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西方徘徊 131:JEFF BECK GROUP『Ruis Rockfestival, Beat Club & BBC 1971 & 1972』 SBD音源集#1

 2010年の新メンバー体制初のサウンドボードものに続いては、第二期ジェフ・ベック・グループの3つのサウンドボード音源をそれぞれ1枚のディスクに収録した3枚組の新作ブートを紹介したいと思います。

 これまでクラプトン関連のソースを中心に数多くの優良タイトルをリリースしてきたMID VALLEYレーベルが、昨年からセカンドライン的に他アーティストの定番音源(サウンドボードものに限定しているようです)を廉価で出していますが(ディランの74年音源から始まり、オールマンズ(70&71年)、CSN&Y(70年)、イーグルス(76年)&J.ブラウン(78年)、今回のタイトルがその第5弾目。何やら唐突に回って来た英国の雄ジェフ・ベック、という感じですが、そのきっかけが4月2日(金)の23:00~23:40にスカパー!の音楽専門番組「MUSIC AIR」でオンエアされたこの発掘映像だったことは間違いないでしょう。

「旧西ドイツの音楽番組【BEAT Club】より1972年(3月25日)に収録されたジェフ・ベックの貴重なスタジオパフォーマンス」

 この時の映像としては、これまで『ビートクラブ~黄金のロック伝説 Vol.1:ギター・ヒーローズ』というタイトルのVHSやLDなどで唯一「Definitely Maybe」だけが日の目を見ていましたが、今回新たに5曲が発掘された上に、冒頭部分に欠けのあったその「Definitely Maybe」もノーカット版として再登場するなど、きっと他にも残っている筈と思っていたとは言え、いざこうして実際に出てくるとやはり驚いちゃいますね。

で、今回のブツはそんなドイツでのスタジオライヴソースを目玉に、あとは71年8月22日にフィンランドで行われたバンド結成後初のライヴ音源と72年6月29日に英BBCの音楽番組「In Concert」用に開催・録音されたライヴといった第2期ベック・グループ定番中の定番音源を「最良の形」で収録しています。

 ディスクはもちろん嬉しいファクトリープレス製。で、今回はまず新発掘されたBeat Clubソースのみに話を絞ってお送りしてみたいと思います。

JBG_1971_1972_20100604092248.jpg JBG_1971_1972_2.jpg  

Ruisrock Festival : Runsala-Runsala-Parken, Turku, Finland - August 22nd 1971
Disc 1
1. New Ways / Train Train
2. I Got To Have A Song
3. I've Been Used
4. Situation
5. Jody
6. Ice Cream Cakes

Beat Club : Radio Bremen's TV Studios, West Germany - March 25th 1972
Disc 2
1. Got The Feeling
2. Situation
3. Morning Dew
4. Tonight I'll Be Staying Here With You
5. Going Down
6. Definitely Maybe


BBC In Concert : Paris Theatre, London, England - June 29th 1972
Disc 3
01. Introduction
02. Ice Cream Cakes
03. Morning Dew
04. Going Down
05. Definitely Maybe
06. Tonight I'll Be Staying Here With You
07. New Ways / Train Train
08. Ain't No Sunshine
09. Got The Feeling
10. Let Me Love You
 まずは1988年頃にリリースされた前述のコンピレーション作品に単独で収録された「Definitely Maybe」の映像から。

 音だけでなく映像までも複数のギター(=ベック)がオーバーダビングされているというある意味異様、けど画期的な仕上がりになっているこのバージョン。今回の発掘によりこの曲のみそんな処理がされていたことが分かりました。


で、その新発掘映像ですが、全てサイケ調の背景をミックス処理する前のブルーバック仕様になっています。

 1曲目の「Got The Feeling」でボブ・テンチが歌う姿にもう新鮮な驚きと発見がありますね。これを観てこの人が実に素晴らしいボーカリストであることを改めて再認識したし、着飾ったところなんてまるで無いのにただもう見惚れてしまうベックの佇まいのカッコよさ。十代の頃、実際に音を聴く前にまずそのルックスの良さに参ってしまったことなどをつい思い出しました。

 さらにはトリッキーなプレイや淡々としながらも時折顔を歪めて弾く時のその表情、アンプの上から取ったスライドバーをシャツのポケットにしまうといった何気ない仕草、ピックガードが折れている?ストラトはヘッド部分にロゴがないなぁとか、思わずミーハーノリ全開で見入ってしまうシーンの連続。でもってその後ろには独特の大きなフォーム&レギュラーグリップでタイトなリズムとフィルインをキメていくコージーの姿が。その存在感の大きさを改めて実感出来るのはやはり映像ならではの醍醐味だし、第一期JBGとの音楽性の違いをある意味最も如実に表現していたとも言えるクライヴ・チャーマンのファンキーなベースプレイや、アカデミックなムードを醸し出しているマックス・ミドルトンがバンドの音楽性に彩りと深みを与えている様も映像ではよりストレートに伝わって来ます(「Going Down」のソロで他のメンバーがノッてくるシーン良いですよね)。そして、ここにもまさに奇跡の出会いがあったのだなぁと、痛感する次第。

ちなみにこの映像は今月の10日26時からと30日の14時から再放送が決定しているようです。

Beat Club : Radio Bremen's TV Studios, West Germany - March 25th 1972
Disc 2
1. Got The Feeling


2. Situation


3. Morning Dew


4. Tonight I'll Be Staying Here With You


5. Going Down


6. Definitely Maybe


 てな訳でキモチはどうしても映像のインパクトの強さにに引っぱられちゃいますが、音源としてもっと気軽に楽しみたいとなれば、そこに今回のCDの存在意義があるということでしょう。ソース元が衛星放送だからでしょうが、ノイズもなく全編安定した音質で楽しめます。



Jeff Beck - guitar
Bob Tench - vocals
Cozy Powell - drums
Clive Chaman - bass
Max Middleton - keyboards

JBG_1971_1972_is.jpg
『Ruis Rockfestival, Beat Club & BBC 1971 & 1972』
MID VALLEY RECORDS 2010
ステレオ・サウンドボード音源収録 プレス3CD
購入店:西新宿BF 2,800円
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Comment
2010.06.05 Sat 05:13  ファブギアマン #2fj95qD6
 たどんさん、おはようございます。ブログを読むと、本作、結構前にリリースされたという事でしょうか。勿論、「B.F」の広告は雑誌『beatleg』で逐一チェックしてますが、西新宿はいつも「L」メインで行ってまして、お店での滞在時間も長くなりがちなもので‥‥(汗)。BEAT CLUBの映像、アングルにクセがあるものの、昨今よくある落ち着かないカメラの切り替わりがなく、ヨイですよね。「SITUATION」で、シンバル1枚を叩くともう1枚に触れるようにセッティングされているあたり(専門用語があるのかも。画面、向かって右ですね)がたまらないです。正規に、プレス盤で出して欲しいですね~。
おはようございます / URL / Edit
2010.06.06 Sun 03:12  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんばんは。

これは僕の書き方がマズかったですね。申し訳ないです。本タイトルのリリース自体は先月の下旬頃でしたが、ソースの放送からは随分と日が経っていたのでついああいった書き方をしてしまいました(なのでその部分カットしました)。

これはぜひとも公式にリリースして欲しいクオリティの映像ですが、もしもそれが叶うとしたら、(モチロン現存していればのハナシですが)ぜひ別アングルのアップ映像(「Definitely Maybe」でそんな編集がされてますね)をブルーバック部分にインサートして欲しいと思います。

それはそうと?「L」で僕の話はしなくてイイですよ~(笑)。
 / URL / Edit
2010.06.08 Tue 06:21  ファブギアマン #2fj95qD6
 たどんさん、おはようございます。リリースの時期の件、そうでしたか。「beatleg」7月号の広告に「近日入荷予定!」とあったもので、どういうことなのか誤解しちゃいました。放送された日からは間があった、という事なんですね。まあ、そのあたりはいい意味で緩く考えて下されば幸いですよ。

 この「DEFINITELY MAYBE」の動画を初めて観たのも、遠い昔の事のようですね~。言われてみれば、以前のバージョンは頭切れでしたね。今のベックに演って欲しい曲の最右翼でもありますが、やはり彼は、もっと先を見ているんでしょうか。何歳になっても、現在進行形でいて欲しいです!
おはようございます / URL / Edit
2010.06.09 Wed 09:26  たどん #AZV5XfxQ
ファブギアマンさん、こんにちは。

確かに「Definitely Maybe」は聴いてみたいですよね。

けどまぁ、その時演奏された曲が今のベックが演りたい曲なんだと思えば、リアルタイムで聴いているヨコロビも増してくるというものです。

>何歳になっても、現在進行形でいて欲しいです!

お互いどこまでもついて行きましょ。
 / URL / Edit






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