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西方徘徊 146:JEFF BECK『CYCLONE Vol.2』 1980年の来日音源集 #4:12月18日 武道館

何となく此処の存在が自身の中で喉に刺さった魚の小骨のように引っ掛かっていてもどかしかったというか。

あの日を境にペースは落ちているものの、相変わらず音源は買って聴いてるし、ライブだって来週は3本も控えてたりするし。

実は何度も書きかけては止めを繰り返しながら(そんな大層なものじゃ無いはずなんですけどね)まだとてもそんな気分にはなれないってのが偽らざる心境だったというか。いや今もそこはあまり変わってないというか。

いうかいうか。

だから今は例えばツイッターのような気軽なコミュニケーションを通してキモチのバランスを取ってみたり、あとささやかながら仕事が前向きの種になってくれているのが救いといえばまぁそうなのかも知れない。

けれど何をするにもどよんとした不安を拭えず、そしてあらゆることに未だ明確な落としどころが見出せない今の危機的な状況は本当にシンドイですね。

もちろん被災地の人たちの想像を絶する過酷さを思えば、非被災者である僕の混乱なんて小さなものだし、少なくとも自分のしたいことはそれなりに出来てるわけだから。

さて。

喉に刺さった小骨といえば、でコレ思い出しました。

CYCLONE_box.jpg

今回は途中で放ったらかしになっていたジェフ・ベック1980年の来日音源集『CYCLONE』から【ROCKUPATION '80 第15弾:JEFF BECK JAPAN TOUR 1980】の最終日、追加公演となった12月18日の武道館音源をお題にまずはきっちりと?〆ときたいと思います。

JB_1980_20110417170753.jpg

とその前に、ロンドン在住のMickさんが先月ブログでジェフ・ベックに関する新しい情報を記事にされていたのでここでも紹介させていただきますね。

ちょうど一ヶ月前の3月17日、ロンドンのラウンドハウスで行われたイメルダ・メイのライブに1曲だけですが客演したベック先生。その時の様子を臨場感たっぷりにレポートされています。もちろん今回も豊富な写真と音源ダウンロードのサービス付。

未見という方はぜひお立ち寄りを。

ライブレポート(速報:Jeff Beck登場):Imelda May @ Roundhouse, London, 17 Mar 2011

そしてまたこんな動画を見つけました。17日と同じシャングリラスの「Remember (Walking In The Sand)」をTV番組内で演奏。



ちなみに↓はこの曲のオリジナルバージョン。  作者はグループのプロデューサーでもあったジョージ・シャドー・モートン。1964年9月26日に全米チャートで5位をマークし、その順位を3週に渡りキープしました。




んではそろそろ本題へ。
まずはこの80年のツアーに関するおまとめ?を再掲。ツアーは8都市で計11公演でした。

12月  4日 東京  日本武道館
12月  5日 大阪  大阪府立体育館
12月  8日 福岡  九電記念体育館
12月  9日 倉敷  倉敷記念会館
12月10日 大阪  フェスティバルホール
12月11日 名古屋 名古屋市公会堂
12月12日 宮城  宮城県民会館
12月14日 札幌  道立産業共進会場
12月16日 横浜  横浜文化体育館
12月17日 東京  日本武道館
12月18日 東京  日本武道館 ※追加公演
  • 1978年12月、スタンリー・クラークとのジャパンツアーを終えたベックは、 ヤン・ハマー、サイモン・フィリップスと共に新作のレコーディングを開始。が、仕上がりに満足出来なかったベックは作業を中断。再度スタンリーを呼び寄せ、6月から7月までヨーロッパをツアー。その終了後にスタンリー以外のメンバー(サイモン・フィリップス、トニー・ハイマス)とレコーディングを再開。 80年に入り、ようやくベースがモ・フォスターに決定し『There And Back』完成(6月リリース)。その後8月よりUSツアーをスタートさせ日本へ。ちなみに『There And Back』はBBA解散後、バンド然としたメンバー構成でアルバムの大部分を制作した久々の作品。(アルバムのアタマ3曲はヤン・ハマー作&演奏、残りの曲のキーボード演奏は全てトニー・ハイマス)
  • 来日公演ではアルバム全8曲中、7曲がセットリストに組み込まれている
  • アルバムラストの曲「The Final Peace」が演奏されたのは11日中5日間のみ
  • タル嬢が流麗なソロを聴かせてくれた一昨年の来日公演もまだ記憶に新しい「哀しみの恋人達」にベース・ソロがインクルードされたのはこの80年のツアーが初
  • 「Goodbye Pork Pie Hat」がワンコーラスのみの演奏で次曲へ繋がるというパターンもこのツアーが初
  • 3日目の福岡公演から「Diamond Dust」の前に2分程のピアノ・ソロが加えられる
  • 11日の名古屋公演を除き最後に演奏された「Going Down」では久々にベックがヴォーカルを取る。”日本でのベック歌い”は73年のBBA来日時の「Black Cat Moan」以来。また、途中ミニ・ギターを弾くというネタも披露
  • 本ツアーでのベック最高の演奏は武道館公演以外にアリ(武道館では結構ミス多め。それに対してサイモン・フィリップスは日々是好調)
そしてこの最終日18日では本編のラストに演奏された「You Never Know」の終盤でギターの弦を緩めてから引きちぎるというパフォーマンスを披露。また、連想するのはやはりアルバム『Truth』でのソレですかね。最後の「Going Down」では冒頭「Greensleeves」をちらり爪弾き。噂?に聞いていたそんな様子を初めて実音として聴けたのが一昨年リリースされた『Budokan 1980 Complete』でしたが、 それが今回の新登場マスターによりますますクリアな音で聴けるようになりました。

この8CDBOXに収められている音源は全て同じテーパーによる録音で、故に日によっての音質のバラツキの少なさが大きなアドバンテージになっています。それに加えこのタイトルがその存在価値を一際高めているのがこの18日の演奏を文句無しの決定版クオリティで収録しているからなんですね。

というわけで今回も既発盤と聴き比べられるようにしてみました。

cyclone_2_s.jpg budokan_80_complete_s.jpg

左:『CYCLONE Vol.2』
右:『Budokan 1980 Complete』 (プレス6CD)

Live at Budokan, Tokyo, Japan - 18th December 1980
Disc 3
01. Opening
02. Star Cycle
03. El Becko

04. Too Much To Lose
05. The Pump
06. Cause We've Ended As Lovers

07. Space Boogie
08. Led Boots

Disc 4
01. Freeway Jam
02. Keyboard Solo
03. Diamond Dust
04. Scatterbrain
05. Drum Solo / Scatterbrain (reprise)
06. Blue Wind
Encore:
07. Goodbye Pork Pie Hat
08. You Never Know

09. Greensleeves Intro.
10. Going Down

Jeff Beck - guitar
Mo Foster - bass
Simon Phillips - drums
Tony Hymas - keyboards

cyclone_2_r.jpg
『CYCLONE』
ステレオ・オーディエンス音源収録 プレス8CD
100セット限定生産・ナンバリング入り

うーん、やっぱり良いですね。ちなみにこの『CYCLONE』という名のボックスセット、100セット限定でリリースされましたが程なく完売。現在では入手し辛い状態になってますが、何せ全ての日が文句無しの決定版クオリティに仕上がっているので、今回取り上げた18日のように既発が極端に少ない日だけでも再発を考えても良いんじゃないですかね。
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Comment
2011.04.18 Mon 19:55  OKASAKAN #9L.cY0cg
たどんさん、こんばんは。

満を持してのブログアップ、ありがとうございます。
今更ながらこのツアーを逃したことが、返す返すも悔やまれます。

詳細は書きませんが、今回の震災、私事色々ありまして、この一月余りとても音楽を聴く気分にはなれませんでした。
これから先も今までの様に、お気楽極楽に音曲を聴く耳が持てないような気がしています。

けれども生きていく限り、何時までも留まるわけにはいかないでしょう。

・・ならば、一体どのCDを皮切りに踏ん切りをつけるのか・・・

自分の場合、それがまさに「EMOTION&COMMOTION」だったのですよ。
震災後、初めて針を落とした(この感覚、たどんさんならお解りかと勝手に思って書いていますが・・・)CDがこれでした!
下手な応援ソングより、このCDが心に響く。
改めていいアルバムだと感じています。

Jeffは今年もご活躍の様子。今年中の来日は儘ならないかもしれませんが、勝手に元気を貰って前向きに行きたいと思っています。

 / URL / Edit
2011.04.19 Tue 01:20  たどん #AZV5XfxQ
OKASAKANさん、こんばんは。

こちらこそ、コメントどうもありがとうございます。

こんな先の見えない辛い時だからこそ、ますます有り難くそして嬉しいです。

あえて何かを求めずとも、気付けばスッと寄り添ってくれる、それもまた音楽の素晴らしさですよね。

今日十代の頃に夢中になったバンドのライブに足を運んできました。会場がビルの地下2階だったのですが、そこに足を踏み入れてまず思ったのが「地震が来たらいやだな」。

待ちに待ったせっかくのライブなのに、そんな不安を拭えぬままやがて演奏はスタート。ところが今思えばある瞬間からそんなもやもやが霧散し、いつの間にか僕は演奏に没頭していました。

音楽はやっぱり素晴らしいです。

『Emotion & Commotion』、決してOKASAKANさんに話を合わせているわけでなく、僕もiPod常駐のこの作品をあの日以来幾度となく聴き返しています。

>下手な応援ソングより、このCDが心に響く。

よくわかります。言葉が上滑りしているような応援ソングは不快でしかありませんが、この作品にはそういった押し付けがましさは無く、むしろ精神の鎮静作用のようなものがある気がします。

>Jeffは今年もご活躍の様子。今年中の来日は儘ならないかもしれませんが、勝手に元気を貰って前向きに行きたいと思っています。

来日コンサート自体かなり減ってしまうのでしょうね。けど大先生ならまだまだ現役バリバリで頑張ってくれる筈。いずれまたナマの姿に触れられる日がきっとやって来ますよ。新譜のリリースも楽しみですね。
 / URL / Edit
2011.04.24 Sun 15:40  ケーン #Jb4xbG8M
たどんさん、こんにちは。
わたし、3月11日、たまたま仕事で
上京中で、初めて経験した
大きな揺れに恐さを覚えました。
でも、その後、報道で見聞きした東北の被災地に
比べれば、なんでもないことでした。

何もできない自分に苛立ちましたが、
少しばかりの募金、前向きに仕事をすること、
できることでわずかでも貢献できれば
と思います。

このBOXセットはホント、良いですね。
繰り返し聴いてます。P店から同ツアーの音源が
リリースされ、そちらも気になるとこですが、
同ツアーは当分、このBOXセットとBFで購入、EV札幌公演の音源で
腹イッパイという感じでいけそうです。

今は届いたばかりのLAYLA箱と虹デラックスエディション2タイトルで
楽しませていただいております。




 / URL / Edit
2011.04.24 Sun 22:29  たどん #AZV5XfxQ
ケーンさん、こんばんは。

そうでしたか、あの日ケーンさんは東京にいらしたのですね。僕も地震であれ程の恐怖を味わったのはあの時が初めてでした。

震源地周辺はさぞ大変なことになっているだろうとは思っていたものの、実際の被害の大きさは僕の想像を、当然なんですが遥かに超えた甚大なもの・・。

>少しばかりの募金、前向きに仕事をすること、
>できることでわずかでも貢献できれば
>と思います。

そうですね。節電を続け、情報の精査を心がけ、前向きに働き、バランスを取るためには息抜きもする。それとですね、個人的には身体を鍛え直したいと思ってるんです。やっぱり体力は大事ですよ、本当に。

>このBOXセットはホント、良いですね。

良いですよね。これと同テーパーによる5日大阪、それとEVの14日札幌があればこのツアーはOKでしょう。

>P店から同ツアーの音源が
>リリースされ、そちらも気になるとこですが、

それって78年のツアーのことではないですか?11月30日の武道館。でしたらすでに予約済みです(笑)。月末リリース予定だそうです。

LAYLA箱は僕も購入しましたよ。GW中のお楽しみネタとして開封せずにとってあります(苦笑)。一方、虹のDEはRISINGのみ購入して、一通り聴き込みを終えたところです。
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神奈川県在住
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誕生星座:山羊座(たまに射手座)
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アタマ冷やせば?とかよく言われます

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