Home All Log in RSS

冷却システムはオプション

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

西方徘徊 125:JEFF BECK 『Heavy Blow』 1975年5月3日 ボストン

1つのプレイリストに2つの音源を登録。あっちを聴いてはこっち聴きを繰り返しながら比較してみましたが、少しでも気を抜くと?一体どっちの音源を聴いているのか分からなくなる(笑)。メーカーは「既発テイクとは比較にならない」とおっしゃいますが、その違いもこんな程度です、この駄耳には。

1975年式ジェフ・ベックの代表的なライヴ音源、5月3日のボストン、ミュージック・ホール公演。オーディエンスソースなれど、その音の近さやクリアさ、バランスの良さも然ることながらアナログ録音ならではの音の温かみがすこぶる心地よい(ブート音源にそんな褒詞が?と言うなかれ)個人的にも大好きな音源なんですが、その同じ日に別のテーパー、約1年前にトラッカーサイトに登場して以来、既に50を超える音源が放出されているダン・ランピンスキー氏録音の秘蔵ソースが登場、先日銀盤化されました、ってのが今回のお題。

76年8月27日のケープコッド公演に続くベック音源第2弾としてトラッカーサイトには1ヶ月程前に上がっていて、既にCD-R版は市場に投下されていましたが、プレス仕様はこのLH版が初になります。

ちなみに既発盤(スティーヴ・ホプキンスというやはりボストン周辺でいくつかの名音源を残している人物による録音音源)については、過去に2度ほどこんなカキコをしています。

JEFF BECK 『Lost Mistral Tape』 1975年5月3日 ボストン

西方徘徊 072:JEFF BECK 『Fire Still Burning』 1975年5月3日 ボストン

heavy_blow.jpg

という訳で今回もMP3音源を貼ったのでよかったら聴いてみて下さい。ですがその前に当日第一部に登場したマハヴィシュヌ・オーケストラの演奏から1曲。この時のツアーが彼らとのジョイント式だったことは過去の書き込みの中でも触れていますが、ランピンスキー氏はその両方を録音していたんですね。

曲は現在もベックがレパートリーに取り入れている「Eternity's Breath」のフル・ヴァージョン(74年作『エメラルドの幻影』収録)。ここでのドラムはあのナラダ・マイケル・ウォルデン。そして後にヤン・ハマー・グループとの帯同ツアーでベックが共演することになるスティーヴ・キンドラー(ヴァイオリン)もいます。今回LHはこのマハビシュヌ音源も同時リリース(2CD-R)していますが、ここではネットから落とした音源を使わせてもらいました。


*Opening for Jeff Beck

John McLaughlin - Rex Bogue Twin neck
Narada Michael Walden - drums
Ralphe Armstrong - bass
Stu Goldberg - keyboard
Steve Kindler - violin
Carol Shive - violin
Philip Hirschi - cello
Norma Jean Bell - sax
Premik Russel Tubbs - sax

ダウンロードソースに添付されていた当日のチケット画像
で、ベックの方はこの75年のツアー音源でのみ聴くことの出来るメドレー形式で演奏された2曲。まだクラクション音の登場しない「Freeway Jam」と、この名演がさらに本音源の価値を高めているスライドバーを駆使した超絶技が全くもって素晴らしい「Definitely Maybe」。そしてバーナード・パーディ、ウィルバー・バスコムという黒人のリズム隊の起用が効いているグルーヴィーな「Got The Feeling」です。

heavy_blow_20100508012921.jpg fire_still_burning_s.jpg
 
左:『Heavy Blow』 Master audience recording taped by Dan Lampinski
右:『Fire Still Burning』Master audience recording taped by Steve Hopkins

Live at Boston Music Hall, Boston, MA - 3rd May 1975
01. Jeff's Boogie / Constipated Duck
02. Drum Intro / She's A Woman
03. Freeway Jam
04. Definitely Maybe
05. Superstition
06. Keyboards Solo
07. Cause We've Ended As Lovers
08. Power
09. Got The Feeling


10. You Know What I Mean

Jeff Beck - guitar
Max Middleton - keyboards
Wilbur Bascomb - bass
Bernard Purdie - drums

Sony TC-152SD Tape Recorder
Sony ECM-99 Stereo Microphone
Maxell cassettes

どうでしょうかね~? 個人的にはメーカーが言う程アップグレードにはなっていない気がしますが(既発も十分高音質だし)、ともあれ、音質差以上に興味深いのが例えば既発版で目立って聴こえてくる客の雄叫びがランピンスキー版からも微かに聞こえてくるといった具合に、おそらく機材のグレードも腕も同等であったと思われる職人ふたりがさほど離れていないポジションで互いに密録に精を出していたという事実なんですよね。

なお、本タイトルは冒頭のアドリブ部分の欠けを補う為、そして終演後の歓声部分を延ばす為にホプキンス音源が違和感無く補填使用されています。

heavy_blow_r.jpg
『Heavy Blow』 Wardour-079
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス1CD
80セットのみナンバリングステッカー付

さて、この『Heavy Blow』の初回分には先日ここでもお題にした音源がボーナスディスクとして付いてきます。1975年、あの内田裕也氏が私財を投げ打ち実現させたという「ワールド・ロック・フェスティバル」から8月5日の名古屋・愛知体育館公演を完全収録したオーディエンス音源。

今回はここからも「Freeway Jam~Definitely Maybe」を貼ってみました。5月3日のボストン公演から3ヶ月、マッタリとしたリズムが一変し性急さを増した「Freeway Jam」はベックが奏でる最初の何気ない一音からしてもう堪らなくカッコいい。とても風邪をこじらせたバッドコンディションでの演奏とは思えない、予測不能、スリリングなベックのギターが堪能出来ます。

WRF_f.jpg WRF_r.jpg
『World Rock Festival』
ステレオ・オーディエンス音源収録 1CD-R
購入店:西新宿LH 『Heavy Blow』ボーナス・ディスク

Live at Aichi-Taiikukan, Nagoya, Japan - 5th August 1975
01. Constipated Duck
02. She's A Woman
03. Freeway Jam
04. Definitely Maybe


05. Superstition
06. Air Blower
07. Keyboard Solo
08. 'Cause We've Ended As Lovers
09. Power
10. Got The Feeling
11. Thelonius
12. You Know What I Mean

Jeff Beck - guitar
Wilber Bascomb - bass
Bernard Purdie - drums
Max Middleton - keyboards
関連記事
Comment
2010.05.10 Mon 16:52  ファブギアマン #2fj95qD6
 たどんさん、こんにちは。ランピンスキー、バンド関係者からも顔を覚えられていた事でしょうね。同一の公演で複数のテーパーがいるのは興味深いです。もし各々のブートを購入されたら、必然的に聴く頻度も2分の1になってしまいますが‥‥(爆)。
こんにちは / URL / Edit
2010.05.10 Mon 17:58  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

>同一の公演で複数のテーパーがいるのは興味深いです。

内容的にここまで拮抗するパターンというのはありそうでなかなか無いかも知れませんね。まぁ折角買ったんだし、今後はこの新装版のお世話になろうと思います。

さて、ランピンスキー音源の放出もいよいよ60番台に突入したようです。となると残すところあと30~40音源という感じでしょうか。今後の放出に驚きは期待出来ないのかも知れませんが(ZEPがあったらもっと盛り上がったでしょうね)、個人的には61番目のモントローズが欠けがあるものの嬉しかったですね。
 / URL / Edit
2010.05.10 Mon 23:50  ファブギアマン #2fj95qD6
 こんばんは、またもやおじゃまします。ツェッぺリンだかの音源で、客の反応が似ていて、互いに近い座席での収録ではないかというブートがあるように読んだ記憶があります。レインボー初来日の初日公演だって複数のテーパーが居ましたし、記録したがる人は、どこにも居るものなのですね(微笑)。
こんばんは / URL / Edit
2010.05.11 Tue 12:41  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんにちは。

>記録したがる人は、どこにも居るものなのですね(微笑)。

一期一会的なノリで楽しむのも大いにアリだとは思うんですけどね。

そういえば過去に何度かテーパーの隣に居合わせたことがありますが、そんな時に限ってガンガンに盛り上がりたいライヴだったりするんですよね。なのについ気兼ねしてしまうのはブート好きの性ってやつでしょうか(苦笑)。
 / URL / Edit






(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://seemefeelmeclickme.blog86.fc2.com/tb.php/409-a4508dd2
Profile

たどん

Author:たどん
神奈川県在住
性別:男
誕生星座:山羊座(たまに射手座)
血液型:B

アタマ冷やせば?とかよく言われます

Calender
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
Categories
Recent Entries
Comments + Trackback
Comments<>+-
Trackback <> + -
Archives
Links
from December 22, 2009
Access Ranking
[Genre] 音楽
562
see ranking>>

[Sub-Genre] ロック
56
see ranking>>
Search
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。