク・ミラードは、実際に優遇されてたらしいですね)。また、好きなライブは、今の時代にあってはどう考えてもB級の音質でも、愛着が湧くんですよね。2~3曲聴いてると慣れてくる、というのもあるし。そんな事を言ってると、いくらあっても足りないですが‥‥(爆)。
こんばんは / URL / Edit
2009.11.16 Mon 00:50  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

例えばそれがリアルな音像でなくても、マルチトラックをミックスダウンした流出モノあたりだと”オフィシャル級”とか言って無条件に喜んじゃうんですが、臨場感ということなら、会場が広い場合なんて特にそうですけど、やはりオーディエンスソースに面白いものが多いですね。

”エディ”は演奏も素晴らしいですからね~。そんな風に演奏、音共にグンバツなソースをいくつコレクト出来るか?てなところが雑食系ブート蒐集家の一番の目標のようにも思えます。もちろんそうでないBクラスの音質でも何度でも聴き返したくなる内容の良いブツと出会えるのは大きなヨロコビですけどね。
 / URL / Edit
2009.11.19 Thu 11:28  ファブギアマン #2fj95qD6
 こんにちは。 『Boston 1976 Definitive Edition』 、初回ステッカー付きはめでたく完売したのですね。パソコンにヘッドホンのジャックを差し込んでたどんさんがUPして下さったのを聴いてみたところ、「BLUE WIND」って、少なからず左右に音が往来してますよね? 「ノイズ」というのは、これを指しているのでしょうか? こういうのは氣になりますね~。どうも落ち着かないと言うか。
こんにちは / URL / Edit
2009.11.19 Thu 12:39  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんにちは。

50セットですからね、ステッカーを付けて残してたらマズイですよね。そもそも自信作だから付けるんでしょうし。

「ノイズ」ですが、左chに周期的に入る”シュッ”というノイズがまずイヤなんですよね。それとご指摘の音揺れ、ということになりますね。デジタルノイズの類いかと思うのですが、WT版のコピ…以下自粛(苦笑)。
 / URL / Edit
2009.11.21 Sat 00:03  ファブギアマン #KMpUjeSo
 こんばんは、またもやおじゃまします。特にこの記事へのツッコミという事でもないんですが、名ブートって、いい演奏はさておき、いい座席/当日のPAの良好な状態/優れた録音機材‥‥が合わさって生まれるものかなと、ふと散歩中に(笑)浮かんで来ました。あとは、メディアが痛む事なくリリースまでちゃんと保管されている事、録音された日とジャケット写真の時期の一致ですかね。過剰な装丁は不要ですので‥‥(笑)。

 ライブ盤って、あくまで“名刺変わり”で、ミュージシャン側からすれば「あとは、ライブに来てくれよ」ってなものでしょうが、出来れば公演の全貌を伝えるものであって欲しいですよね。そこから考えると、『ライブ・ワイアー』は曲順も変えられているし、「作られたライブ盤」かなという氣もしますね。
もともとライブ盤は好きではなかったジェフが、近年、立て続けにDVDまで出したのは、もしかして生活が‥‥いや、ブートでない形で、自らの功績を残しておきたかったんでしょうネ。
こんばんは / URL / Edit
2009.11.21 Sat 12:46  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんにちは。

そうですね。あえてあと何か加えるとすれば、録音者の胸いっぱいのパッションでしょうか(笑)。ムカシは今と違って機材もかさばりますからね、衆目の中でマイク突き出して録るとか、ストレスもそれなりにあったのではないかと(参考資料:ビートレッグ第100号)。

オフィシャルとしては作品性もそれなりに追求したいところでしょうし、ましてライヴの評価が高いアーティストなら尚更完成度に拘ってしまうケースが多いかも知れません。”ここヤだから直しちゃおう”なんてやり取りごく普通にされているのでしょう、きっと。だからブート漁りが余計面白かったりするんですけども(大苦笑)。

>ブートでない形で、自らの功績を残しておきたかったんでしょうネ。

あとは過去にもっと目を向けてくれたら、と願わずにいられません~。
 / URL / Edit
ブートをLPの頃から買い始めてはや30うん年。何度「Up Grade」や「Definitive」に騙されたことか。。つい最近、このブログにたどりつき、参考にさせていただいています。この音源、大好きなだけに、この記事に助けられました。(笑
逆に、他の記事を見て、ほしくなっちゃったCDもありますが。。

これからも頑張って続けてください。
はじめまして / URL / Edit
2010.02.07 Sun 17:45  たどん #AZV5XfxQ
Cromson4000さん、はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。

どうやらお役に立てたようで、こちらとしても嬉しい限りでございます。が、今後は大幅なアップグレードがはっきりと見えている場合以外は買い控えようと思っています(笑)。それよりも未聴の音源に金使った方が良いですもの(笑)。

という訳で、ベック関係でオススメのブツなんぞありましたらぜひ教えて下さい。

>これからも頑張って続けてください。

ありがとうございます。あくまでマイペース、気の向くまま、が基本スタンスになりますが。

では、またお気の向いた時にでも立ち寄ってやって下さい。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 / URL / Edit






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