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西方徘徊 118:RAINBOW 『Close Encounters Of The Third Kind -第3種接近遭遇-』 1980年5月9日 武道館 #1

ロニー・ジェイムス・ディオ在籍時、その中でも76年以前をメインに分け入ってきたレインボー音源でしたが、いやそんな調子だったので入手済みのグラハム・ボネット在籍時のブツ、LH発『Lost In Bremen』(80年1月30日独ブレーメン)やアナログブートをCD-R化した『Solitary Traveller』(80年5月12日武道館)についても未だ書き込めずにいたんですが、今度ばかりはそういう訳にも行かなかったようで(笑)。

という訳でまたしても新タラがやってくれました。1980年、東京・大阪それぞれ3日間というスケジュールで組まれたジャパンツアーから2日目、5月9日の武道館公演を「2人のテーパー(Aquarius, Mr. Peach)提供の音源をそれぞれ2CDに収録した」限定4CD仕様。当初の100セットから50セット増産したにも関わらず、14,800円という高額にも関わらず予約受付の時点で完売という俊足アイテムに。

でこれが実にトンでもないブツでして、てなことを2回に分けてお送りしてみたいと思います。

まずは装丁について簡単に。

CEOTTK_Box.jpg

2つの紙ジャケットをオリジナルのボックスに収めた仕様。そこには/150のナンバリングスタンプ、制作者から2名のテーパーへの謝辞、デザイン制作者のクレジットなどが記されています。

 L : Aquarius Version R : Mr. Peach Version
CEOTTK_A.jpg CEOTTK_B.jpg

ディスクは毎度のピクチャー仕様(プレスCD)

CEOTTK_aq_d.jpg
『Aquarius Version』

CEOTTK_p_d.jpg
『Mr. Peach Version』

んでは肝心の中身について、まずは本ボックスでしか手に入らない「Aquarius Version」から行ってみましょ。

CEOTTK_aq.jpg CEOTTK_aq_r.jpg
オープニングSEは壮大な行進曲、エルガーの『威風堂々第1番』からロケット打ち上げ?のカウントダウンを経てドロシー の”We must be over the rainbow...”へ。その威風堂々はカットイン、あのお馴染みのテーマに入る直前からの収録になっています。録音状態は手拍子や歓声を大きく録り込んだいかにもオーディエンスソースらしいもの。

そんなSEに導かれての1曲目はアルバム『Down To Earth』の中から名曲「Eyes Of The World」。スタジオ版に性急さと荒々しさを加えたあたりがライヴならではの聴き応え。しかしノッケからボネットが凄い。安定感や巧さではロニーに数歩譲るも爆発力や凄み(&時折甘み)ではタイプは違えどあのイアン・ギランにも迫る圧倒的な存在感。うぅむ。

その凄みは「Mistreated」を彷彿とさせる曲構成を持つ「Love's No Friend」でも同様。そしてコージーが脱退を決意した主要因と言われるキャッチーなナンバー「Since You Been Gone」は終盤「Over The Rainbow」へと流れるドラマチックな展開。

続いては往年の代表曲「Man On The Silver Mountain」と「Catch The Rainbow」。ロニー期の演奏に迫るものではないけれど聴き応えは十分。特に後者での要所要所にアンカーを打ち込んでいくようなコージーの主導っぷりはお見事という他ないです。

CEOTTK_aq_is.jpg

ボネットが鋼のような喉を聴かせる「Lost In Hollywood」を柱にまるで引用の嵐と化す各メンバーのソロパートも緩急、静と動の織り交ぜが巧みなせいかあまり冗長にならず感動的な仕上がり。中でもフィードバックによるロングトーンにエイリーのキーボードが絡んでくるあたりや後に「Difficult To Cure」としてレコーディングされる「歓喜の歌」での美的ボリューム奏法~一気捲し立ての展開は聴きどころのひとつでがしょう。

バンド史上最大の存在感を誇るキーボード弾き、ドン・エイリーの茶目っ気含みな独演コーナーに続くコージーのソロ。皆を退屈させないドラムソロなんて誰にでも出来るものじゃあないと思うんですが、そんな希有なソロを見せて聴かせるコージーもこの時既にグループからの離脱をココロに決めていた訳ですよね。それを思うとつい3ヶ月後のモンスター・オブ・ロックでのラストライヴへとキモチが向かってしまうような。



「All Night Long」での容赦ない?ボネットと客と掛け合いから「Long Live Rock 'N' Roll」へのなだれ込み。狂ったようにリッチーの名を叫ぶ女の子など会場のヒートぶりがすんごい。ちなみにこの日は東京最終公演となった12日武道館と大阪3Daysで披露された、シングル用として録音が検討されたとも言われるキャロル・キングの「Will You Love Me Tomorrow」(セット入りはリッチーの提案だったとか)は演奏されなかったもよう。

1分半強のインターバルからアンコールに応えての怒濤の展開は録音状況が変わったのか音がややこもり気味になります。インスト版「Kill The King」ではギタークラッシュ?もう何がなんだか訳ワカラン状態。そんな阿鼻叫喚?から再度の「Long Live  Rock 'N' Roll」へと流れいよいよ大団円へ。

最後はいつもの「虹の彼方に」で了。いやはや何とも凄まじい~(溜息)


音質について触れるのを忘れてました。今回は試用を兼ねてFileFactoryにいくつかアップロード(MP3 192kbps)してみたのでよかったら聴いてみて下さい(論より証拠ってヤツで ^ ^ ;)。

Live at Budokan, Tokyo, Japan - Friday 9th May 1980
Disc 1 : Aquarius Version
01. SE / Land Of Hope And Glory
02. Count Down
03. Over The Rainbow
04. Eyes Of The World
05. MC
06. Love's No Friend
07. Band Introduction
08. Guitar Solo
09. Since You Been Gone
10. Over The Rainbow

11. Man On The Silver Mountain
12. MC
13. Greensleeves
14. Catch The Rainbow

Disc 2
01. MC
02. Keyboard Solo
03. Also Sprach Zarathustra
04. Lost In Hollywood
05. Guitar Solo
06. Lost In Hollywood
07. A Light In The Black
08. Guitar Solo
09. An Die Fieude
10. Keyboard Solo
11. Green Onions
12. Popeye Opening Theme
13. Sukiyaki
14. Keyboard Solo
15. Close Encounters Of The Third Kind
16. Keyboard Solo (Include 'Kimigayo')

17. Drum Solo
18. The Year 1812, Festival Overture in E flat major
19. Lost In Hollywod
20. Guitar Solo
21. Lazy
22. All Night Long
23. Long Live Rock 'N' Roll
24. Kill The King
25. Long Live Rock 'N' Roll
26. Over The Rainbow

Ritchie Blackmore - guitars
Graham Bonnet - vocals
Roger Glover - bass
Don Airey - keyboards
Cozy Powell - drums



さて、次回はもうひとつのソース「Mr. Peach Version」を取り上げたいと思います。今回の「Aquarius Version」もなかなかの高音質でしたがその「Mr. Peach Version」、実にえらいことになってました。
 
「Man On The Silver Mountain」



CEOTTK_Box_r.jpg
『Close Encounters Of The Third Kind -第3種接近遭遇-』
Tarantura TCDRAINBOW-8,9 2010
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス4CD
150セット限定ボックス仕様 ナンバリングスタンプ入り
購入店:西新宿P 14,800円
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Comment
2010.04.06 Tue 01:12  lespaul #-
たどんさん、こんばんは。
どうもグラハム時代は…と悩んでたら完売とは!このご時世で凄いですよね。こちらはひたすら1976東京体育館待ちです。ただ、大吟醸が高音質?ではなかったんであまり期待はしてません。初陣よりは良いことを願ってますが。
しかし、新タラはチャプターを細かくし過ぎだと思いませんか?
ではまた。
グラハム時代 / URL / Edit
2010.04.06 Tue 01:41  たどん #AZV5XfxQ
lespaulさん、こんばんは。

値段が値段ですからね、作り手さんもきっと驚かれていることでしょう。

76東京体育館の前に78年盤が二つ飛び込んできちゃいましたが、予定通り今月中にリリースされるんでしょうか。それにしても初めて聴く演奏でもないのにやけに楽しみなのは何故かしらん。

>しかし、新タラはチャプターを細かくし過ぎだと思いませんか?

ですよね。分けるのか分けないのか、分けると決めたなら徹底的に。そんな感じですかね。
 / URL / Edit
2010.04.06 Tue 11:58  Go To Hell #mauyLjdI
みなさん、こんにちわ。

>ただ、大吟醸が高音質?ではなかったんであまり期待はしてません。
某Pのブログにも「音質はちょっと落ちるかも」的な記述が御座いましたね?それに大吟醸イコール1976東京体育館へ評価がつながるのもわかりませんよ。(苦笑)

大吟醸、現物を通して最後まで聴いてみれば、どうしてどうして高音質音源でしたよ。やはり入手されて検証された方がよろしいかと...

ちなみにlespaulさんの1978新潟決定盤をお教え下さいね。初心者の私の参考にさせていただきますので。(ぺこり)

>しかし、新タラはチャプターを細かくし過ぎだと思いませんか?
まったくその通り!「あれ?このフレーズはどこかで?」それが私にとって、このレーベルの魅力の1つです。別に業者さんでは無いのですから、重隅(重箱の隅の略)はお互い止めましょう。せっかくの素晴らしい音源がリリースされなくなったら.....ねぇ。

PS私はアクエリアスの大ファンです。
 / URL / Edit
2010.04.06 Tue 18:56  たどん #AZV5XfxQ
Go To Hellさん、こんばんは。

音質についてだけではないですが、結局人それぞれ評価基準が異なるところが当たり前なんですが難しいところでもありますよね。

第一印象イマイチと感じたものを入手するには7,800円は高すぎるのかも知れません、キモチ的にも。

>せっかくの素晴らしい音源がリリースされなくなったら.....ねぇ。

良いと思ったら素直に褒めて、アウトだと思ったらフツーにペケと言う、そんな感じが良いと思います(抽象的だなぁ)。
 / URL / Edit
2010.04.06 Tue 22:44  大介(東京都) #nx3aWTik
こんばんは!

コレ予約しておいて良かったです。
なんだか30年前の武道館にタイムスリップした感覚となりましたよ。

78新潟、78郡山も欲しいのですが、やっぱり76東京体育館が優先ですかね。
とにかくコレが凄すぎて大変エキサイトな日々です(笑)
高音質でびっくり! / URL / Edit
2010.04.06 Tue 23:10  たどん #AZV5XfxQ
大介さん、こんばんは。

今になってこんなクオリティの音源が出て来るというのが何とも奥深いというか。何でも200公演ほど録りためていたという話もあるので、かなり裕福な家の人なんでしょうがそれにしても凄いですよね。あとは何が控えているのか、そこが気になりますね~。

>78新潟、78郡山も欲しいのですが、やっぱり76東京体育館が優先ですかね。

順序から言えばワタシ的にはそうなります。グラハム期はまた別物として聴けるからいいんですが、ロニー期はどうしても順序立てて聴いていきたい(セットリストが大きく変わる訳でもないのにね)、てな具合にどうも意固地なとこがありまして(苦笑)。
 / URL / Edit
2010.04.26 Mon 19:46  ファブギアマン #2fj95qD6
 たどんさん、こんばんは。グラハム期のレインボー、チラッと聴かせていただきました。「MAN ON~」の、イントロで一旦やめるパターンも懐かしいですねぇ。ギターソロもリッチーのクセ連発と、こりゃ自分が行った日(5月12日)が出たら即座に予約してしまいそうです。

 チャプターの数は‥‥、見たところ、確かに細かいですね(笑)。
こんばんは / URL / Edit
2010.04.28 Wed 00:55  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

某ブログでの録音者へのインタビューを見るとこの時のツアーで音源が残っているのはこの9日のみ、みたいなニュアンスですが真相や如何に?

12日といえば例のオマケ、ですよね。いずれ書き込みたいと思いますが、まずは聴かないと(苦笑)。
 / URL / Edit






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