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西方徘徊 094:NEIL YOUNG & CRAZY HORSE『Don't Spook The Crazy Horse』 1990年11月13日 カリフォルニア

ニール・ヤングの92年ツアーがソロアコースティックライヴになったのは『ドリーミン・マン・ライヴ ’92』の解説の中で大鷹俊一氏が書かれているように、ライヴ全編轟音でぶっ通した91年のツアーで耳を痛めてしまったからでした。

で、そんなツアーでの演奏を収録した2枚組のライヴ作品『Weld』、コレが僕がこれまで一番多く聴いてきたニール・ヤングのライヴ盤です(国内盤は1991年11月リリース)。音、映像共に現在廃盤中なのが残念ですが(CDは海外盤でなら現在も入手可能)、いつどんな形でリイシューされるのか、アーカイヴ・シリーズがスムーズに回り始めた今ではそれがとても楽しみ。

エフェクターによる過剰な装飾を抑え、ただもうストレートにフルテン増幅させたような(実際のところは分かりません)ギター音にリリース当時まず食い付いた憶えがあります。生理的なキモチ良さ、とても攻撃的なのだけれど、曲によってはどこか丸みを帯びた質感というか、主観丸出しで言えば包容力に似た温かさがある。アコースティックとエレクトリックの両方を収めた『Live Rust』ほど分かりやすい形ではないものの、そんな相反したものが不可分に同居している様が僕が勝手に抱いているニール・ヤングの人物像にも繋がるようで、そこが堪らない魅力になっています。もちろんあの哀感を滲ませた独特な歌声も。

あとツアー直前に勃発した「湾岸戦争」の存在も忘れちゃならんですかね。効果音として採用された飛び交う砲弾や機関銃の音が、そして歪みはそのままに音数をぎりぎりまで減らし言葉を際立たせたディランの「風に吹かれて」のカヴァーが当時を思い起こさせますが、そんな直接的なメッセージ性含め、リリースから18年以上経つというのに今もリアルに訴えかけて来る音の存在感はやはり流石という他ないです。

weld.jpg
『ウェルド~ライヴ・イン・ザ・フリーワールド』
ワーナーミュージックジャパン WPCP-4461~2 1991

Disc 1
01. Hey Hey, My My (Into The Black) [5:21]
02. Crime In The City [6:26]
03. Blowin' In The Wind [6:32]
04. Welfare Mothers [6:50]
05. Love To Burn [9:37]
06. Cinnamon GIrl [4:33]
07. Mansion On The Hill [6:04]
08. F*!#in' Up [6:53]

Disc 2
01. Cortez The Killer [9:26]
02. Powderfinger [5:36]
03. Love And Only Love [9:16]
04. Rockin' In The Free World [8:32]
05. Like A Hurricane [13:26]
06. Farmer John [4:13]
07. Tonight's The Night [8:12]
08. Roll Another Number [4:57]

Produced by Neil Young and David Briggs with Billy Talbot

今回取り上げるブートに収録されているのは、その91年ツアー【Smell The Horse Tour】幕開けの約2ヶ月前、1990年11月13日にカリフォルニア州サンタクルスにあるクラブ、The Catalystで行われた公開リハーサルでの演奏です。ファンの間では以前からとてもよく知られている音源らしいんですが、僕が実際に音を聴くのは今回が初めて。

デジタル・レコーディングの『Weld』と比べればまぁ分が悪いものの(比べる方が無理だっての)、それでもオーディエンスソースとしてはすこぶる優秀。その上、総収録時間がひと公演分ほぼフル収録していると言われる『Weld』を1時間も上回るトータル3時間強という圧倒的なヴォリューム。ちなみに『Weld』との曲ダブりは全20曲中9曲ですが、そのほとんどが更なる長尺ヴァージョンになっているという何とも濃ゆい展開。が、冗長とは無縁と言い切ってしまいましょう。とにかく十分すぎる程の聴き応えでもって迫って来る名音源だと思います。

neil_catalyst_1990.jpg
では『Weld』版ではエンディングに「Norwegian Wood」のフレーズが飛び出す「Cinnamon Girl」と、何故かイントロ部分で一旦中断し仕切り直すというブートならではのテイクが聴ける「Don't Cry No Tears」を。他の曲もほぼ同等のサウンドクオリティで収録されています。

Live at The Catalyst, Santa Cruz, California, USA - 13th November 1990
Disc 1
1. Audience [0:27]
2. Country Home [10:04]
3. Surfer Joe And Moe The Sleaze [6:28]
4. Love To Burn [16:16]
5. Days That Used To Be [5:58]
6. Bite The Bullet [6:14]
7. Cinnamon Girl [4:30]


Disc 2
1. Audience [0:25]
2. Farmer John [7:05]
3. Cowgirl In The Sand [13:48]
4. Over And Over [11:17]
5. Dangerbird [11:32]
6. Don't Cry No Tears (faulse start) [1:16]
7. Don't Cry No Tears [4:57]


8. Sedan Delivery [6:32]
9. Roll Another Number [5:51]
10. F*!#in' Up [5:20]

Disc 3
1. Audience [1:16]
2. T-Bone [7:20]
3. Homegrown [6:24]
4. Mansion On The Hill [6:54]
5. Like A Hurricane [13:22]
6. Love And Only Love [18:25]
7. Cortez The Killer [11:34]

Ralph Molina - drums, vocals
Billy Talbot - bass, vocals
Frank (Poncho) Sampedro - guitar, vocals
Neil Young - guitar, vocals

*MP3Tube : 16bit/44.1KHz 128kbps

neil_catalyst_1990_r.jpg
『Don't Spook The Crazy Horse』
ステレオ・オーディエンス録音音源収録 プレス3CD
購入店:西新宿LH 5,800円
 
『Weld』から 「Cortez The Killer」



そして9.11後、放送が自粛されていた「イマジン」をあえて演奏。アメリカのテロ犠牲者追悼番組『America: A Tribute To Heroes』より
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