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西方徘徊 117:AC/DC 『Diabolus Ex Machina #1』 2010年3月12日 埼玉

春霞たなびきにけり久方の月の桂も花や咲くらむ(紀貫之)

大量の黄砂舞う中国(やはりGoogle検索は出来ず)は北京より無事、と言いたいところですが腰が痛ぇ。

でもまずは帰還しました。

今回の出張中、仕事以外の事で印象的だったのはこの2つ。

まずは以前こんな風に書き込んでいたくせに観ていなかった映画を観れたこと、機内サービスってやつですが(苦笑)。素直に感動しましたねぇ。トーキング・ヘッズの「ロード・トゥ・ノーホエア」がここまで胸に迫ってきたことは無かったし、ディランの「フォーエバー・ヤング」を受刑者達の前で歌うシーンなんて思わず鼻水を機内食の上に垂らしそうになったし。



他に機内鑑賞した映画は『第9地区』、『トゥー・ウィークス・ノーティス』、『今度は愛妻家』(←残りあと10分てとこで着陸のため終了:笑)

kootec.jpg もうひとつがグッズ。北京のホテルの部屋に置いてあった Alarm Clock Radio for iPod なるブツ。上海のTONNEYというメーカー製でしたが、気になってその場で検索(Googleは使えない~)してみたら全く同じナリをしたものがKootecというメーカーから出てました。部屋にあったのがOEM品なのかパチったものなのかは不明ですが、作りはチープながら音質は意外やなかなかイケてます。少なくとも今使っているMacBook Proよりは数段上(当たり前?)。時間に余裕があれば探して買って来たところですが(おそらく日本円で二千円程度じゃないかしらん)、来月また出張あるのでちゃんとした?ヤツを買って持って行くか、現地で怪しいのを調達するか考え中。

Yoshinoya_in_Beijing.jpg あ、あと今回中国では初めて吉野家の牛丼を食したんですが、肉質、味付け共に日本のと全く変わらなかったのは少々意外でした。27元のセットを注文しましたが並サイズの牛丼(紅ショウガは有料1元、ケチくさ)と何故かコーラ(他に選択肢ナシ)と茶碗蒸しの組み合わせ。ちなみにみそ汁なんぞは存在せず(あったとしても砂糖で甘くしているかも知れない)、その代わりに玉子スープが汁物の定番になってました。


てな余談はこのへんにしておいて、中途半端なまま放置していた書き込みにハナシを戻したいと思います。

先のAC/DCジャパンツアー全3公演をプレス6CDに収録したブート。まずは自身も参戦した初日、3月12日のさいたまスーパーアリーナ分(Disc 1 & 2)から。

diabolus_ex_machina.jpg

あの大大コーフンの日から既に3週間以上経ってしまったんですね。興奮の度合いはまだ色濃く残っているものの、細かい部分についてはもう記憶が薄れ始めているようで、それが何とも歯痒かったりするんですが、そんな訳で今回は(今回も)言ってみれば自身にとっての備忘録といったノリでお送りしてみたいと思います。

オープニングのオリジナルアニメが始まる直前から終演までを欠けなく完全収録。3日間の中では最も臨場感の強い音源、つまり客の騒ぐ様子がかなり入り込んでいるんですが、確かに現場のムードはこんな感じだったもんなぁ。冒頭のアニメーションから場内大騒ぎです。

メーカーのインフォには14日と16日の仕上がりが素晴らしいなんて書かれてますが、個人的にはこの12日の出来が一番良いんじゃないかと思っています。それでも今どきのデジタル録音特有のクリアなんだけど密度感の薄い音と言うか、このあたりどうも音源との相性がある様で、例えば今回のように歪んだ音塊が攻め立ててくるようなケースにはやや不向きな気も(とは言え、鑑賞に堪えうるクオリティはちゃんと確保されています)。となるとやはり実際に使われた機材(マイクの仕様が肝な気も)や録音方法などの内幕が気になりますね。
black_ice_tour2.jpg

チープでエロくてしょーもないけど最高なオープニングのアニメーション。本編突入前のキモチの準備運動という意味でも実に効果的な演出でした。

焚かれたパイロのけたたましい爆音と共に中央のスクリーンが開くと、赤い角を生やした機関車がその偉容を現しメンバー登場。そして鳴り響くギターリフ。その瞬間体調が悪かったことも忘れ一気に彼らのロックンロール・ワールドに引き込まれていきました。そこでまずはアリーナからそんな様子をアオり気味のアングルで捉えた動画なんぞ。
 
Live at Saitama Super Arena, Saitama, Japan - 12 March 2010
Disc 1
01. Intro


02. Rock 'N' Roll Train 暴走/列車

新作の1曲目でスタートするというある意味実に正しい幕開け。アンガスはグリーンのベルベットスーツ(もちろん半ズボン仕様)にプレーンなホワイトのシャツ&グリーン地のレジメンタルタイというコーディネート。いつもながら通学帽と白ソックスが効いてる(笑)。


03. Hell Ain't A Bad Place To Be 地獄は楽しい所だぜ

”さあ、パーティの始まりだ!” 全ての弦を叩き付ける様に響かせるイントロの爆発力がたまらない。"Hey you!" "Come On!" "Everybody!" ブライアンの繰り出すシャウトも実に小気味良い。アンガスはソロでダックウォークを披露だ。客もそれに即座に反応する(2'56"~)。ああもうカッコイイったらない。


04. Back In Black バック・イン・ブラック

ロック史に燦然と輝く極上のギターリフ。サビではまるで会場全体がシンガロング。ってそれはこの曲に限らないんだけど。


05. Big Jack 爆弾ジャック

「暴走/列車」といいコレといい、往年の代表曲の中にあっても違和感を感じさせない新曲のクオリティの高さも彼らの「変わらなさ」真骨頂。

06. Dirty Deeds Done Dirt Cheap 悪事と地獄 

だーりでぃーずだんだーちー♪ゴリッゴリのハードチューン。アンガスの”歌”が聴けるのは2’36"。


07. Shot Down In Flames ショット・ダウン

”Hey!” と皆で合いの手を入れ、ブライアンの”One, Two!” そしてグルーヴ感抜群の8ビートに身体を揺らす。ピックスクラッチを繰り出しながらのギターソロも見事。

08. Thunderstruck サンダーストラック

例えばザ・フーの「ババ・オライリー」や「無法の世界」でのシーケンサーをギターで表現してみせた風な解放弦を巧みに絡ませたイントロが印象的。思い返せばAC/DC完全復活の狼煙を強く実感した個人的にもかなり思い入れの強い曲。現場ではもたつき気味に聴こえたこのイントロも本音源で聴くとそうでもない。やはり場所によって響きの具合がかなり違っていたのかも。この曲では91年のドニントンよろしくスクリーンに透明なアクリル板越しに真下から撮ったアンガスの姿が大写しに。


09. Black Ice 悪魔の氷
10. The Jack ジャック

サビのシンガロングでは会場の客の中から女性をスクリーンに映す出す演出付き。確か小学生くらいの子も映ったような。演出と言えばこの曲はアンガスのストリップショー披露の曲でもある。けどそんな見せ場を抜きにしてもこのスローブルースは最高。緩急を効かせたアンガスのソロも実に素晴らしい。


Disc 2
01. Hells Bells 地獄の鐘の音

華麗なダッシュ&ジャンプをキメて鐘にぶら下がる62歳。ブライアンの強面なのにファニー、金切り声はどこまでもハード、だけどキャッチーもお似合い、そんな懐の深いパフォーマー、ショーマンぶりも大いに堪能させてもらいました。AC/DCはホント得難い人物と巡り会ったよね。今更ながらそれを強く実感。


02. Shoot To Thrill スリルに一撃

今月リリース予定、初のベスト盤的内容の『Iron Man 2』のオープニングナンバー(映画は6/11公開予定)。ライヴ映像収録というDVD付のデラックス版は予約済み。映画も観に行きますもちろん。


03. War Machine 戦闘マシーン

スクリーンには戦闘機から大量にバラまかれるギブソンSG型の爆弾やらアマゾネス軍団やら戦車やら、実写を混ぜ込んだアニメーションが。でこの新曲でもサビは大合唱。ましーーんの語感が何だか妙だ(笑)。

04. High Voltage ハイ・ヴォルテージ

昔バンドでコピーしたのが「Riff Raff」と「The Jack」とコレ。なので結構思い入れの強い曲。初期ならではの軽妙なブギー。今でもボン時代の音に馴染みが強いけど。


05. You Shook Me All Night Long 狂った夜
06. T.N.T.

”オイ!”コールが気持ちイイ。目一杯童心とやらに返る瞬間。ってそれもこの曲だけに限らないんだけど。

07. Whole Lotta Rosie ホール・ロッタ・ロジー

”アンガスッ”の入りはバッチリ(笑)。個人的にはテンポを落としていたのが気になりつつ、これはきっと次曲を考慮しての判断だったと思われ。つまりアンガスに対するペース配分ですよね。なもんで?巨大なダッチワ、もとい、ロジー人形も上手に左足でリズム取ってました(笑)。


08. Let There Be Rock ロック魂
09. Angus Young Guitar solo ~ Let There Be Rock (reprise)

本編最後にアンガス究極の見せ場を用意したこの曲は往年のペースそのまま。昇降する円形のお立ち台?の上で寝っころがってじたばたと回転する定番のアクション。花道でただ一人全身全霊込めてソロを弾き倒す姿には神々しいまでのカリスマ性と恐いくらいのプロ根性が。とにかく天井知らずにエネルギーを放射するアンガスの姿にこちらの感情の高ぶりも天井知らず。スクリーンに映し出された往年のアルバムカヴァー達にも実にグッときましたね。あ、スクリーンと言えばアンガスが左手薬指にはめていたリング。それが極々フツーのヤツだったのが何やら人柄を表しているようで妙にグッと来てしまったのでした。

Encore :
10. Highway To Hell 地獄のハイウェイ

右手を高々と上げながらステージ下から昇降台に乗って現われたアンガス。いよいよ終わりが近付いてきたとの惜別の念が自身の中でちらりほらり。はーぃうえーとぅへぇーーる♪


11. For Those About To Rock (We Salute You)  悪魔の招待状

こんなストレートで真摯なメッセージもAC/DCだからこそ尚更胸に響く。号砲がそれに華を添え、エンディングはあくまでクドく別れ難しなコチラの期待に応えてくれた。が演奏後は風のように?ステージから捌けていった姿が強く印象に残りましたね。


以上、2時間にわたる最高のロックンロール・パーティ、これにてお開き。ああ、やっぱAC/DC最高。もう一度観たいよ。

だから祈・再来日!!

Brian Johnson - vocal
Angus Young - guitar
Malcolm Young - guitar, vocal
Cliff Williams - bass, vocal
Phil Rudd - drums

*MP3Tube : 16bit/44.1KHz 128kbps

diabolus_ex_machina_r.jpg
『Diabolus Ex Machina』
X-AVEL Records XAVEL-SMS-007 2010
ステレオ・オーディエンス音源収録 プ レス6CD
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Comment
2010.04.03 Sat 22:53  ケーン #Jb4xbG8M
たどんさん、こんばんはです。
ありがたく試聴させていただきました。
本作、かなり良い出来のようですね。そそられ始めております。
ただ個人的には、会場で感じた音の迫力であったり
その場の空気というか雰囲気みたいな部分が
しっかりパッキングされてるブツが出てこないものかな、
と思っております。そういう意味では、やはり
単価高めな、あの店の出番・・かなと思いますが
難しそうですね。まったくインフォも無いですし。

その店の怒涛の虹シリーズ、『80武道館4CDBOX』
これもまた強力無比なブツでした。
KOされております。
話題ズレテすみません。
 / URL / Edit
2010.04.03 Sat 23:12  たどん #AZV5XfxQ
ケーンさん、こんばんは。

お望みのクオリティには達していないとは思いますが、大阪音源は明日にでも上げる予定ですので、どうぞお楽しみに。

が、それよりも何よりも(笑)

>その店の怒涛の虹シリーズ、『80武道館4CDBOX』

ネタ振りありがとうございます。何と150セット全て予約の時点で捌けてしまいましたね。

>これもまた強力無比なブツでした。

ええ、全くもって同感です。

AC/DCの次はソチラを取り上げる予定です♪
 / URL / Edit






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