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JEFF BECK with THE JAN HAMMER GROUP 『No Rain』 『No Rain Boogie』 1976年6月26日 ミネアポリス

『Truth』のジャケットの印象的なイラスト。そのモデルがベックのガールフレンドで当時ファッションモデルとして活躍していたセリア・ハモンドという女性。

そこで今回は二人のレアな2ショット写真をジャケットに使ったタイトルを引っぱり出してきました。1995年頃に初代タランチュラレーベルが出したブートです。

no_rain.jpg

表ジャケ用としては何ともビミョーな感じの写真ですが、ここでの彼女はちと強面というか、美人とは言いづらい感じですよね。ところが実際はかなりキュートなルックスの持ち主でして。

Celia_Hammond

ちなみにベックが動物好きなのはこの人からの影響が大きかったようで、現在では Celia Hammond Animal Trust という動物愛護団体の代表として活動されてたりするのです。

といったところで本題へ。
新作『Wired』リリース後、ヤン・ハマー・グループ(以下JHG)と帯同する形で76年6月5日よりスタートしたUSツアーの初期、同月26日にミネアポリスにあるパレード・スタジアムで行われたライヴをサウンドボード音源で収録。

全てのパートがセンターに集まったような密度の濃い音像が特徴で、ところどころ音が揺れたりノイズが乗る箇所があるものの、総じて聴きやすい高音質ソースだと思います。ただ、全体的にピッチが低い点が惜しい。

バンドのイントロダクションから始まり、まずはJHGだけで2曲演奏。ベックは3曲目の「Darkness / Earth In Search Of A Sun」の途中から演奏に加わります。その後『Blow By Blow』から立て続けに3曲演奏しますが、中でもスティーヴ・キンドラー(ヴァイオリン)、ヤン・ハマー(シンセサイザー)とソロを分け合う「Scatterbrain」が聴きどころでしょう。この曲でのベックはスリリングとはちょっと違う感じですが、一音一音丁寧に弾いている印象を受けます。

そして『ライヴ・ワイアー』ではどうも小粒な印象のあったドラムのトニー・スミスが実はえらくアグレッシヴな叩きっぷりで魅せるテクニシャンだったことがこの音源から(他の音源からも)よく分かります。

終盤は「Diamond Dust」(アタマ欠けのカットイン収録)をJHGのオリジナル曲で挟むといった展開ですが、”Do you feel alright?”  最後の「Full Moon Boogie」ではトーキングモジュレーターを大きくフィーチャーした演奏がなかなか面白い。

no_rain_r.jpg
『No Rain』
Tarantura TJB-002
ステレオ・サウンドボード音源収録 プレス1CD

さて、この旧タラ盤のリリースから数年後、同じ日の演奏を収録したタイトルが今は活動を止めてしまったベックの専門レーベル、スケアクロウからリリースされました。「Diamond Dust」がタラ盤と同じカットインになっているので、大元のソースは同じだと思いますが、音の感じはかなり異なっています。

高域が強調されているので、全体的に刺激の強い音になっています(ピッチも高め?)。個人的にはタラ盤の音の方が好みですが、本盤にはそこでは聴くことの出来なかった「Blue Wind」を最後に収録するというアドヴァンテージがありました。

例のハイハットシンバルのイントロに入る前に「I Ain't Superstitious」をチラ弾き。そしてベックの”「Blue Wind」という新曲を演るよ” というMCから演奏されるこの曲が本音源中最もスリリングだったりするんですが、さぁいよいよ佳境といったところで突然のブツ切れ(苦笑)。ひょっとしてタラはこれを嫌ってあえて収録から外したのかも知れません。ちなみにこの曲はこの時点ではまだ「Train Kept A Rollin'」をインクルードしないアレンジで演奏されています。

JB_minneapolis.jpg

さて今回は両タイトルから3曲ずつ貼ってみたのでよかったら聴き比べてみて下さい。元ソースが同じでもここまで音が違ってしまうパターンの好見本といった感じ。あからさまなピッチの違いにも注目です(苦笑)。

no_rain_boogie.jpg no_rain_boogie_r.jpg
『No Rain Boogie』
Scarecrow 042
ステレオ・サウンドボード音源収録 プレス1CD

L : 『No Rain』 Tarantura TJB-002
R : 『No Rain Boogie』 Scarecrow 042

Live at Parade Stadium, Minneapolis, MN - 26th June 1976
01. Oh Yeah? ※Scarecrow 『No Rain Boogie』にイントロダクションは未収録


02. Country Eastern Music
03. Darkness / Earth In Search Of A Sun
04. You Know What I Mean


05. Scatterbrain
06. Freeway Jam


07. Earth (Still Our Only Home)
08. Diamond Dust (cut in)
09. Full Moon Boogie
10. Blue Wind (cut out) * Scarecrow『No Rain Boogie』に収録

Jeff Beck - guitar
Jan Hammer - keyboards & vocal
Steve Kindler - violin
Fernando Saunders - bass
Tony Smith - drums & vocal

*MP3Tube : 16bit/44.1KHz 128kbps
 
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Comment
2010.03.03 Wed 05:45  ファブギアマン #2fj95qD6
 おはようございます。たどんさん、ツッコミどころが細かいですね。『NO RAIN』のジャケットの女性が動物愛護団体ウンヌンなんて、一般人(笑)だったらまず知らないまま、一生を終えますよ(笑)。「変なジャケットだな。」程度で‥‥

 スケアクロウ、ジェフのタイトルを時期を問わず、バンバンとリリースしてましたね。このミネアポリスの音源に関しては未聴でして、どこかから改訂(ランクアップ)盤が出てくれるといいですネ。
おはようございます / URL / Edit
2010.03.03 Wed 13:11  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんにちは。

『No Rain』というより『Truth』のモデルの女性が、という流れならベックのファンでこのことを知っている人は多いと思います。またはLinda McCartney Awardの2006年受賞者という流れもあるのかな(これについては昨日知ったんですが:笑)。けどこの流れじゃベックには繋がりませんね(苦笑)。

Scarecrowは97年にいきなり複数のタイトルでもってデビューしてきた憶えがあります。Highland系列でしょうか、装丁などブツとしての魅力には乏しいんですが、おっしゃる通り機動力はさすがという感じでしたね。

>どこかから改訂(ランクアップ)盤が出てくれるといいですネ。

LH頼みでしょうね。出して欲しいなぁ。
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