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西方徘徊 141:JEFF BECK, SANTANA & STEVE LUKATHER『Sound Market '86』 1986年6月1日 軽井沢 #1

今後未発表の放送用ソースの流出や、より優れたオーディエンス・ソースが出てこない限りコレが決定版と言って良いんじゃないでしょうか。

突然ですが、そんなことを書いたのが去年の5月。

西方徘徊 024:JEFF BECK 『Get Them All In The End』 1986年6月1日 軽井沢

その「より優れたオーディエンス・ソース」が35年の時を経て新たに登場してきました。放送音源をメインにしつつ、オンエアされなかった部分をオーディエンスソースで補填し仕上げた『Get Them All In The End』 ですが、上記のコメントはあくまでその補填に使われているオーディエンス・ソースの良質なものが、というニュアンスで書いたもの。なので全編AUDソースで仕上げられた今回のお題盤と既発盤とでは基本的にブツの成り立ちが異なります。けれど音の質感の変化に違和感を抱くことなく全編聴き通すことの出来る充足感というのはある訳で。しかもそれが高音質とくれば、尚更。

今回取り上げるタイトルの特筆すべき特徴は2つ。まず、ベックだけでなく第1部のサンタナ・バンドから最後のセッション大会までを欠落なく完全収録していること。そして音質は過去のAUD音源全てを一蹴してしまうほどの見事なもの。全編に渡って乱れのない、”一体どこでどうやって録ってんの?”的な優良音源なんですが、録音者は以前ここで取り上げた音源と同じ人物なんですね。

sound_market_86.jpg

今回はまずトップバッター、13時からスタートしたというサンタナのパートからいきますかね。時期的には翌87年にリリースされるアルバム『Freedom』のレコーディング中ということで、ヴォーカルで参加していたバディ・マイルスを連れての来日。代表曲に混じりこの時点では未発表だった新曲を披露している点でも貴重なライヴ音源と言えそうです。

ちなみにサンタナの音源としては、1999年に出たこのタイトルに9曲収録されたのがブートでは初出。FMで放送された8曲(メドレーは1曲換算:↓太字)にTV放送された1曲(※)をプラスし仕上げたものです。 9曲全てを収録しているようです。※750ryderさんより訂正フォローをいただきました。ありがとうございます。

■7月14日放送
●7月16日放送

01. Primera Invasion
02. Victim Of Circumstance
03. Incident At Neshabur / Mandela
04. Black Magic Woman / Gypsy Queen
05. Oye Como Va / Evil Ways / Jingo
06. Open Invitation (with Steve Lukather)
07. Songs Of Freedom (with Steve Lukather)
08. Savor / Percussion Solo / Soul Sacrifice (with Steve Lukather)

Encore #1
09. By The Pool / Europa

Encore #2
10. Right Now
それでは、往年の代表曲「Black Magic Woman / Gypsy Queen」と未だにサンタナといえばウッドストックの「Soul Sacrifice」とコレということになりますかね。昭和のムード歌謡とか、楽器屋の試奏で絶対に弾いちゃいけないとか、何かと愛ある揶揄を受けがちな曲ですが、どのライヴバージョンをもってしても超えられないスタジオバージョンの高み。個人的にはそのパターンに当てはまる名曲、名演ですね。
 
今回も2つのソースを並列で。SBDとAUDを比べることに意味があるのか?という気もしますが、そこはまぁこんなソースがあるんです、ってことで。良ければ聴いてみて下さい。次回はベックのパートでいく予定です。

Live at Prince Hotel, Karuizawa, Nagano, Japan - 1st June 1986

sound_market_86_20100814005323.jpg rock_karuizawa_20100814005412.jpg

左:『Sound Market '86』Wardour-083 2010
右:『Rock In Karuizawa 1986』 Forever Standard Series FSS 99-004 1999

Disc 1 (73:38)
Santana
01. Opening
02. Primera Invasion
03. Victim Of Circumstance
04. Incident At Neshabur / Mandela
05. Black Magic Woman / Gypsy Queen
06. Oye Como Va
07. Evil Ways
08. Jingo
09. Open Invitation (with Steve Lukather)
10. Songs Of Freedom (with Steve Lukather)
11. Savor (with Steve Lukather)
12. Percussion Solo
13. Soul Sacrifice (with Steve Lukather)
14. By The Pool
15. Europa

16. Right Now

Carlos Santana - guitar
Chester Thompson - keyboards
Orestes Vilat - timbales
Raul Rekow - percussion
Armando Peraza - percussion
Buddy Miles - vocal
Alphonso Johnson - bass
Tom Coster - keyboards
Graham Lear - drums

Disc 2 (60:57)
Jeff Beck
01. Opening
02. Star Cycle
03. Love Will
04. Ambitious
05. Goodbye Pork Pie Hat
06. Stop, Look And Listen
07. The Pump
08. Miami Vice Theme
09. Cause We've Ended as Lovers
10. Escape
11. Blue Wind
12. Gets Us All In The End

Disc 3 (49:29)

1. Encore
2. Wild Thing
3. Freeway Jam (with Steve Lukather)
4. Going Down (with Steve Lukather)

Jeff Beck - guitar
Jan Hammer - keyboards
Simon Phillips - drums
Doug Wimbish - bass
Jimmy Hall - vocal, saxophone

Jeff Beck with Santana & Steve Lukather
5. Super Boogie
6. Hong Kong Blues
7. People Get Ready
8. Johnny B. Goode

Jeff Beck - guitar
Carlos Santana - guitar
Steve Lukather - guitar
Jan Hammer - keyboards
Simon Phillips - drums
Doug Wimbish - bass
Jimmy Hall - vocal
Buddy Miles - vocal
Alphonso Johnson - bass

sound_market_r.jpg
『Sound Market '86』 Wardour-083
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス3CD
限定80セットのみナンバリングステッカー付
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Comment
2010.08.15 Sun 13:55  cinnamon #-
これは、凄いですよね!
音像が凄いです.

私は、今週央に西に行きますよ。という事で今は長野にいます。(笑)
Twitterもご無沙汰気味です。
 / URL / Edit
2010.08.15 Sun 14:23  たどん #AZV5XfxQ
cinnamonさん、こんにちは。

コメントありがとうございます。嬉しいです。長野はいかがですか? 夏休み満喫して下さい。

コレは本当に凄いですよね。やはりあるところにはある、という感じですね。当日現場にいらしたcinnamonさんにとっては最高のメモリアル盤になったのではないでしょうか。

私は予定通り?明日仕事帰りに(出来れば途中で)西入りします。またフロイドTLで盛り上がりましょう(笑)。
 / URL / Edit
こんばんは。お久し振りです。

「どのライヴバージョンをもってしても超えられないスタジオバージョンの高み」・・・アキレスもそうですが、レッドブーツもその好例という気がしますが・・・いかがですか?その逆が蒼き風・・・ライヴワイアーを聴いた時からスタジオバージョン聴けなくなりました。(ドラムスのせいかな?!)

脱線しました。すみません。サンタナバンドにスティーヴルカサーが加わったオープンインヴィテイションはFMでも放送しました。第一夜サンタナバンド、第二夜ジェフベックグループそして第三夜ジョイントステージという構成だったと記憶してます。
ツッコミです(笑) / URL / Edit
2010.08.16 Mon 01:39  たどん #AZV5XfxQ
750ryderさん、こんばんは。お久しぶりです。

ああそうですね。「Led Boots」も全くそうですよね。

ところが「蒼き風」については僕の意見はちょっと違っていて、やはりワイアードを買いに走ったきっかけがFMで聞いたソレだったせいもあるんでしょうが、確かにヤン・ハマーのドラムには批判は多いものの、シンセの音色やノリがそれをカバーして余りあるといった印象です。それとあのミョーにキラキラしたサウンドプロダクションですね。という訳で好きなんですよねぇ、割と。

>サンタナバンドにスティーヴルカサーが加わったオープンインヴィテイションはFMでも放送しました。

訂正フォローありがとうございます。本文中に訂正入れさせてもらいました。ということはサンタナのSBDソースは全てFMで流れたものということになるんでしょうか。

FMではおっしゃる通りの構成を3日間連続で放送したんですよね。
 / URL / Edit
たどんさんは、「蒼き風」でしたか。
曲自体はかっこいいし、キラキラ左右に振られるところやシンセの合いの手等捨てがたいところも多々ありますが・・・。
私がワイアードを買いに走ったきっかけはやはりFMで流れたレッドブーツでした。(番組名思い出せないのですが・・・。)夏の嵐に放り込まれたような気分と言ったらいいか・・・。

B面(LPですね!)のソフィー~プレイウィズミー~ラヴイズグリーンは今でも大好きです。これらも(ラヴイズ~はライヴでやってませんが、多分)、それとダイアモンドダストもスタジオバージョンが最高ですね。ギターが終わってからの延々とストリングスとリズム隊が繰り広げる余韻というか、最後まで弾きまくらない美学というか・・・。よく夜に湾岸道路を車で走りながら流していましたね。

サンタナのオープン~は第三夜の一曲目で取り上げていました。
ワイアード! / URL / Edit
2010.08.16 Mon 10:56  たどん #AZV5XfxQ
750ryderさん、こんにちは。

しばしば音楽雑誌で取り上げられていた3大ギタリスト云々といった記述、どうも普通のギタリストではなさそうだ、『Wired』のジャケット格好良いな、それらがひとつの像を結んだのが電波に乗って流れてきた「蒼き風」を聴いた瞬間だったのだと思います。

でもって購入後初めて聴いた「Led Boots」の衝撃、ですよねやはり。

>B面(LPですね!)のソフィー~プレイウィズミー~ラヴイズグリーンは今でも大好きです。

最高ですね。そして改めて聴き返すまでもなく、いやもうライヴバージョンと比べてどうのというレベルで語るべきじゃないのかも知れません。そんな孤高さと隙のない完成度、というか。それはジョージ・マーティンのプロデュースが功を奏した最高の見本ともいえる「Diamond Dust」も同様ですね。

>サンタナのオープン~は第三夜の一曲目で取り上げていました。

ありがとうございます。放送内容についてはその後beatlegでも確認しました(2009年5月号)。おっしゃる通りルカサーが参加した2曲は3日目の放送だったのですね。
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