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西方徘徊 107:UFO 『Rock Bottom』 1971年から1975年のライヴ音源集

ザ・フー・アット・ザ・スーパーボウル。60半ばのロックオヤジの底力を見せつけてくれました。「無法の世界」は間違いないだろうと思っていましたが、「ババ・オライリー」まで演ってくれるとは。そして「Pinball Wizard」「Who Are You」「See Me, Feel Me」を一部インクルードさせる工夫の凝らされた構成。全てこの日の為にアレンジされた短縮版でしたが、それでも再来日への期待を募らせてくれるに十分な内容でした。

祭りさながらの演出も凄かったですね。普段この手のハデなことをしない人達なのでその意味でもこれは貴重な映像と言えそう。近い内に例えばこんな映像と抱き合わせでどこぞかがリリースしてくれることを願っています。

 
まそれはともかく、本番での6人はまるでフィールドに着陸したUFOの上で演奏しているようでしたね。

てな訳で今回のお題はコチラ(苦笑)。

rock_bottom1.jpg

いつリリースされたものか分からないのですが、1971年から75年までの放送音源を13曲収録した英国のハードロックバンド、UFOのコンピレーションブートです(スリーヴに ”Compiled Radio and TV appearances” とあります)。つい先日購入したものですが、新品のプレス盤仕様で780円とお値打ち。ちなみに一点在庫ではなかったようで、その後も同じ値段で普通に売られてます。

ここまで安いからには何か理由があるんでしょうが、構やしません(確かにもっと内容が充実したBBC音源集とかあった気がします)。新品、中古に関係なく3ケタで買えるブートにはいつも妙にワクワクするワタシです(笑)。

内容はといえば、1曲目の「Boogie」(途中「The Hunter」のインクルードあり)のみミック・ボルトン在籍時のライヴ音源で、残り12曲は全てマイケル・シェンカー在籍時となっています。でその12曲中、1973年の3曲がポール・チャップマンとのツインギター。そして本タイトルの最大の特徴が、代表曲「Doctor Doctor」と「Rock Bottom」中心のリストになっている点。なんとこの2曲で収録曲の半分以上を占めています(爆)。

「Boogie」は70年代初期の英国ハードらしい引き摺るようなヘヴィさが特徴。ミック・ボルトンのギター、ゴキゲンじゃないですか。そして曲調に合ったゴリッとした質感の音も割といい感じです。

続くマイケル・シェンカー加入直後の3曲は、まずは71年に日本でもヒットした「C'mon Everybody」のシェンカー版が聴きもの。そして自身が作曲に加わったtk4の「Rock Bottom」(アタマ欠けあり)がバンドの大きな変換点を告げるようで興味深い。がこの時点ではまだあの印象的なソロもプロトタイプというか、冒頭部分のメロにまだ模索中といったたどたどしさを感じます。がそれ以上に印象的なのが後の正式版とは歌詞がまるっきり違っている点。この73年の音源はレア度が高そう。

1974年、ポール・チャップマンを加えた2ギター体制での「Doctor Doctor」(イントロ部分に欠けあり)はスタジオ版のようにテーマリフがツインリードで演奏されています。これまた結構レアな感じですが、ラジオのチューニングがちょっとズレているんじゃないかと思わせるホワイトノイズ?がやや耳障り。

続く74年、カリフォルニアでのライヴ音源は後にMSGの代表曲となる「Into The Arena」を連想させるミュートを効かせたフレーズをイントロにしたシングル曲「Give Her The Gun」でスタート。ここでの「Doctor Doctor」はイントロ部分に数秒の欠けアリ。また白熱の演奏が展開されている「Rock Bottom」は全体的にピッチが変動している点が惜しいです。

そして最後の2曲、1975年のBBC音源ですが比較的クリアな音で収録されています。「Doctor Doctor」「Rock Bottom」どちらもダニー・ペイロネルの弾くエレピのバッキングが妙に耳に残ります(笑)。特に後者のそれは名ライヴ『Strangers In The Night』のバージョンを聴き慣れた者にとっては奇異にも聴こえるんですがどんなもんでしょ?

Live at Radio Bremen, Bremen, Germany 1971
01. Boogie


Live at Radstation, Frankfurt, Germany - 10th June 1973
02. Prince Kajuku
03. C'mon Everybody
04. Rock Bottom


Live at SWF Studios, Mannheim, Germany 1974
05. Doctor Doctor


06. Built For Comfort
07. Rock Bottom

Live at Civic Auditorium, Santa Monica, California - December 1974
08. Give Her The Gun
09. Space Child
10. Doctor Doctor
11. Rock Bottom

Live at Paris Theatre, London, England - 11st December 1975
12. Doctor Doctor


13. Rock Bottom


Phil Mogg - vocal
Pete Way - bass
Andy Parker - drums
Michael Shenker - guitar on tracks 2 - 13
Mick Bolton - guitar on track 1
Paul Chapman - guitar on tracks 5 - 7
Danny Peyronel - keyboard on tracks 12, 13

という訳で、今回は小型円盤と戯れてみました。次回はマザーシップに第一種接近遭遇する予定。

rock_bottom2.jpg
『Rock Bottom』
Bondage Music BON295
サウンドボード音源(放送音源)収録 プレス1CD
購入店:西新宿BTR 780円
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Comment
2010.02.09 Tue 22:31  ケーン #Jb4xbG8M
たどんさん、こんばんは。
たどんさんのUFO,MSG BOX レビューが楽しみです。
ワタシは両BOX、現在、ヘビーローテーションとなっておりまして、
リッチー先生から一時、離れまして、(またすぐに戻ることになりそうですが・・)
神 Mシェンカー漬けになっております。
特にUFOのオフィシャルLIVEアルバム収録以外の曲が新鮮でたまらないですねー!

たとえば『OH MY』なんて昔、『現象』で聴いた時は???ってな感じだったのですが、このLIVEバージョンはとてもカッコイイです。

ワタクシは次、オフィシャルモノでは来日が決まった
巨匠GARY MOOREのモントルーBOXに、予習もかねて
いこうと思います。
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2010.02.09 Tue 22:44  たどん #AZV5XfxQ
ケーンさん、こんばんは。

うほほ、実はUFO、MSG箱と一緒に買ったのがそのG. Mooreのモントルー5CD箱なんですよ。で、その後に来日決定のニュースが飛び込んで来て。もちろんチケット押さえました。ブルース転向後初の来日ですよね。僕もこれから予習に励みたいと思います。

UFOですが、ちょうど1枚目と2枚目を聴いたところです。まるで目の前で演奏されているような1枚目の音が堪りませんね。2枚目は既発のZoom Club盤と聴き比べてみましたが、音はやはり良くなっています。ただスモール・フェイセスの「All Or Nothing」のカバーが落ちているのが残念。この時の演奏は1枚目のそれよりも内容が良いんですよ。

ともあれ、近日中に書き込みたいと思います♪
 / URL / Edit
2010.02.11 Thu 10:05  ファブギアマン #2fj95qD6
 たどんさん、おはようございます。この手の、安価で買えるアイテムって、例え外したとしても精神的ダメージは少ないので(笑)、激レアな音源はまずないけれど、買ってみようかな、っていう氣を起こさせますよね。一応放送用音源ではあっても、ヒスノイズが目立ったり、イントロもしくはエンディング切れがあったり、クレジット間違いがあったりと、安いなりのデメリットはあったりしますが。
おはようございます / URL / Edit
2010.02.13 Sat 00:54  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

一寸の虫にも五分の魂じゃないですが(全然違うって)、どんなカスブーにも何かひとつくらい見るべきブブンてなものがあるものです(そうでもないか)。

いつもヘヴィな付き合い、つまり高価なものばかりだとしんどいのでよくこんな安価なブツ、ほとんどの場合が中古ですが、を漁るのがとにかく好きなんですよね。もちろんデメリットは往々にしてあるんですが、そもそもブートってそんなものだし、上手く言えないんですがある種のバランス取りのような気もします(?)
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